この記事では、かつおのたたきは体に悪いのかどうかについてお伝えしています^^
とっても美味しいかつおのたたきなんですが、中には…
といったちょっと体に悪いようなイメージを持っている人もいるようですが、実際のところはそんなことありません。
わたしたちが普段スーパーや魚屋さんで買って食べているかつおのたたきは、鮮度の良い状態のものを調理しているので全く問題ありません。
そもそも、かつおはマグロやカジキなどに比べると水銀をあまり含んでいないお魚なので水銀については心配しなてくも大丈夫です♪
ただ、「プリン体」を多く含んでいるので、食べ過ぎると「痛風」を引き起こす原因になってしまう可能性はありません。そういう意味では少し注意が必要かもしれません。
いきなり長くなってしまいましたが、記事本文ではさらに詳しくまとめているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね(*・∀-)☆
かつおのたたきは体に悪いのか調査!食べ過ぎなければOK!
冒頭でもお伝えした通り、かつおのたたきは鮮度の落ちていないものを食べ過ぎなければ体に悪いなんてことはありません。
むしろ、体に良い栄養素をたっぷり含んでいる魚なので定期的に食べた方が良いくらいです^^
繰り返しになりますが、店頭で売られているかつおのたたきは鮮度の良いものを調理していますし、かつおは水銀濃度の低いお魚なので水銀についての心配も不要です。
妊婦さんが食べても大丈夫なお魚リストにも、かつおはちゃんと入っていますよ♪
ただし、旨味や栄養素を豊富に含んでいるかつおには「プリン体」も多く含まれています。プリン体自体は有害ではありませんが、多く摂りすぎるのは良くありません。
あと、かつおは時期によって脂の乗り方が全然違います。なので、食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまうかもしれません(脂質については考え方が色々あるので、一概にデメリットとは言えませんが…)。
それでは、それぞれ詳しく解説していきますね(´・∀・)ノ゚
かつおのたたきのプリン体について
食物から摂取したプリン体は体の中で分解されるわけですが、その時「尿酸」という老廃物が作られてしまいます。
細かい説明は割愛させていただきますが、その尿酸が体内に増えすぎてしまうと「高尿酸血症」という状態になり、腎臓へ負担がかかったり、高血圧になったりと体の様々なところに悪影響を及ぼします。
さらに、その状態をほったらかしにしておくと、今度は激痛で有名な「痛風」になってしまうこともあるようです。これはおそろしい…。
このような理由から、プリン体を大量に摂り続けるのは体に良くないという判断につながります。
つまり、かつおのたたきを食べるのが体に悪いのではなく、かつおのたたきを毎日のように大量に食べ続けるのが体に悪いということですね。
こんなのを読むと何だかかつおのたたきを食べるのが億劫になりそうですが、普通に食べていればそんなことにはなりませんのでご安心ください!
かつおのたたきの摂取目安量
次に気になるのは一日にどれくらい食べても大丈夫なのか?という点だと思いますが、目安としては、一日に100g〜180g程度にしておくのが無難だと思います。この重さだと大体5~6切れくらいになるでしょうか。
プリン体はかつおのたたきからだけでなく他の食物からも摂ってしまうので、そのことを考慮すると大体これくらいの数値になるかなといったところです。
絶対にこれをオーバーしちゃダメ!というものでもありませんので、あくまでも目安としてご自身の体調などと相談しながら決めれば良いと思います。
あ、余談ですが、お酒と一緒に食べると先程説明した尿断の濃度が高くなりやすいそうなので、晩酌でかつおのたたきを食べる時は少し控えめしておく方が良いかもしれません^^
かつおのたたきの脂質について
かつおには春から初夏にかけて穫れる「初がつお」と秋頃に穫れる「戻りがつお」がいますが、脂質に関しては圧倒的に戻りがつおの方が多く含まれています。
単純に考えると戻りがつおをたくさん食べるとカロリーを多く摂りすぎてしまうことになりますね。
ただし、カツオに含まれる脂質は「不飽和脂肪酸」という脂で、どちらかと言うと血液サラサラ効果だったり、頭が良くなる(らしい)だったりで、どちらかと言うとプラスのイメージの方が強いんです。
DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)という人間の体内では作ることのできない成分が含まれていたりします。
それに、脂はそもそも太らないというような説も最近ではよく見かけますので、太るのかどうかも素人のわたしには判断がつきません。
なので、あなたがカロリーを計算してダイエットをしているのであれば気をつけなければいけませんし、糖質を計算してダイエットをしているのであれば、それほど気にする必要はないといった感じになります。
ちょっと曖昧な感じになってしまいますが、参考までに。
かつおのたたきを食べる時に注意しておきたいことは?
