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庭のふきは食べられる!いつまで食べられるかや食べ方も紹介!

この記事では、庭のふきは食べられるのかどうかについてお伝えしています^^

春の山菜として、なじみの深い「ふき」

春先になるとスーパーで見かけるだけでなく、道端や庭に自生しているふきを見かけることも多くなります。

この時期わたしが毎年疑問に思うのが、庭のふきは食べられるのかどうか。

庭のふきって、売ってるものよりも細い気がするし、赤くなってるものもあるし、なんだか売られているふきとちょっと違うみたいな気がする…なんて思ったり。

そこで、今回わたしがじっくり調べてみました(´・∀・)ノ゚

わたしと同じように、不安に感じる人もいるかもしれませんが、安心してください。

結論からお伝えすると、庭のふきは食べられます!

食べられるどころか、ひとによっては「庭のふきの方が好き」という意見が出るほど、美味しく食べることが可能なんですよ♪

ただし、「収穫時期」には注意が必要です。

ふきは旬を過ぎた夏場になると、茎や葉がかたくなり、虫がついたりするので収穫には適さないと言われています。

今回は、庭に生えているふきについてくわしく解説するとともに、ふきに似ている植物やおすすめレシピなどをお伝えしていきますね♪

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庭のふきは食べられる!実際に食べている人の意見も調査!

ふきはキク科フキ属の山菜で、数少ない日本原産の野菜です。

ふきの品種は自生しているもの・栽培ものを合わせて200種類以上あり、そのほとんどすべてがアク抜きすれば食べられると言われています。

つまり、アク抜きをしっかりすれば、問題なく庭のふきも食べられるということになりますね。

ふきの品種の多さには驚きますが、現在日本で食べられているのは主に「愛知早生ふき」「山ふき(野ぶき)」「秋田ふき」「ラワンぶき」など数種です。

土地によって食べられている種類は様々ですが、このうちの「山ふき(野ぶき)」が庭のふきに多く見られる品種になります。

山ふきの特徴は、全体的に淡い緑色を帯び、茎は細く、根元が赤いものが多いこと。茎の食感はかためで、苦みやエグみが強く、アクが強いことも特徴の一つです。

でもその分、シャキシャキ感を味わえますし、山菜独特の風味が際立って、とっても美味しいんですよ。

庭のふきは、ふき自体の味を生かして薄めの味付けで煮たり炒めたり、また炊き込みご飯などがおすすめです。

庭のふきのおすすめレシピについては後ほどお伝えしますので、ご安心を♪

ちなみに市販のふきの7割は、先ほどお伝えした中の「愛知早生ふき」という品種で、茎が太めでやわらかく、苦みやアクが少なく食べやすいのが特徴です。

愛知早生ふきは栽培品種ですが、庭のふきとして育てている家庭も少なくありません。

ふきはふきのとうが咲いた後、タンポポの綿毛のように種を飛ばすので偶然生えてくる場合もありますし、収穫目的で植えている場合などもあるようです。

さて、話を戻して、庭のふきを食べるときの注意点は、とにかくしっかりと下処理(アク抜き)をすること。

市販のものと違って、庭のふきはかたく、アクが強いのが特徴です。

また根元が赤いものはそれだけポリフェノールなどの苦みやエグみのもととなる成分が含まれている可能性が高いということでもあるようです。

ですので、塩を入れたお湯で長めに茹で、水にさらす時間もなるべく多くとるようにしましょう。

収穫時期が遅くなればなるほどかたく筋張ってきますので、ふきの様子をみて、茹で時間などを調整するといいかもしれませんね。

収穫する時の注意点としては、二つあります。

一つは、「地中に埋まっている根や茎は採らない」こと。

ふきには天然毒があり、その毒性のある成分は地中の茎や根に集中しています。

この毒成分は、肝臓に影響を及ぼす可能性が指摘されています。

根に近くなるほど、毒成分の強さは増していくので、きちんと地上に頭を出している部分を収穫するようにしましょう。

わたしたちが食べる葉や茎(葉柄と言われる部分)にも天然毒は含まれていますが、きちんとあく抜きすれば問題なく食べられますので、安心してくださいね。

注意点二つ目は、「そのふきが庭のどこに生えているか」を見ること。

生活排水が流れ出る近くや車の排気ガスが多く当たる場所のものは、身体にどんな影響があるかわかりませんから、採らない方が無難かもしれません。

できれば、庭の日当たりのいい場所や綺麗な水場の近くに生えているものを採るようにしましょう。

庭のふきが食べられると知っていれば、節約にもなりますし、新鮮なものが食べられるし、なにより自分で採って食べる楽しみが増えますよね。

ネットを見てみると意外に庭のふきを食べているひとが多かったので嬉しくなりました^^

どの方からも、庭のふきを楽しく美味しく食べている様子が伝わってきますね♪

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庭のふきはいつまで食べられる?夏場は注意が必要かも!

