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ズッキーニが苦いのに食べてしまった時の対処法は?原因や毒の確認方法も解説!

今回は、ズッキーニが苦いのに食べてしまった場合の対処法などについて、わかりやすくおまとめしてみました^^

まず、食べたズッキーニがびっくりするくらい苦かった場合、それはズッキーニに含まれる「ククルビタシン」という毒素が原因です!

ズッキーニの毒素はじゃがいもの芽に含まれる毒素ほど有名ではないので、軽く考えてそのまま食べてしまう人もいるかもしれませんが、食中毒になる危険性があるので無理して食べてはいけません。

もしすでに苦味の強いズッキーニを食べてしまった場合は、水分を多く摂りながら安静にし、30分~数時間以内に体調に変化がないか様子を見るようにしましょう。

万が一、吐き気や腹痛、頭痛などの症状が現れた場合は、迷わず医療機関で診察してもらってくださいね!

記事本文では…

  • 苦味の原因物質「ククルビタシン」の特徴
  • 苦いズッキーニを食べないためにできること
  • などについてもお伝えしているので、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆

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    ズッキーニが苦いのを食べてしまった時の対処法!苦い理由も解説!

    冒頭でも軽くお伝えした通り、ズッキーニが異様に苦く感じるのは「ククルビタシン」という毒素が多量に含まれているからです。

    厄介なのが、この毒素を溜め込んでしまったズッキーニを外見だけで見分けることはほぼ不可能なことと、加熱しても毒素が消えないという点です。

    なので、苦味に気付かずそのまま調理してしまい、完成した料理を一口食べてから強烈な苦味に驚くというパターンになりがちなのです。

    ちなみに、ククルビタシンの苦味は強烈ですが、一口食べたくらいではどうこうなるような猛毒ではありません。なので、苦味に気づいた時点で食べるのをやめた場合は全然セーフです(´・∀・)ノ゚

    ただし、苦味のあるズッキーニを我慢してたくさん食べてしまった場合は別です。食べた量やその人の体調などにもよりますが、食中毒になる可能性も考えられます。

    すでにたくさん苦いズッキーニを食べてしまった場合は、「水分を多めに摂りながら30分~数時間以内に体に異変が起こらないか」をしっかり見極めるようにしてください。

    と言うのも、ククルビタシンによる食中毒症状が現れるのは場合によってまちまちで、食後30分くらいに出ることもあれば、2~3時間経ってから出てくる場合もあるからです。

    参考:自然毒のリスクプロファイル

    この報告による食中毒はズッキーニではありませんが、原因となる物質は同じククルビタシンですので、参考になるかと思います。

    ククルビタシンによる食中毒症状としては…

  • 吐気
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 下痢
  • などが多いので、これらの症状を見逃さないようご注意ください!

    そして、これらの症状が酷い場合(強い腹痛や何度も吐くなど)は、安易に考えずに必ず医療機関(内科)で診察を受けるようにしましょう。

    ズッキーニを食べたくらいで万が一のことがあってはシャレにもなりません。

    あと、しつこいようですが、水分はこまめに摂るように心がけてくださいね。食中毒の対処法としては基本ですので!

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    ズッキーニが苦い場合は一緒に炒めた野菜も危険なのか?

    ズッキーニの苦味について調べている時に、「苦いズッキーニはともかく、一緒に炒めた野菜は食べても大丈夫なのか?」的なことを検索している人が多いことを知りました。

    一応調べてみたのですが、残念ながら「食べても大丈夫です!」と言えるほど明確な情報は見つかりませんでした。

    とは言え、普通に考えてズッキーニから毒素が流れ出ている可能性は十分ありますし、すでにお伝えした通りククルビタシンは加熱しても解毒されるようなことはありません。

    これらのことから考えると、苦いズッキーニと一緒に炒めた野菜やお肉も十分危険だと考えるのが妥当ではないでしょうか。少なくとも、わたしは食べずに処分することをおすすめします!

    余談ですが、ズッキーニと同じウリ科に属するゴーヤにも強烈な苦味がありますが、あの苦味は「モモルデシン」という全く別の無毒な成分によるものなので、心配しなくても大丈夫です。

    重要なのは、ゴーヤの苦味は大丈夫だからズッキーニも大丈夫だろうと勘違いしないこと。

    この記事をここまで読んでくれたあなたはもう大丈夫だとは思いますが、もし身近な人が苦いズッキーニを食べようとしていた場合は、全力で阻止してあげてくださいね!

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    苦いズッキーニを食べないためには調理前に一度舐めてみる!

    最後に、苦いズッキーニを見極める方法について補足しておきましょう。見た目から判断することは難しいですが、ひとつだけ確実なやり方があります。

    その方法とは、「切ったズッキーニの断面をぺろんと舐めてみる」です!

    見極めるというか、舐め分けると言った方が正しいですが、調理してお料理全体をダメにしてしまう前に舐めて苦味があるかどうかを調べてしまおうという作戦です。

    ズッキーニの苦味成分である「ククルビタシン」はヘタに近い部分に多く含まれているので、端っこをちょんと落として舐めてみましょう。

    わたしはまだ当たったことがないのですが、食べちゃダメレベルのズッキーニの苦味はかなりのものだそうですので、判断に迷うということはあまりなさそうです(ゴーヤ以上とのこと…)。

    あと、一回舐めたくらいでは体に悪影響はありませんので、苦味チェックでの食中毒は心配ご無用です!

    余談ですが、実際に何度かそういうズッキーニに当たった人のブログによると、スーパーなどではなく、野菜の直売所で購入したズッキーニだったそうです。

    たまたまだとは思いますが、直売所でズッキーニを買った場合は一度苦味チェックをしてみた方が良いかもしれませんね。。

    まとめ

    以上、ズッキーニの苦いものを食べてしまった場合の対処法などについてお届けしました!

    ズッキーニが食べづらくなるほど苦くなるのは、「ククルビタシン」という毒素が原因です。

    強烈な苦味に反してそれほど猛毒というわけではないのですが、我慢してたくさん食べると腹痛や下痢などの症状が出る可能性もあります。

    なので、食べたズッキーニに強い苦味を感じた場合は、もったいないようですが食べずにそのまま処分するようにしましょう。これはズッキーニと他の食材を一緒に炒めた場合でも同じだとわたしは思います。

    苦味のあるズッキーニを見た目だけで判断するのはおそらく無理なので、ヘタの近くを切り落として断面を舐めることで苦味の有無を判断します。

    調理前にダメだとわかれば他の食材を無駄にしなくてもすむので、不安に感じる場合は調理前にチェックしてみてくださいね!

    参考になれば嬉しいです^^

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