この記事では、チキンのトマト煮にコクがないと感じる場合の原因やその対処法についてお伝えしています＾＾
チキンのトマトには簡単に作れそうなイメージがありますが、いざ作ってみると「どうも何かが足りない」という事態に陥ってしまうことがあります。
これにはいくつか原因が考えられるのですが、代表的なところを言えば…
のふたつになるかと思います(´･∀･)ﾉﾟ
記事本文では、このふたつに含まれるさらに細かい内容をお伝えするとともに、美味しいチキンのトマト煮のレシピについてもまとめてみました。
チキンのトマト煮の味に納得できない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね(*・∀-)☆
チキンのトマト煮にコクがないがない原因は？
まずは、チキンのトマト煮にコクが出ない原因について説明しますね。
料理に深みやコクを出すためには、いくつか重要な要素があります。これらのポイントを見落としていると、料理が物足りなく感じることがあります！
素材のうま味が足りない
チキンやトマト、その他の野菜などの食材から十分な旨味が引き出されていない可能性があります。
素材は新鮮で質の良いものを選び、旨味を最大限に引き出す調理法を選ぶことが大切です。
調味料のバランスが取れていない
塩分や酸味、甘味のバランスがうまく取れていないと料理全体の味わいが薄く感じられます。
適切な調味料の量を加えることで、全体の味わいを引き立てることができます。
十分に煮込んでいない
煮込み料理は時間をかけてじっくりと煮込むことで、素材の味が溶け合い深みが出ます。
煮込み時間が足りないとそれぞれの素材の味が溶け合わず、最終的にコクが足りなくなります。
水だけで作っている
水だけでなくチキンブロス（コンソメでもOK）を使うことで、より一層のうま味とコクが加わります。
ブロスを使用しない場合、料理の味わいが薄く感じられることがあります。
クリームやバター、オリーブオイルの使用が足りない
料理の仕上げにクリームやバター、良質なオリーブオイルを加えることでまろやかさとコクが増します。
これらを加えることで、味に深みが出るとともに口当たりも良くなりますよ♪
チキンのトマト煮にコクをプラスするためのポイントまとめ！
ここからは、具体的にチキンのトマト煮にコクを出すためのテクニックについて見ていきましょう。
先ほどのコクが出ない原因とかぶる部分も多くありますが、復習もかねてじっくり読んでみてくださいね！
オリーブオイルでじっくり炒める
まず、玉ねぎやにんにくをたっぷりのオリーブオイルでじっくりと炒めましょう。
この時、弱火～中火で時間をかけて炒めることで、玉ねぎの甘みが引き出され、チキンのトマト煮の味に深みやコクがプラスされます。
このひと手間を惜しまないことが非常に大切なのです(´･∀･)ﾉﾟ
ベーコンやパンチェッタを加える
チキンとトマトだけでも美味しいですが、ベーコンやパンチェッタを少し加えると、燻製の風味がプラスされコクが増します。
小さくカットしたものを初めに炒めておいてからプラスするのがおすすめです！
赤ワインを使う
煮込む前に少量の赤ワインを加えてアルコールを飛ばすことで、味に深みが出ます。
ワインの酸味がトマトの酸味と合わさり、より豊かな味わいになります。
チキンブロスを使う
チキンブロスは鶏肉と野菜（たとえば、玉ねぎ、ニンジン、セロリなど）を水に入れてゆっくりと煮出した出汁（だし）のこと。
このブロスは料理に深い味わいと豊かな香りを加えるために使われます。
チキンの旨味が溶け出し、野菜の甘みも加わることで、料理のベースとして非常に重要な役割を果たしてくれるのです。
水の代わりにチキンブロスを使用すると旨味がぐんとアップします。市販のブロスでも良いですし、手作りができればなお良いでしょう＾＾
ブロスを代用するのであれば、野菜コンソメやチキンコンソメでもOKです！
トマトペーストを加える
トマトに加えてトマトペーストを少し加えると、味に濃厚さがプラスされます。
トマトペーストは煮込む前に少し炒めると、酸味がマイルドになり深い味わいが生まれますよ♪
スパイスを活用する
ローリエ、タイム、ローズマリーなどのハーブや、少量のチリペッパーを加えると、香り高いコクが出ます。
ただし、使い過ぎるとクセが強くなり過ぎてしまうので、使う量はにはご注意ください！
仕上げにクリームやバターを加える
煮込みがほぼ完成したら仕上げに少量のクリームやバターを加えてみましょう。
ちょっとしたことですが、これだけでもチキンのトマト煮がまろやかでコクのある味わいに変化します。
以上のポイントを押さえることで、より美味しいチキンのトマト煮込みを作ることができます。
煮込み料理は少し手間がかかりますが、その分味わい深い料理を楽しめるので、ぜひ試してみてくださいね＾＾
チキンのトマト煮の美味しい作り方！レシピを詳しく解説！
最後に、ここまでの内容を踏まえたチキンのトマト煮のレシピを紹介しますね！
材料（4人分）
作り方
手順1：鶏もも肉の下準備
鶏もも肉に塩、黒こしょうを振り、軽く小麦粉をまぶします。
手順2：鶏肉を焼く
大きな鍋にオリーブオイルを熱し、鶏肉の皮目から中火でじっくり焼きます。両面にきれいな焼き色がついたら取り出しておきましょう。
手順3：野菜とベーコンを炒める
同じ鍋にニンニク、玉ねぎ、にんじん、セロリ、ベーコンを加え、中火で炒めます。野菜がしんなりとしてきたら、トマトペーストを加えさらに炒め合わせます。
手順4：トマトとブロスを加える
トマト缶、赤ワイン、チキンブロス（コンソメ）を加え、よく混ぜ合わせます。このタイミングでローリエとタイムも加えましょう。
手順5：鶏肉を戻して煮込む
鍋に鶏肉を戻し入れ、蓋をして弱火で約30分から40分煮込みます。途中、アクを取り除きながら、鶏肉が柔らかくなるまで煮込みましょう。
手順6：味を調えて完成！
塩、黒こしょう、砂糖で味を調えます。最後にバターを加え、溶かし込んで仕上げれば完成です♪
まとめ
以上、チキンのトマト煮にコクがない時の対処法についてお届けしました！
チキンのトマト煮を一層美味しくするためには、新鮮な鶏肉と野菜を使用し、じっくりと炒めることから始めましょう！
時間をかけて炒めることで素材から甘みと香りが引き出され、料理の基盤となる風味が生まれます。
また、ベーコンやトマトペーストを加えることで深みと味の複雑さが増します。赤ワインやチキンブロス（コンソメ）を使用すると、さらにコクが出て美味しくなりますよ♪
そして、クリームやバターを少量加えることで、滑らかさと豊かな味わいに仕上げることができます。
チキンのトマト煮は材料を入れて煮込むだけの簡単な料理と思われがちですが、美味しく作ろうとするとそれなりに手間と時間がかかります。
ですが、その分上手にく作れた時の喜びもひとしおなので、今回お伝えしてポイントを意識しながら丁寧に作ってみてくださいねヽ(*´∀｀)ﾉ
