この記事では、菜箸についたカビの取り方についてまとめています!
毎日のお料理に必ずと言っていいほど欠かせないアイテムが菜箸です。しかし、「いつの間にかカビが生えてた!」なんてことはありませんか。
せっかく愛用していたアイテムだからこそ、処分せずにまた使えると嬉しいですよね^^
今回は、その手助けになるような、菜箸のカビの取り方を説明していきたいと思います。
結論を先にお伝えすると、やはり台所用の塩素系漂白剤につけるのが一番てっとり早いかと思います。
しっかり時間をかけて漂白すれば、少々のカビならすっかりキレイになることでしょう!
また、少し手間ですが黒くなっている菜箸のおしりのところをヤスリなどで削ってしまうという手もあります。
記事の後半では菜箸がカビる原因、そして菜箸自体をカビさせないポイントも解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね(*・∀-)☆
菜箸のカビの取り方を解説!
それでは、菜箸のカビの取り方を解説していきたいと思います!
塩素系漂白剤につける
繁殖してしまったカビは根が深いものがほとんどです。
なので、普段から使っている食器用洗剤ではなく、次亜塩素酸ナトリウムの入ったハイターなどの塩素系漂白剤がオススメです。
スプレータイプのものが使いやすく、カビの繁殖している部分に直接噴霧できるのでピンポイントに吹きかけることができます。
塩素系漂白剤を吹きかけたあとは、すぐに水ですすがずに2時間程度放置しておくと良いでしょう。
その後、水でしっかりとすすぎ、乾いた布巾等でよく拭いてしっかりと乾燥させて下さい。
後に説明しましすが、湿気はカビ繁殖の為には欠かせない要素ですので、洗った菜箸は必ず乾燥させるようにして下さい。
今でこそ、シリコン製の菜箸を多く見るようになりましたが、菜箸と言えば木製あるいは竹製のものを使っている方が多いと思います。
シリコン製のものと違い、木製や竹製の菜箸は食器用洗剤でゴシゴシ洗うだけではカビの除去には繋がりません。
手間がかかるかもしれませんが、正しいカビの除去の方法を知っておくことがお気に入りのものを長く使う秘訣です^^
カビたところを削る
カビの根があまり深くない場合は、ヤスリなどを使って黒くなっている部分を削り取ってしまう方法もあります。
別にヤスリでなくてもカッターなんか削っても良いのですが、竹は結構硬いのでヤスリで削る方が無難だと思います。
ただし、この方法は時間がない時の対処法であって根本的な解決にはなりません。
雑に扱っていると削った表面からまた黒ずんでくるので、記事後半の対処法を参考にカビさせないための環境を整えましょう!
菜箸にカビが発生する原因は?
菜箸にカビが発生してしまう原因はいくつかありますが、その条件が重なった時に増殖を始めてしまいます。
ここでは、菜箸にカビが発生する原因を説明します(´・∀・)ノ゚
温度と湿度
カビがぐんぐんと増殖するのに適している温度は20〜30℃と言われています。
そこに、湿度50%という条件が重なると、カビにとっては絶好の繁殖場所になってしまいます。
栄養分と酸素
そして極め付けは、栄養分と酸素です。
カビにとっての栄養分はホコリや汚れです。
特にお料理で使う菜箸は、使用後の洗浄で洗い残しがあれば、それが栄養分となり空気中の酸素を吸収して、増殖を開始してしまうのです。
日本は湿気もあり、カビにとって繁殖に最も適した場所だと言われています。
こういったカビにとっての好条件を揃えないことが、カビを防ぐ一番のポイントですね^^
カビさせないためのポイントをおまとめ!
最後に菜箸をカビさせないためのポイントをざっくりまとめておきますね^^
使った後は、すぐに洗浄&乾燥
調理後、使った菜箸をお皿などと一緒にシンクに浸けおきしていませんか?
水に長時間浸けてしまうと菜箸が水を吸い、根強いカビ菌を繁殖させる原因になってしまいます。
ですので、使った後は出来るだけすぐに洗い、よく拭いて風通しの良い場所で乾燥させることがポイントです!
また、水切りカゴ等で自然乾燥させている方も多くいますが、この方法もあまりオススメしません。
乾燥するまでに時間がかかってしまう為、菜箸自体に水が吸収され湿気を多く含む環境を作ってしまうからです。
菜箸にとって「洗浄」と「乾燥」はカビを繁殖させない為には鉄則です。しっかりと洗い、乾燥させてから保管するように心がけましょう^^
加えて、もうひと手間が可能であれば、消毒用エタノールを吹きかけておく方法も効果的です。
菜箸内部のカビ菌を殺菌することは出来ませんが、表面に付着しているカビは殺菌することができます。
菜箸を保管場所に収納する前に、エタノールを吹きかけておくとカビの発生を防ぐのに効果的です。
保管場所をいつも清潔に
すでにお伝えした通り、カビにとってホコリは増殖の為の栄養分となります。
通気性が悪く、ホコリが溜まってしまっている場所はカビにとっては好都合。
ホコリを溜めないことはもちろんですが、菜箸をどのような場所に保管しているかも、カビを防ぐ為に大切なポイントです。
キッチンの水切りに突っ込んだままにしているとすぐに黒くカビてくるので、洗った後の保管は風通しの良い場所にしましょう。
調理用ツールのスタンドホルダーを使えば立てかけておくだけなので、風通しがよく乾燥させるのに最適です^^
例えば、こんな感じです!
風通しが良い分ホコリも入ってくるので、定期的なお掃除は必要ですが。見た目もオシャレでいけてます(●´艸`)
まとめ
私も以前、菜箸にカビを生えさせてしまった経験があります。頂き物で気に入っていましたが、無知だったので泣く泣く処分する羽目になりました…。
それからは、扱いにも注意し、保管場所も見直しています。
基本的なことですが、お気に入りの物は長く使いたいですよね。
もしカビが生えてしまったら焦らずに除去し、その後の扱いにも注意して、是非お気に入りのものと長く付き合ってあげて下さい。
あまりにもカビ汚れがひどいようなら処分して新しいものに取り替えましょう。その時にシリコン製の菜箸を選択するのもありですね!