この記事では、黒豆を食べ過ぎるとどうなる可能性があるのかについてお伝えしています^^
甘くて美味しい黒豆ですが、その小さな粒の中には様々な栄養素が詰まっているので、食べ過ぎると栄養成分の過剰摂取になってしまう可能性があります。
一度や二度食べ過ぎてしまってもすぐどうこうなるようなものでもありませんが、長期間にわたって食べ過ぎ状態を続けていると思いもよらないデメリットが現れてくるかもしれません。
例えば…
などの症状が出てくる可能性があります(´Д`。)
記事本文では、黒豆を食べ過ぎるとどうなる可能性があるのかについてさらに詳しく解説するとともに、黒豆の摂取目安量などについてもまとめてみました。
ついつい黒豆を食べ過ぎてしまう…という人は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね(*・∀-)☆
黒豆を食べ過ぎるとどうなるの?デメリットについて解説!
冒頭でも軽く触れた通り、長期間にわたり黒豆を食べ過ぎる状態が続いてしまうと、ホルモンバランスが崩れたり、お腹がゆるくなったり、体重が増えてしまう可能性があります。
繰り返しになりますが、お正月などに数回食べ過ぎてしまった程度のことであれば、それほど問題はありません。
そりゃ100粒とか一気に食べてしまうと下痢になるかもしれませんが…、まずそんな人はいないでしょう。
冗談はさておき、黒豆を食べ過ぎるとどうしてそんな現象になってしまうのか、そのあたりについて簡単に解説していきたいと思います^^
ホルモンバランスが崩れる
これは黒豆に含まれる「大豆イソフラボン」が原因で起こるデメリットです。
大豆イソフラボンは適量を摂取している分にはホルモンバランスを整えたり、肌がキレイになったりとメリットが大きいのですが、大量に摂取し続けると逆にホルモンバランスが崩れてくるんだそうです。
ホルモンバランスの崩れは体調不良の原因としてはかなり上位に食い込む理由ですので、これはなかなか注意が必要です。
さらに驚いたことに、男性が大豆イソフラボンを摂りすぎるとお胸が大きくなることもあるそうですヽ(゚Д゚*)ノ
おそるべし、大豆イソフラボン…。
お腹がゆるくなる~下痢になる
ホルモンバランスの崩れよりも、どちらかと言うとこっちの方が身近なデメリットと言えるかもしれませんね。
黒豆を食べてお腹がゆるくなる原因としては、「大豆サポニン」と「食物繊維」が考えられるかと思います。
まずあまり聞き慣れないサポニンですが、植物の根っこや葉っぱ、茎に広く含まれている物質で、苦みの元となる成分です。
大豆サポニンにもイソフラボン同様、適量であれば抗酸化作用など大きなメリットを受けられるのですが、やはり度を超えて摂取するとマイナス面が顔を出すのです。
どういう理屈なのかはよくわかりませんでしたが、とにかく過剰摂取するとお腹がゆるくなる(ひどい場合は下痢)ことだけはわかりました。
そして、わたしたちにとっても身近な食物繊維。適量であればお通じを良くするというメリットを持っていますが、摂りすぎるとお通じが良くなり過ぎてお腹を下すというデメリットに変化します。
何にせよ、これらの成分そのものに問題があるのではなく、度を超えて摂取するのがダメだということですね!
体重が増えるかも…
黒豆は100gあたり約415kcalと思っている以上にカロリーがあったりします。
さらに、黒豆はお砂糖を大量に使って甘く煮ることが多いので、カロリーだけでなく糖質量もなかなかのものになります。
それらを加減なく毎日のように大量に食べていれば、そりゃ体重が増えることもあるでしょう。
黒豆以外にもおかずやご飯なども食べるわけですから、当然カロリー(糖質)オーバーになってしまいます。
あのつやつやの黒豆の煮物はほんっとに美味しいので、あとひとつ、あとひとつと思いながら気づけば数十粒食べてしまうなんてことはザラですが、食べ過ぎには注意が必要ですね!
黒豆は一日何粒くらいなら大丈夫?栄養素から計算してみた結果…
ここからは、黒豆は一日に何粒くらいなら問題ないのか?という素朴な疑問に目を向けてみましょう。
今回いろいろと調べてみたんですが、結論からお伝えすると、残念ながら一日に何粒くらいならOK!という基準を見つけることはできませんでした。
先にお伝えしたデメリットについても、どれくらいの量をどのくらいの期間食べ続けると起こるかもしれないといった数値的なデータがないんですよね。
あくまでも、「たくさん食べ続けると起こる可能性がありますよ」というどことなくふわっとした情報でしかないんです。
それでも考えるのであれば、大豆イソフラボンやサポニンの含有量の摂取限度量などから割り出すと言う方法もあるのですが、どれを基準にして良いのか判断が難しいのです。
例えば、大豆イソフラボンの一日の摂取限度量は、成人男性で「約70~75mg」くらいですが、これを黒豆で換算すると、100粒くらい食べられることになります。
※ 丹波の黒豆煮のイソフラボン含有量は30gで約11g。この数値で計算すると黒豆210gで77gのイソフラボン量に達することになります。黒豆煮一粒を約2gと考えると、約105粒となりますね!
実際の食事では黒豆以外からもイソフラボンを摂取することは十分考えられるので、半分くらいとしても50粒も食べられる計算です。
馬鹿らしいとは思いつつあえて計算してみましたが、このように栄養素の摂取目安から考えるのはちょっとズレているんですね。
サポニンで計算しても、食物繊維で計算してもおそらく同じようなものだと思います。
なので、もし黒豆は一日に何粒までなら大丈夫なのかが気になった場合は、「小鉢に半分くらい」を目安にしてみてはいかがでしょうか。
それなら10粒、多くても20粒くらいのものでしょう。それなら食べ過ぎになる心配はありませんので^^
まとめ
以上、黒豆を食べ過ぎるとどうなるかや一日の摂取目安量などについてお届けしました!
黒豆は長期間食べ過ぎ状態を続けていると…
などのデメリットが現れてくる可能性があります。
繰り返しになりますが、一度や二度食べすぎたからと言って出てくるような症状ではありませんので、あまり神経質に考える必要はありません。
また、黒豆については一日に何粒までならOKという基準はありません。
小鉢に半分くらいであれば食べ過ぎになることもないので、一度に食べる量としてはそれくらいを目安にしてみてください。
当たり前過ぎるかもしれませんが、それが一番頼りになる目安だとわたしは計算してみて強く思いました。100粒て…。
黒豆は甘くて美味し過ぎるので無意識的に食べ続けてしまいがちですが、食べ過ぎないように強い意思を持って食べ始めましょう!