今回は、レザーの色移りの落とし方を詳しく解説しています^^
お気に入りのレザーのバッグに、いつの間にか色移りしていた!なんて悲しい経験はありませんか?
デニム生地の衣類なんかは特に色移りしやすく、気付いた時にはかなりショックですよね。
でも、この色移り、そこまで酷くなければ自力で対処できる可能性があるんです!
レザー製品専用のクリーナーなどが必要ですが、チャレンジしてみる価値はありますよ^^
一度挑戦してみてどうしても色移りが落とせそうになければ、その時は無理せずプロに相談です♪
そして、二度と同じミスをしないように、色移りの原因と対策も併せて説明しています。
ぜひ参考にしてみて下さいね(*・∀-)☆
レザーの色移りの落とし方を解説!
まず、大前提として、革製品は水でジャブジャブと丸洗い出来るものではありません。他の洗濯物と一緒に洗濯機にポイッとだけはしないで下さいね!
革製品を洗う為の洗剤もありますが、素人が使うと革自体を硬くしてしまう可能性もあるので、あまりおすすめできません(>_<) これから説明する方法でやってみて、どうしても色移りを落とすのが厳しければ無理をせず革製品の専門店などに相談しましょう。 それでは、レザーの色移りの落とし方を解説していきます! まずは革専用のクリーナーと綿の布を準備します。
クリーナーは消しゴムタイプとクリームタイプがありますが、個人的にはクリームタイプの方がおすすめです。
消しゴムタイプの方が手軽なイメージがありますが、擦る時の力加減が素人には難しいので、クリームタイプの方が使いやすいというのが理由です^^
ちなみにこんなクリームです(´・∀・)ノ゚
まずは、色移りした部分に付いている表面の汚れを軽く拭き取りましょう。ホコリなどがあれば取る程度なので、強く擦るのはNGです!
次に、米粒くらいの量のクリーナーを布に取り、色移りした部分をポンポンと軽く叩くようなイメージで汚れを浮かし出していきます。
ここでも、強く押し当てたり、力任せに塗り広げたりしたいようにして下さいね!
革製品はとってもデリケートです。必ず優しく扱ってあげて下さいね♪
汚れが浮いてきたら、布の乾いている部分で吸い取り、余分なクリーナーを拭き取って作業完了です。
色移りに早く気付けたり、色移りの程度が軽い場合はここまでの方法で色移りを落とせる可能性があります。
ここまでやっても色移りが落ちなければそれ以上は無理せずに革製品のプロに相談しましょう。
ムキになって何度もやってしまうとレザーにダメージをあたえてしまう危険性があるので、繰り返し試すのはやめてくださいね!
レザーの色移りの原因は?
レザーの色移りの原因は「湿度(水分)」や「摩擦」によるものがほとんどです。
雨の日にもレザーの鞄を使っていませんか?
大事な革製品であれば、雨の日は避けた方がいかもしれません。
洋服かレザー製品のどちらかが濡れた状態で摩擦が生じると、それだけで色移りをしてしまうからです。
これは、革製品に使う染料が水に溶けやすい性質を持っていることに原因があります。
なので、特に夏場や梅雨時期など湿度が上昇しやすい季節は注意して使ってくださいね!
レザーの色移り対策を紹介!
とは言っても、お気に入りのレザー製品だったら雨の日でも使いたい!というのが本音でしょう^^
ここでは、レザーの色移りの対策を紹介していきます!
レザーの雨対策として一番メジャーなのは防水スプレーです。
撥水加工を施すことで、湿気による色移りを防止できます。月に一回程度のメンテナンスで済むので、雨の日にレザーを使いたいという人はできるだけやっておきましょう。
他にも、色移り防止スプレーもあります^^
これは、レザーの色の定着をよくして、色移りを防ぐという優秀なものです。摩擦による色移りはこちらで防ぐことができそうなので、これもおすすめです!
とは言うものの、これらの対策をしたからと言って100%色移りを防げるというわけではありません。
色移りに対する防御力が上がるだけのことなので、雨の日にレザー製品を使う時は極力濡らさないように注意してあげてください。
おまけ!合皮の場合は除光液が有効!
最後にちょっとおまけ情報です♪
本革の製品には使えませんが、合革に色移りした時は除光液が有効なんです。
落とし方は簡単。布に除光液を染み込ませて、色移りした部分を拭き取っていくだけです。
色が落ちたら、水に濡らしてしっかり絞った布で拭いて終わりです^^
ただし、合皮の製品によっては除光液を使うことで脱色してしまう可能性もあります。
なので、いきなり色移りした部分に試さずに、見えにくい箇所で試してからトライして下さいね!
まとめ
以上、レザーの色移りの落とし方についてお届けしました^^
革製品は経年劣化を楽しめるところも魅力なんですが、色移りはちょっといただけません。
革製品に限らず色移りは時間との勝負。程度がひどくなる前に対処できるかがポイントとなります。
いざという時のためにお手入れ用のクリームを準備しておく方が無難だと思います。
また、雨の日にもよく使うという場合は防水スプレーなどで事前に色移り対策をしておきましょう。
どうしても無理な時は無理せず革製品のプロに相談して下さいね♪