
この記事では、防虫剤の臭いが洗濯しても取れない場合に試していただきたい対処法について、わかりやすくまとめてみました!
防虫剤の臭いは虫が嫌がるだけあってなかなか強烈です。しまって半年くらいの臭いなら割と簡単に落とせますが、何年もしまっておいた場合はちと手強いかと。
こういった一度洗濯したくらいでは落ちないレベルの防虫剤の臭いには、それに見合った対処法があります。
具体的には、数日間の陰干しやスチームアイロン、酸素系漂白剤の力を借りるのも有効ですね!
この他にも効果が期待できる対処法がいくつかあるので、本文で詳しく紹介していきますね♪
防虫剤の臭いが洗濯しても取れないとお困りなら、ぜひ参考にしてみてください(*・∀-)☆
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防虫剤の臭いが洗濯しても取れない時に試したい方法!

できるだけ簡単な方法を紹介しているので、取り入れやすいものから試してみてください♪
もう一回洗濯する
しつこい防虫剤の臭いは一度洗濯したくらいでは落ちない場合もあるでしょう。であれば、もう一回洗濯してみてください。なんなら2~3回しつこく洗濯してみると良いでしょう。
と言うのも、たくさんの方の意見を見ていると、1回では落ちなかったが複数回洗濯したら臭いが落ちたというコメントが多かったんですね。
一見面倒くさいように感じるかもしれませんが、慣れている作業だと思うのでそれほど負担にはならないかと思いますよ!
酸素系漂白剤を使ってみる
もう一回洗濯しても臭いが残ってしまう場合は、酸素系漂白剤の力を借りましょう。酸素系漂白剤は塩素系漂白剤と違い洋服の生地にダメージを与えることなく、臭いや汚れを落とすのに向いています。ブクブクした泡で臭いを浮き上がらせてくれますよ♪
酸素系漂白剤と書くと難しいように感じますが、商品名を見ると「あーあれか」となるかも知れませんね!


酸素系漂白剤は使い方も簡単です!
洋服がしっかりつかるくらいの大きさのバケツに30℃~40℃くらいのお湯を入れて、そこに臭いのついた洋服を入れて30分くらいつけおきしておくだけでOKです。
つけおきが終わったら、あとはいつも通り洗濯機にいれて洗濯すれば完了です!
酸素系漂白剤はいろんな場面で使える優れものなので、まだ使ったことがない人はぜひ試してみてくださいね。
数日間陰干しする
洗濯した後は干すわけですが、洋服についた臭いは風に当てることで徐々に軽減されていきます。お天気の良い日に半日くらい干して乾かすだけでは落ちなかった臭いが、数日間風に当て続けることで解消されることもあります。
どうしても陰干しなのかと言うと、それは洗濯物を紫外線のダメージから守るためです。
日光に当てた方がより脱臭効果がありそうな気がしますが、紫外線というのはなかなかどうして強烈なものなので、長時間当て続けると洋服が変色してしまう可能性があります。
そうならないためにも、乾いた後の陰干しは直射日光が当たらない風通しの良い場所を選ぶようにしてください。
その状態で2~3日も干しておけばある程度効果を感じられるかと思います!
冷蔵庫用の消臭剤(脱臭剤)を使う
ど直球な対処法にはなりますが、冷蔵庫用の消臭剤(脱臭剤)を活用する方法もおすすめです。様々な臭いが混ざり合う冷蔵庫や冷凍庫の臭いを強力に消臭・脱臭できる製品であれば、防虫剤の臭いもなんとかしてくれるかもしれません。


