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マテ貝の持ち帰り方!砂抜きのコツや保存方法もまとめて解説!

この記事では、マテ貝の持ち帰り方について詳しくお伝えしています^^

あさりやハマグリとは違った見た目で個性を発揮しているマテ貝ですが、潮干狩りで採った後の持ち帰り方が分からないという人も多いようです。

形状が違うだけに、持ち帰り方にも何か特別な工夫が必要なのでしょうか?

結論からお伝えすると、マテ貝の持ち帰り方は他の二枚貝と特に変わりありません。鮮度が落ちないよう「温度」に気をつけながら、クーラーボックスなどに入れておけばOKです^^

ただ、マテ貝は貝殻が少し薄いので、激しくぶつけたりしないといった配慮は必要になります。割れてしまってはせっかくのマテ貝が台無しですからね!

記事本文では、マテ貝の持ち帰り方をお伝えするとともに…

  • マテ貝の下処理の方法
  • マテ貝の保存方法
  • マテ貝の美味しい食べ方
  • などについてもまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(*・∀-)☆

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    マテ貝の持ち帰り方!海水ありとなしの場合を詳しく解説!

    冒頭でも軽く触れた通り、マテ貝をの持ち帰り方のポイントは…

  • 温度管理をする
  • 強い衝撃を与えない
  • の2点となります!

    具体的な方法としては、「海水につけたまま持ち帰る方法」「海水につけずに持ち帰る方法」のふたつがあります。

    どちらの方法をとるにしても、

  • クーラーボックス(発泡スチロールの箱など)
  • 保冷剤(氷)
  • は必要になってくるので、出来るだけ事前に準備しておきましょう!

    移動距離が短い場合は、クーラーボックスの代わりにふたのついたバケツなどに入れても問題ありません。

    どちらが正解というわけでもないので、あなたがやりやすい方を選んでOKです^^

    それぞれ詳しく解説していきますね(´・∀・)ノ゚

    海水につけたまま持ち帰る方法

    海水につけたまま持ち帰る方法のメリットは、多少ながら砂抜きができるという点になります!

    お家の静かな場所で行う砂抜きほど効率良くはいきませんが、それでも帰ってすぐ調理したいという場合には魅力的だと思います^^

    まずはクーラーボックスに海水を入れるわけですが、マテ貝に適した水温の目安は大体「15~20℃前後」と言われています。海水に手を入れて冷たく感じるくらいの温度ですね。

    この温度から低すぎても高すぎてもマテ貝はストレスをためてしまうので、できるだけこの温度帯をキープすることがポイントとなります(特に高い方はダメ)。

    「今まで暮らしていた環境に近い状態」を維持することが大切ということですね。

    なので、先程保冷剤が必要とお伝えしましたが、移動距離がそれほど長くなく、水温の変化が少ないようであれば保冷剤はなくても大丈夫です。

    それ以外の場合は海水と一緒に保冷剤や氷を中に入れて、海水の温度上昇をゆるやかにしてあげてください。氷を使う場合は袋に入れるなどして、溶けた氷が海水に混ざらないように工夫してくださいね!

    海水の準備ができたら、マテ貝を中に入れてあげましょう。もしあればカゴなどを使って底上げできれば、マテ貝が吐いた砂を再度飲みこむのを防止できますよ。

    この方法で気を付けておきたい点としては、あまり長い時間このままの状態では置いておけないということです。

    と言うのも、マテ貝は「海水の汚れ」「酸欠状態」に弱いのです。見た目よりも繊細な貝なのです。

    時間が経てば経つほど海水は汚れ、酸素も少なくなっていくので、マテ貝は次第に弱ってしまいます。そんな状態では鮮度も何もありません。

    どれくらいなら大丈夫!というのは状況にもよるのでなかなか線引きできませんが、できるだけ早く新しい海水(もしくは海水に近い塩水)に移し替えるという意識は持っておいてくださいね!

    あと、衝撃にもあまり強くありませんので、車の運転はできるだけ安全運転でお願いします^^

    海水に入れない場合の持ち帰り方

    マテ貝を海水に入れずに持って帰る方法のメリットは、何と言ってもお手軽なところでしょうか♪

    先程長々と説明した海水の温度管理なども必要ありませんし、クーラーボックスが海水で重くなる心配もいりません。

    なので、少しでも砂抜きを進めたいと思っていない人はこちらの持ち帰り方の方がおすすめかもしれませんね!

    ただ、海水がない分別の注意点が出てくるので、ここではそのあたりを中心に説明していきますね。

    まず、そのままクーラーボックスに入れておくと乾燥してしまいます。なので、「濡れた新聞紙」でマテ貝をくるんであげる必要があります。

    この新聞紙でくるむという作業には、マテ貝が保冷剤などに直接当たって冷えすぎないようにするという意味もあるので、面倒でも必ず行ってくださいね!

