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鶏肉がレンジで爆発!?火を通す時の注意点や調理のコツを解説!

この記事では、鶏肉がレンジで爆発する理由や対処法などについてお伝えしています^^

鶏肉、特に胸肉やささみはレンジで加熱するレシピが多く存在しますが、何も考えず適当に加熱してしまうと、途中で「ボンッ!」と大きな音を立てて爆発することがあります。

これは鶏肉の表面にある薄い膜が鶏肉から出る水蒸気で破れた時の音なんですが、音だけでなく鶏肉の身まで巻きこんで盛大に弾け飛んでしまいます。

こうなると鶏肉は美味しくないわ、レンジの中は汚れるわで良いことがひとつもありません。

こうならないための対処法はいくつかあるのですが、一番簡単なのは「加熱する前に鶏肉にたくさん穴をあけておくこと」です。

ちょっとしたことですが、これだけで鶏肉がレンジで爆発する可能性を下げることができます!

記事本文では、穴をあける以外の対処法についても解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆

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鶏肉がレンジで爆発する理由は?対処法もまとめてチェック!

冒頭でも軽くお伝えしましたが、鶏肉がレンジで爆発するのは、「身の表面にある薄い膜」が原因です。

まず、電子レンジで温められた鶏肉の水分は水蒸気になります。当然その水蒸気は外に出ようとするわけですが、薄い膜のせいで外に出ていくことができません。

つまり、水蒸気は身と薄皮の間に閉じ込められて身動きがとれなくなり、風船がどんどん膨らんでいくような状態になります。

そして、薄い膜が水蒸気を抑え込める限界をこえた時点で「ボンッ!」と勢い良く爆発してしまうという流れになります。

電子レンジでの加熱が危険と言われているソーセージや卵も同じ理由ですね。どちらも薄い膜に覆われているので水蒸気の逃げ場がないわけです。

しかし、ちゃんと原因がわかっていればこの現象に対処することは難しくありません。

要するに…

① 水蒸気の逃げ道を作る
② 爆発しない程度に加熱する

のどちらかからアプローチすれば良いわけです(´・∀・)ノ゚

まず①の「水蒸気の逃げ道を作る」ですが、最もお手軽なのが先程お伝えした鶏肉に穴をあけるというやり方です。

爪楊枝やフォークなどを使って、全体的にプスプスさして穴をあけておきましょう。こうすることで穴から水蒸気が出ていき、爆発することも少なくなります!

ただし、この方法で100%爆発を防げるわけではありません。運悪く穴のあいていないあたりが膨らんでしまうこともあるからです。

なので、さらに爆発のリスクを下げたい場合は、鶏むね肉でもささみでも、薄膜そのものをしっかり取り除いてあげるのがおすすめです。

何だか面倒なイメージがありますが、実際やってみるとそんなことはなく、お肉の端っこからぴーっときれいに剥がすことができるので、ぜひ一度試してみてください。

さらに言えば、鶏肉をそのままレンジに入れるのではなく、一口サイズにカットしてから加熱することでさらに安全性が高まります。

ここまでくればもう水蒸気は逃げ道だらけですので、鶏肉がレンジで爆発する心配はほとんどないと思ってもらってOKです^^

また、ささみの場合はこの膜をそもそも取り除いている「筋膜なしささみ」という商品がAmazonフレッシュで販売されているようなので、頻繁にささみを食べるという人はそういった商品を利用してみるのもアリでしょう!


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次に②の「爆発しない程度に加熱する」についてですが、これは電子レンジの使い方に注意しましょうというお話です。

電子レンジでの加熱は様子を見ながら行うのが基本です。忙しいからと言って適当に加熱してはいけません。

気が付かないうちに鶏肉の温度が急激に上がって爆発してしまうことにつながります!

