この記事では、ステンレスの黒い汚れの落とし方やその原因、予防法についてお伝えしています^^
キッチンや調理道具に多く使われているステンレスは、長く使用するほど黒い汚れが気になってきます。
実は、あなたが気になっているその黒い汚れの正体は「錆(サビ)」なのです!
ステンレスは錆びにくいと言われてはいますが、それでも錆はついてしまいます。このサビが時間とともに黒く変色していったものが、この黒い汚れというわけです。
それともうひとつ。
サビ以外で考えられる原因としては、油や調味料、食品のカスがこびりついて変色したこびりつき汚れです!
記事本文では、
についてまとめてみました!
この記事を参考に、あなたも家にあるステンレス製品をピカピカに磨き上げていきましょう(●´∀`)ノ
ステンレスの黒い汚れの落とし方を解説!
ステンレスの黒い汚れの落とし方は錆の濃さや多さによってもやり方が変わってきます。
あなたが落としたいステンレスの濃さや多さをみて、下で説明する落とし方を選んで実践してみてくださいね^^
ご家庭にある道具で、お手軽にできる順番で説明していきます!
落とし方① メラミンスポンジで擦る(軽い汚れの場合)
汚れが薄かったり、錆がついたばかりのときは汚れが簡単に落ちやすい時期です。
しかし、光沢のあるシンクの場合は、傷がついてしまう可能性があるため最初は強く擦らないようにしましょう。
② ①で落ちない場合、クエン酸水、重曹水をつけて擦る
クエン酸や重曹が家にある場合は、水で薄めたものをメラミンスポンジにつけて汚れをこすります。
クエン酸と重曹がご家庭にある方は落とし方⑤を参考に、重曹水を作って実践してみてください!
③ 汚れた水分を拭き取る
汚れを含んだ水を処理し、キッチンペーパーなどで拭き上げればお掃除完了です♪
メラミンスポンジはサビだけでなく、水垢などの汚れも簡単に落とせるのでお掃除用品としてもとてもおすすめです。
落とし方② 歯磨き粉を使って擦る(薄い汚れ、濃い汚れを薄くする場合)
② 歯ブラシで汚れを優しく擦る
③ 古布で拭き取る
必ず古布で落ちた汚れや水分を拭き取りましょう。放置してしまうと、せっかく落とした汚れがまたついてしまう可能性があります!
落とし方③ スチールウールで擦る(濃い汚れ、広範囲の汚れの場合)
ステンレスに傷がつかないようにするために、必ず水で濡らします。
② スチールウールで擦る
傷がつく可能性があるため、強く擦り過ぎないように注意しましょう。まずは、やさしくこすって徐々に強めにこすっていく感じです!
③ 水で洗い流す
とれた錆などを水できれいに洗い流します。
また、使用したスチールウールは水で濡れているため、シンクに放置すると錆がついてしまうのですぐに処分しましょう。
わたしは、使用済みのスチームウールを夜中放置したことで、キッチンに新たな錆を作ってしまうという苦い経験をしたことがあります(´Д`。)
そうならないように気をつけてくださいね!
落とし方④ 研磨剤入りの洗剤を使う(濃い汚れ、広範囲の汚れの場合)
② 気になる部分を優しく擦る
気になる部分と書きましたが、研磨剤入りの洗剤の場合はピカピカになりやすいため全体的に擦ることをおすすめします。
③ 研磨剤入りの洗剤を水で流す
水で流すのが難しい場合はぬらした古布などで拭き取る方法もあります。
④ 水分を拭き取る
しっかりと水分を拭き取りましょう。
研磨剤入りの洗剤は錆だけでなく水垢も落としてくれるので、シンクに使った場合はピカピカに仕上がります!
落とし方⑤ 重曹を使う(濃い汚れ、広範囲の汚れ、落としづらい汚れの場合)
鍋や給湯器の場合
重曹水の濃度は、水100mlに対して重曹小さじ1が目安です!
水を200mlの場合は重曹を小さじ2杯、300mlの場合は重曹を小さじ3杯…というように水の量に応じて調節してくださいね!
②10分加熱する
③しっかりと水で洗う
火傷に気をつけて、水で洗い流しましょう。
鍋や給湯器以外の場合
② ①で重曹をふりかけた場合は、重曹に少し水をかける
重曹が流れてしまわないように、少し湿る程度の水をかけましょう。
③ 10分放置する
④ スポンジや古布で擦る
肌が弱い人は必ずゴム手袋などを着用してこすりましょう。
⑤ 水分を拭き取る
しっかりと水分を拭き取りましょう。
ステンレスの黒い汚れの原因は?