    あと、海水のクッションがないので、車からの衝撃がダイレクトにマテ貝に伝わります。

    車が大きく上下に揺れたりすると、その衝撃で貝殻が割れてしまう可能性も十分あるので、海水を入れて持ち帰る時よりもさらに丁寧な運転を心がけましょう!

    最後に、クーラーボックスに入れる場合は、まず保冷剤を下に入れてからマテ貝を入れるようにしてください(横でもOKです)。

    マテ貝の上に保冷剤をのせると重みが加わって、やはり上下に揺れた際にマテ貝にダメージを与える可能性があるからです!

    このようにお手軽といえばお手軽なんですが、その分別のところで気を使わなければならないというのがこの持ち帰り方のネックです。

    なので、どちらが正解というわけでもなく、あなたが楽だと感じる方を選べばOKということになるんですよね^^;

    あ、忘れてました!

    クーラーボックスに海水を入れる入れないは別として、砂抜き用の海水をペットボトルに入れて持って帰ると塩水を作る手間が省けて便利ですよ(´・∀・)ノ゚

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    マテ貝の下処理方法!家に帰ってからする順に解説!

    せっかくなので、マテ貝を持って帰ってお家についた後の処理についても簡単にまとめておきますね!

    状態を確認

    まずは移動中にダメになってしまったマテ貝がいないかをチェックしておきましょう。

    クーラーボックスの中でくつろいでいるマテ貝は貝殻から身が出ている場合も多いので、ちょっと指でつついて動けば問題ないと判断してOKです。

    もし身が出ているにもかかわらず、つついても全く反応しない場合は残念ながらダメになっている可能性が高いので、この時点で取り除いておいてください。

    マテ貝に限らず、ダメになった貝はどんどん臭いもきつくなり、周りにまで悪い影響を与えるので「放置するのはNG」と覚えておきましょう!

    砂抜きをする

    あさりなどと同様にマテ貝も砂抜きをした方が美味しく食べることができます!

    砂抜きのやり方も他の貝と特に違いはなく、塩分濃度3%の塩水に5~6時間くらい置いておけばOKです。

    3%の塩水は、500mlのペットボトルお水を入れて、そこに大さじ1の塩を入れると作れますよ。

    もしペットボトルに海水を入れて持って帰ってきた場合は、その海水を使いましょう。それが一番自然な環境を再現できますので^^

    ボウルなどに塩水とマテ貝を入れたら上から「アルミホイル」などを被せて暗くしておくと、砂抜きの精度が上がります。

    あと、冷蔵庫に入れるという人も多いようですが、室温が高くないのであれば常温で問題ありません

    あまり温度の低い場所で砂抜きをすると、マテ貝の動きが鈍って砂を吐かない場合がありますのでご注意ください!

    流水で軽く洗う

    砂抜きが終わったら、仕上げに塩抜きもかねてマテ貝を流水でささっと洗い流しましょう。塩抜きと言ってもお水につけておく必要はなく、軽く洗う程度でOKです。

    貝殻の隙間に砂が残っている場合があるので、この時にしっかり落としてくださいね!

    長時間洗っているとマテ貝が弱ってくるので、ここは「短時間で手際よく終わらせる」のがポイントです。

    これでマテ貝の下処理は完了です(´・∀・)ノ゚

    調理する or 保存する

    ここまでできていれば、後は調理して美味しくいただくか、茹でた状態で冷凍保存するかの二択です。

    冷蔵庫保存もできなくはないですが、あまり長くは持たないのでさっと「茹でて冷凍保存する」ことをおすすめします!

    お水と料理酒を1:1で合わせて沸騰させ、マテ貝を入れて2~3分くらいが頃合いかと思います。

    茹で上がった後は粗熱を取り、貝殻から身をはずしてフリーザーバッグなどに密封しておけばOKです。

    この状態で、約1ヶ月くらいは美味しさキープしてまま保存することが可能です♪

    まとめ

    以上、マテ貝の持ち帰り方、下処理の方法などについてお届けしました!

    潮干狩りで採ったマテ貝は、クーラーボックスに海水を入れて持ち帰る方法、もしくは海水を入れずに濡らした新聞紙に包んで持ち帰る方法があります。

    どちらも一長一短ありますので、あなたの好きな方を選んで持って帰りましょう!

    ただし、マテ貝は見た目に反してかなり繊細なので長時間の移動には不向きです。

    ストレスで弱ってしまったり、車の衝撃で貝殻が割れてしまうこともあるので、できるだけ短時間でスムーズな移動を心がけましょう^^

    クーラーボックスの中の温度が上がってしまうのが一番ダメなので、保冷剤や氷を活用して上手に温度管理してあげてくださいね!

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