庭のふきが食べられることはわかったけれど、旬がいつなのか気になるところですよね。

それに、庭のふきはいつまで食べられるのか疑問に思う人も多いと思います。

まず、自生しているふきの旬は基本的に「3月~5月」です。

市販のふきは夏を除いたほぼすべての季節で流通していますが、やはり美味しいのは春先から初夏にかけて。

この時期のふきは自生しているものでも、緑鮮やかでやわらかく、アクも少なめなので食べやすいと言えるでしょう。

では、ふきはいつまで食べられるかについてですが、ズバリ梅雨時期の6月頃が目安。

ふきは成長するにつれ、また、季節を追うごとにかたくなり、筋も目立ってくる傾向にあります。

それに、夏場になるとふきの葉や茎に虫がついてしまう恐れがあるんです。

ふきの葉はアブラムシやヨトウムシに好まれますし、茎は俗に言う芯食い虫なる蛾の幼虫などが入り込んで食い荒らされる傾向にあるようです。

収穫してみたら茎の真ん中が虫食いだらけなんてことも…。

きちんと害虫の駆除をしたうえで収穫している人もいるようですが、そうでない場合は夏前に収穫して食べてしまった方がいいかもしれませんね。

ところで庭のふきに関連した植物に「つわぶき(石蕗)」があります。

このつわぶき、ふきとそっくりな見た目で、家庭の庭に植えられているのをよく見かけます。

そっくりとはいえ違いはちゃんとあって、ふきの葉が淡い緑色でざらざらしているのに対して、つわぶきの葉は濃い緑色で光沢を帯びています。

ふきは春にふきのとうを出しますが、つわぶきはふきのとうはなく、秋に黄色い花を咲かせます。

このように、わかりやすい違いのあるつわぶきですが、実はこのつわぶきもふきと同じキク科の植物で、アク抜きをすれば食べられるんですよ。

茎がしっかりしていて、アクも強めなので、下処理をしたうえで、佃煮や煮物にするとつわぶきの風味をしっかりと味わうことができます。

かたさは多少ありますが、ふきと比べて筋っぽさがないので、食べやすいのが特徴です♪

さらにお伝えしちゃいますと、同じキク科の植物の「オタカラコウ」「メタカラコウ」も食べられます。

ふきに似た葉柄を持ち、つわぶきの花によく似た黄色い花を咲かせる多年草で、北海道と沖縄を除く日本の山地の水辺に育ちます。

葉や茎には独特のにおいがあり、花の咲き方にも特徴がある植物ですが、こちらもアク抜きをしたうえで問題なく食べられるそうです。

ただ、ある意味高山植物ともいえるので、普段はわたし達が遭遇することは少ないかもしれませんね^_^;

ちょっと話が横に反れましたが、庭のふきは夏前までの収穫を心がけると、美味しく食べられる機会が増えることをぜひ覚えておいてくださいね♪

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庭のふきの美味しい食べ方!わたしのおすすめを紹介!

さて、ではここからは、庭のふきのおすすめレシピをお伝えしていきますね!

(このレシピの庭のふきはすべてアク抜き済みのものを調理します。)

ふきの炒め煮

シンプルにお砂糖と醤油で炒め煮すると、ふきの味が際立って美味しいですよ。

庭のふきを適度な長さにそろえてカットし、先にお砂糖を入れて炒めてから、お醤油を入れて煮含めます。

葉っぱも刻んで入れるとさらに山菜の風味が味わえますよ♪

ふきの炊き込みご飯

庭のふきを刻んでご飯と炊き込むだけ。

研いだ米を塩だけで調味し、いつもの水加減にしたところへ、ふきを投入してスイッチオン。

炊きあがりの香りが食欲をそそりますし、ふきの野性味あふれる味がご飯に沁みて美味しいですよ~(●´艸`)

牛肉とふきのオイスター炒め

ふきを牛肉と炒めて、オイスターソースで味付けしたオツな一品。

オイスターソースの濃いめの味が、ふきの苦みを抑えてくれて、甘みすら感じる味わいです。

ふきに味がしみこむよう、しっかりと炒め煮するのがコツです!

ふきのきんぴら

ごぼうのかわりに庭のふきを使ったきんぴら。

庭のふきを適当な長さにカットし、にんじんは幅広に千切りにします。

あとは通常のきんぴらと同じように砂糖と醤油で炒め煮していくだけ。

仕上げにゴマをパラッと散らすと香ばしさがアップします♪

ふきとさつま揚げの煮物

短冊切りにしたさつま揚げと、庭のふきを砂糖と醤油で煮含めた、どこか懐かしい味の一品。

砂糖を多めに入れると、子供も食べやすい味になりますよ。

仕上げに一味を入れれば、お酒のあてにピッタリのメニューに早変わり。

味付けを変えるだけで、全く違う味になるところもふきの長所かもしれませんね^^

まとめ

今回は誰もが抱く素朴な疑問、「庭のふきは食べられるのか」についてお伝えしてきました。

結論としては、アク抜きすれば問題なく食べられるということがわかりました^^

ただし、収穫時期には注意が必要です。

茎や葉がかたくなったり、虫がついたりするため、夏前までには収穫した方がいいというところが大事なポイントですね。

ふきの鮮度が落ちるスピードはとても速いと言われています。

だからこそ、採ったらそのまま台所へ直行して料理できる庭のふきは、言わばとても貴重な山菜と言えるのではないでしょうか。

庭のふきは、細いし、ちょっとかためだし、アクも強いかもしれません。

でも、新鮮なものを自分で採って、安心して口に入れられるということは、実はとても幸せなことだとわたしは思うのです。

今日お伝えしたお話を、あなたの幸せな体験のキッカケにしてもらえたら嬉しいです^^

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