この記事では、揚げ物油を鍋に入れたまま保存するのはどうなのか?という問題について、わかりやすくまとめてみました!
結論からお伝えすると、揚げ物油を鍋に入れたままにするのはダメダメな保存方法です!
なぜなら、鍋に入れたままだと空気に触れまくりなので、油がすぐに酸化してしまうからです。
それ以外にも、ホコリや異物が鍋に入りこむ可能性もあるので、鍋に入れたままにしておくのは衛生的にも全くおすすめできません。
オイルポットのような油の保存に適した保存容器を準備することをおすすめします!
記事後半では、揚げ油の正しい保存方法やおすすめのオイルポットなども紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね(*・∀-)☆
揚げ物油を鍋に入れたまま保存するのはダメ!
とっても大切なことなので、もう一度書いておきましょう。
使用済みの揚げ物油を鍋に入れたままにしておくと、空気に触れてどんどん酸化してしまいます。
未使用の油ならまだしも、一度火を入れた油は劣化するスピードが早くなっています。調理した食材からもいろんな成分が出ているので、使用済み油は見た目以上に汚れているのです!
また、ホコリが入ったり嫌~な虫が寄ってくることも十分考えられます。あー、おそろしい。
中には油が酸化したから何なんだ!?と思う方もおられるかもしれませんが、油が酸化して良いことなど何ひとつありません。
酸化した油独特の嫌な臭いもしますし、ベタ~っとしますし、次に使った時に揚げ物が絶妙に不味くなります。
そして、何より体に悪いのが一番いけません。
酸化した食品を食べると、わたしたちの体が酸化してしまうと言われています。
この手の話を掘り下げると記事が長くなってしまうので割愛しますが、とにかく体の不調を招く原因になってしまう可能性があるということだけは覚えておいてください!
揚げ物油の正しい保存方法!とりあえずオイルポット!
わたしの考える使用済み揚げ物油の保存方法のポイントは以下の3つです。
② オイルポットを使う
③ 2度使ったら処分する
順番に詳しくみていきましょう!
不純物を取り除く
一度でも使った油の中には様々な不純物が混ざっています。
例えば…
など目に見えるもの、見えにくいものが渾然一体となっている状態です!
そして、このカオス状態は油の劣化するスピードを格段にアップさせてしまいます。これはいけません。
なので、まずは目の細かい網などを使って油の中の不純物を取り除いてあげましょう。これがあなたがすべき最初の行動となります。
しかし、まだ終わりません。
目に見える不純物を取り除いても、よく見ると油の中にはススのような細かい汚れがふよふよしていることに気がつくかと思います。これも取り除かなくてはなりません。
この粒子のような不純物を取り除くには、コーヒーフィルターのようなものが必要です。ない場合はキッチンペーパーなどでも代用できます。
まだ少し温かいサラッとした油をこれらのアイテムで濾し取ることで、ようやく保存容器に入れて保存することができるようになるのです!
オイルポットを使う
ここまで読んで、あなたはこう思いませんでしたか?
「面倒くさっ!!」
でしょう、わたしもそう思います。
だからこそ、オイルポットを使うのです。
というのも、最近のオイルポットには油の不純物を取り除くメッシュや濾過フィルターがついているものがあるのです。
しかも濾過フィルターは使い捨てなので、使ったらポイッと処分することができます♪
こんなのです!
はい、あのダスキンさんが販売しているオイルポットでございます。モップだけじゃないんです!
本体はステンレス製なので油の影響を受けにくいですし、ホーローのように落としたからといって割れてしまうようなこともありません。
また、このオイルポットは濾過するための内ポットが大きいので、一度にたくさんの油をキレイにすることができます。少しずつ何度も油を注ぐ必要がありません。時短ですよ、時短。
もちろん交換用の濾過フィルターだけを追加で購入することもできます。
このオイルポットの存在を知ったからには、もう揚げ物油を鍋に入れたままにしておこうなどとは思わないでしょ^^
2度使ったら処分する
これは保存のポイントではなくわたしからの提案なんですが…。
保存した油をもう一回使ったら、次はそのまま処分してはいかがでしょうか。
一般的には、3回くらいは繰り返し使える的な感じで書いてある場合が多いんですが、わたしはどうしてもあなたの体への負担が気にかかります。
濾過してキレイになっているとは言え、やはり加熱する度に油は劣化していくものです。濾過しきれない成分もあることでしょう。
それを長期間保存して、また加熱して食べるというのは…、どう考えても健康に良いとは思えないのです。
なので、一度くらい再利用するのは良いと思いますが、それを何度も繰り返すのはあまりおすすめできません。
余計なお世話かもしれませんが、ちょっと臭いが気になるなー…とか思った場合は、もったいないですが処分する方が良いとわたしは思います。
ダメになった揚げ物油の見分け方について
最後に、もうすでにダメになっているであろう揚げ物油の見分け方について補足しておきます!
これらのような特徴を持つ油は濾過しようがどうしようもありません。
次に使っても臭くて不味い揚げ物が完成するだけです。運が悪いと、お腹こわしちゃうかもしれません。
なので、それが一度目の油だったとしても、もったいないと思わずに処分するようにしましょう!
まとめ
以上、揚げ物油を鍋に入れたまま保存することについてお届けしました!
しつこいですが、揚げ物油を鍋に入れたまま保存するのは愚の骨頂です(言い過ぎか)。
油がどんどん酸化して、臭く、不味く、健康に悪い液体となってしまいます。
本心を言えば、使用済み油は再利用せずに毎回新しい油を使ってほしいのですが、コスパを考えるとなかなかそういうわけにもいかないかもしれません。
そんな時は、ちょっとリッチなオイルポットを使って、できるだけ劣化させない状態で保存するようにしましょう。できるだけ早く使ってくださいね!
それから、変に個性の強くなった油は再利用せずに処分するようにしましょう。
そんな油は百害あって一理なしです!
というわけで、揚げ物油の保存には、ダスキンの「油っくりんナイス」がおすすめです!
それにしても、このネーミングセンスがまたナイスですねぇ(●´艸`)