まずはあなたが使っているレンジのワット数を確認し、出力に合わせた加熱時間を設定しましょう。心配だからと言って勝手に加熱時間を伸ばしてはいけません。

追加で加熱する場合も10秒単位で少しずつ加熱すれば、急激に温度が上がってしまう心配もありません^^

また、機種によっては「鶏肉用の運転モード(オートモードなど)」が搭載されていることがあるので、そういったモードがある場合は迷わず使うようにしましょう。鶏肉に合わせて出力を下げて加熱してくれるので安心です。

あと付け加えるとすれば、ラップの仕方にも少し注意が必要です。

鶏肉を入れた容器にピッタリラップをしてしまうと、これまた水蒸気の逃げ道がなくなってしまいますし、温度が急激に上がる原因にもなってしまいます。

鶏肉をレンジで加熱する場合は、必ずラップをふんわりかけて少し隙間があいているくらいの状態で加熱するようにしてください。

はい、ざざーっと解説してきましたが、大体こんなところです。

わたしが言うのもなんですが、大したことは書いていません。どれも基本的なことばかりなので、難しい部分はなかったかと思います。

要するに、原因や爆発するメカニズムを知っているかどうかだけの問題なので、次からは安心して鶏肉をレンジ加熱しちゃってください♪

あ、伝え忘れていましたが、万が一鶏肉をレンジで爆発させてしまった場合は、とにかくすぐに庫内を掃除するようにしましょう

とりあえず鶏肉は一旦取り出して、すぐに拭き掃除を始めるのがポイントです!

薄めた中性洗剤を使っても良いですが、爆発後すぐなら濡れふきんだけでも十分キレイになります(アルコールはした方が衛生的には◎でしょう)。

爆発から時間がたってしまうと、水分の少なくなったカピカピの鶏肉がこびりついてしまったり、飛び散った水分がへばりついて取れにくくなってしまうので放置は厳禁。

「鉄は熱いうちに打て」じゃないですけど、汚れは冷めきる前にお掃除する方が断然楽に落とすことができますよ^^

鶏肉にレンジで火を通す手順を解説!丁寧にやれば大丈夫!

ここからは、鶏肉にレンジで火を通す手順について詳しく解説していきたいと思います!

鶏むね肉やささみを使って蒸し鶏を作る時の参考にしてみてください^^

手順① 鶏肉に穴をあける(膜を取り除く)

まずは鶏肉に下処理を施していきましょう。

爆発を防ぐために、鶏肉全体に爪楊枝や竹串、フォークなどを使って全体的に穴をあけていきます。

もしくは、薄い膜が取れるなら、全部剥がしてしまってもOKです。念のために穴をあけてもおいても問題ありません^^

あと、加熱ムラが気になる場合は少し小さめの鶏肉を選ぶのがおすすめです。もしくは、小さくカットしておくのもアリです(´・∀・)ノ゚

手順 ② 塩をして料理酒をふりかえる

鶏肉をふっくら仕上げるために両面に塩をふりかけましょう。小さじ1/3程度でOKです^^

10分程度置いた後、日本酒をふりかけ全体になじませておきます。量は小さじ1が目安です。見た目がしっとりするくらいですね。

手順 ③ ふんわりラップをしてレンジで加熱

耐熱皿の上からラップをふんわりかけ、電子レンジに入れて4分~5分程度加熱しましょう。

この加熱時間は600Wのレンジを想定しているので、あなたのお使いのレンジの性能に合わせて調整してください。30秒から1分単位で調整すればうまくいくと思います!

手順④ そのまま予熱で火を通す

加熱が終わったら、レンジの中にそのまま置いて予熱でしっかり火を通します。

粗熱が取れるまでラップのまま置いておくことで、しっとりした仕上がりにすることができます^^

この時点でもし火が通りきっていない部分がある場合は、30秒~1分単位で少しずつ再加熱してみてください。

一気に長時間加熱してしまうと、鶏肉の水分が飛んでしまう可能性があるので気を付けてくださいね!

まとめ

以上、鶏肉がレンジで爆発する理由や対処法などについてお届けしました!

鶏肉がレンチンで爆発するのは、表面にある薄い膜と身の間に水蒸気がたまってしまうことに原因があります。

鶏肉にレンジで火を通す場合は、鶏肉に穴をあけたり、薄い膜を取り除いたりして、鶏肉から出る水蒸気を逃がすための下処理が重要となります!

また、急激な温度上昇を防ぐためにも、レンジの出力(ワット数)にあった加熱時間の設定も忘れてはいけないポイントです。

これらの点に気を付けていれば、そうそう鶏肉がレンジで爆発することはなくなります^^

胸肉やささみをレンジ調理する時の参考にしてみてくださいね(●´∀`)ノ

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