ステンレスには不動体皮膜という膜が形成され、この膜のおかげで錆びにくくなっています。
しかしながら、長い間使っているとステンレスの黒い汚れはついてしまいますよね。
下記では錆びにくいはずであるステンレスについてしまう黒い汚れの主な原因を2つ紹介していきます!
汚れの正体① もらい錆
ステンレスの黒い汚れの原因はズバリ「もらい錆」です。
もらい錆とは、鉄製品についた錆がほかの鉄に移ってしまうことです。このもらい錆はどのステンレス製品でも防ぐことができません。
台所のシンクはステンレスで出来ている家がほとんどなので、空き缶やスチームウールを置きっぱなしにしていると翌日には赤サビになってしまいます。
そのため、シンクには鉄製品を置きっぱなしにしないようにして、アルミ缶はすぐに洗い、ゴミ箱に捨てるようにしましょう!
もし、もらい錆ができていたことに気付いたのなら早いうちに汚れを落とすと後の掃除が楽になります。
汚れの正体② 洗い残した油分や塩分、食品のカス
洗い残した油分や食品のカスが混ざり合い、放置してしまうことによって汚れとなってしまいます。
あなたは、フライパンの裏がいつの間にか黒く汚れてしまっているなんて経験はありませんか?
わたしはよくあります(´Д`。)
フライパンを使う時って、油を使ったりお肉を炒めたりすることが多いですよね。
つまり汚れやすいはずなのに、フライパンを洗う時に裏面がうまく洗えてないのが黒い汚れがついてしまう原因なんです。
こちらが原因の場合は、食器やシンクを洗う際にしっかりと汚れを落とすことを心がけることで、黒い汚れがつくのを防ぐことができます!
洗い物をするときは、スポンジでよくこすって、汚れがしっかり落ちたか毎回確認するようにしましょう。
ステンレスの黒ずみを予防するためのポイント!
ステンレスの黒い汚れの落とし方が分かっても、再発してしまったらショックですよね。
どの分野でも言える事ですが、予防策を知っていれば後々の作業が楽になったり、作業をする必要がなくなりますよね。
ステンレスに付く汚れの原因でも少し触れましたが、以下ではステンレスの黒ずみを予防するためのポイントを説明したいと思います!
予防法① 料理や洗い物の後はシンクをきれいに洗い流し、水分を拭き取る
塩分や油分、食べカスはシンクが汚れる原因です。
まずは、食後の洗い物が終わったら軽くでもいいのでスポンジでシンクをこすり、きれいに洗い流しましょう。
夜の食器洗い後や朝ごはん後などの、シンクを使わない時間が多くなりそうなときは、できるだけ布巾で水分を拭き取りましょう。
こまめに洗い物をする人は、シンクに食べカスがないか毎回確認するようにしましょう!
また、ステンレス加工のあるフライパンやボウルを洗うときは、速乾性の高い食器用洗剤を使うことをおすすめします。
30分もすればほとんどの水分がなくなっているので、いちいち布巾でフライパンや食器などを拭きとる必要がありません!
わたしがおすすめする速乾洗剤はこちらです!
予防法② 塩素系洗剤をあまり使わないようにする
塩素系洗剤はシンクであまり使わないようにしましょう。
なぜなら、ステンレスなどの金属を傷付けてしまうからです。表面に傷があると、当然そこに汚れが付着しやすくなってしまいます!
また、ゴム製のものも傷みが早いため、塩素系洗剤を使うときは十分注意しましょう。
予防法③ 金属をシンクに置かないようにする
黒い汚れの正体でも述べた通り、アルミ缶などの金属をシンクに長時間放置しておくと、錆がステンレスに移ってもらい錆となります。
ステンレスは錆びにくく、錆の腐食化が遅いですが、汚れができてしまったら結局は落とさないといけなくなってしまいます。
飲み終わったアルミ缶などは、すぐに洗い流しゴミ箱に捨てるか、ステンレス以外の場所で乾燥させるようにすると良いでしょう!
まとめ
以上、ステンレスの黒い汚れの落とし方やその原因についてお届けしました!
長く使用していると出てくるステンレスの黒い汚れの正体は、
が原因である場合がほとんどです(´・∀・)ノ゚
そして、これらの黒い汚れは、
などの方法で落とすことができます^^
まずはご家庭にあるもので試してみて、それでも黒い汚れが落ちなかった場合は重曹・クエン酸などを使って頑固な汚れを落としていきましょう。
ステンレスの黒ずみをきれいに落として、美しいキッチンを維持してくださいね(*・∀-)☆