やり方は至ってシンプルです。
密閉できる袋に洋服と脱臭剤を入れて袋の口を塞ぎます。その状態で一晩放置しておけば、臭いが薄くなっている可能性があります!
ただ、この方法は根本的な臭いの解決法ではないので、あまり期待しないようにしましょう。
間違っても香り付きの消臭剤などを使用しないでくださいね。消臭剤の臭いと混ざってカオスな香りになっちゃいますので…。
扇風機&ドライヤーで風を当てる
陰干しして風に当て続ける方法の延長なんですが、扇風機やドライヤーの冷風を当てて臭いを飛ばすという方法もあります。扇風機はともかく、この時ドライヤーの温風を当ててしまうと生地がダメージを受けてしまう場合があるので、必ず冷風モードを使用してくださいね!
消臭剤(脱臭剤)と同じく、この方法では表面の臭いは飛ばせても繊維の奥にまで入り込んでしまった臭いは飛ばせないかもしれません。
洗濯する時間も干し続ける時間もないという場合の応急処置くらいの感じで試してみてください。
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衣類スチーマーを使う
もしあなたが衣類スチーマーをお持ちであれば、迷うことなく使用しましょう。臭いのレベルにもよりますが、ここまで紹介した対処法をすっ飛ばしていきなり臭いを取ることができるかもしれません。
それほど臭いに対して高温の蒸気は効果的なのです!
詳しい使い方の説明は不要だと思うので割愛しますが、洋服から5cm程度はなしてスチームを全体的に当てればOKです。
この時、脱臭効果をアップさせたいからといって、スチームアイロンを洋服に近づけ過ぎないように気をつけましょう。生地がダメージを受けてしまいます。
スチームした後は、そのまま数時間程度干しておきましょう。
うまく行っていれば、消臭剤の臭いが消えている、もしくは劇的に軽減されていることでしょう^^
濡れタオル&普通のアイロンを使う
スチームアイロンをお持ちでない場合でも、普通のアイロンならどこのお家にでもあるかと思います。消臭剤を使っているようなしっかりしたお家ならなおさらですね!衣類スチーマーがなくても、普通のアイロンがあれば水分を含んだタオルと併用することで、簡易的にスチーマーと同じような効果を得ることができます。
やり方は濡れタオルを使う以外はいつもと変わりません。
タオルをぬるま湯につけ、しっかり絞りましょう。
臭いの気になる洋服にそのタオルをのせ、その上からしっかりアイロンを当てればOKです!
むわ~っと上がってくる蒸気と一緒に、消臭剤の臭いも飛んでいってくれることでしょう。
衣類スチーマーを使いたいけど手元にないという場合は、ぜひ試してみてください^^
入浴した後のお風呂場に干す
次は裏技的な対処法なんですが、入浴した後のお風呂場に干すという方法をご紹介しましょう!※ お風呂場に干す場所がない場合は突っ張り棒などを活用しましょう。
この方法は、衣類スチーマーや濡れタオルとアイロンを使った方法の簡易版です。
お風呂に入ったあとのモワモワした蒸気を再利用して消臭剤の臭いを取っちゃいましょうというエコな対処法なんです。
正直、お風呂の広さや使い方によって効果には差が出ると思うので、この方法に過度な期待はできません。扇風機やドライヤーと同じような立ち位置です。
しかし、何もしないよりは全然ましです。
「家にはアイロンがないのよ!」というレアケースに該当する場合は、迷わずお風呂の蒸気を利用しましょう。
蒸気の温度では衣類スチーマーの足元にも及びませんが、蒸気の量では負けていませんので。
お風呂に入ったあと、熱湯シャワーで蒸気を追加して一晩干しておきましょう。
上手く行けば臭いが軽減されているかもしれませんよ!
防虫剤の臭いを予防する方法はこれだけでOK!

ひょっとしたらきれいさっぱり臭いが消えてしまうかもしれませんね!
せっかくなので、対処法のついでに防虫剤の臭いの予防についても軽くまとめておきましょう。
いきなり結論からお伝えすると、次からは無臭タイプの防虫剤を使うというのが最大の予防法となります。
防虫剤の臭いがしなければ、衣類に臭いがつくわけがありませんからね♪
防虫剤の臭いといえば、おばぁちゃんの家のタンスの臭いとかいろいろ言われていますが、あれは実は臭いのあるタイプの防虫剤の臭いなのです。
というのも、昔は臭いのするタイプの防虫剤しかなかったですからね。仕方ありません。
ここからちょっと雑学タイムを。
一番最初に登場した防虫剤が「樟脳(しょうのう)」という成分を使ったもので、クスノキを原料とする防虫剤になります。
その次が石炭を原料とする「ナフタレン(ナフタリン)」という成分を使った防虫剤、そこから科学物質である「パラジクロルベンゼン」を使った防虫剤へと移り変わっていきました。
※ 移り変わってはきましたが、今でも臭いのあるタイプの防虫剤として売られています。
ここまでが臭いのあるタイプの防虫剤ですね。
これらの臭いのあるタイプの成分は揮発性が高いので、たまにタンスや衣装ケースの中の空気を入れかえたりすれば、衣類に臭いが染み付いてしまうようなことはほとんどありません。
なので、こちらのタイプを使いたい場合は、面倒でも1ヶ月~2ヶ月に一度空気を入れかえるようにするのがポイントです。
そして、一番新しく登場したのが「ピレスロイド」という科学物質から作った、今回おすすめしている臭いのしないタイプの防虫剤になります。
製品名で言うと、CMなどで有名な「ムシューダ」などが該当します(´・∀・)ノ゚


ちなみに、無臭タイプだからと言って臭いのあるタイプの防虫剤よりも効果が低いというようなことはありません。正しく使えば同等の効果を発揮してくれますよ!
というわけで、大切な洋服に防虫剤の臭いをつけないようにするには、無臭タイプの防虫剤を使うというのが一番簡単で確実な方法となります。
コストとしては少し高くなってしまいますが、換気や臭いを取る手間を考えれば安いものだとわたしは思います。
もちろんわたしも、ムシューダを使っていますよ~♪
まとめ
以上、防虫剤の臭いが洗濯しても取れない場合の対処法についてお届けしました!一回洗濯しても臭いが取れなかった場合は、
そして、次の衣替えの時は無臭タイプの防虫剤を使うようにしましょう。
これで、防虫剤の臭い対策はバッチリです!
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