ここからは、プリン体や脂質といった栄養素的な部分を除いて、かつおのたたきを食べる時に知っておきたい、注意しておきたいことについて補足しておきます!
わりと盲点になっている部分なので、ぜひ覚えておいてください^^
かつおは鮮度が落ちやすいお魚
よく言われていることなんですが、かつおは他のお魚に比べて傷むスピードが早いという特徴があります。
生のかつおであれば、表面や断面の色つやで鮮度を判断することもできますが、かつおのたたき、特にカットされていない状態のものは見た目だけで判断するのは困難です。
カットされているかつおのたたきについては、断面の身の色をよく観察して、「身や血合いの鮮やかなもの」を選ぶようにしましょう。黒っぽくなっていたり、虹色がかっている場合は鮮度が落ちてる可能性が高いのでスルーしてください!
見た目で判断しにくい柵のたたきを買う場合は、なるべく「加工してから時間のたっていないもの」を選び、できるだけ早く食べるようにしてくださいね。
個人的な意見ですが、かつおに関しては値引きされているものは買わない方が良いとわたしは思っています。わたしも最初は値段につられて買っていましたが、生臭い率が非常に高いので全部食べ切れないこともありまして…。
かつおはたたきであっても鮮度が大切です。翌日食べようなんて思わないで、買った其の日に食べきっちゃってくださいね^^
薬味の刺激で胃腸に負担がかかりやすい
かつおのたたきと言えば、「薬味」の存在を忘れてはいけません。
スライスオニオン・スライスにんにく・おろしにんにく・刻みネギ・しょうがなどたっぷりのせてパクパク食べてしまいますよね♪
ただし、今挙げた中のにんにくや玉ねぎに関しては、生のまま食べ過ぎると刺激が強過ぎて胃腸に負担をかけてしまう可能性があります。
中でもおろしにんにくは特に刺激が強く、生のまま食べると胃が痛くなるという人も多いようです。
美味しいのはわかりますが、美味しいからと言って食べ過ぎると次の日胃腸の調子が優れないなんてことになりかねませんので、適量を心がけるようにしてくださいね!
アニサキスの可能性について
最後に、アニサキスのいる可能性についてなんですが、詳しく調べてみたところ、かつおのたたきだからと言ってアニサキスが100%いないかというと、実はそうでもないようです。
ただし、アニサキスは鮮度が落ちてから身の方に移動する特徴があるので、「鮮度の良い状態で加工されたもの」についてはほとんど心配ないとのことでした。
さらに付け加えると、アニサキスは冷凍すればやっつけることができるので、たとえアニサキスのいる可能性が0ではなかったとしても、スーパーなどで買うかつおのたたきについてはアニサキスが原因で食中毒になるようなことはないでしょう。
心配な人はパッケージに貼ってあるラベルに「解凍」という文字があるかどうかを確認してみてください。一度冷凍して解凍されたものであれば、安心して食べることができます!
まとめ
以上、かつのたたきは体に悪いのかどうかについてお届けしました!
鮮度の良いかつおのたたきを適量食べる分に関しては、体に悪いどころか体にとって良い食材の代表格と言っても過言ではないでしょう。
鉄分やビタミンが豊富なので、様々な健康効果が期待できると思いますよ♪
ただし、プリン体を多く含んでいるので、食べ過ぎるのはあまりおすすめできません。場合によっては尿酸値が上がって、最悪の場合「痛風」を引き起こす可能性がありますので…。
あと、かつおという魚は鮮度が落ちやすい部類なので、鮮度の良いものを買って、出来るだけ早く食べきるようにしてくださいね!