マスキングテープはいろいろな用途で使用できる万能アイテムなので、愛用されている方も多いかと思います(^^)
たくさんある用途の中でも、壁紙に模様をつけたりDIYで壁紙を変えたり、ポスターや写真を貼ったりと壁紙に使用する方が多い印象です。
ただ、マスキングテープは壁紙に貼ってもなぜかすぐ剝がれてきてしまって、なかなか安定して固定できないというデメリットもあります。
そのな時に試していただきたいのが、以下の4つの方法です^^
どれも手軽にできる方法なので、できそうなところから取り入れてみてくださいね!
記事本文では、マスキングテープの粘着力を強める4つの方法を詳しく紹介するとともに、100円均一に売られているマスキングテープと有名メーカーの商品との比較や、選ぶ時の注意点、壁紙に使用するのにおすすめのマスキングテープなどもを紹介しています。
マスキングテープを活用するための参考になったら嬉しいです(^^♪
マスキングテープの粘着力を強める方法
では早速、冒頭でも少し紹介した、マスキングテープの粘着力を強める4つの方法を詳しく紹介していこうと思います。
が、その前に…なぜ、マスキングテープは粘着力が弱いのかを説明しておきましょう(‘ω’)ノ
現在ではノートに貼ったり、家具に貼ったりと様々な用途で活躍するマスキングテープですが、もともとは「養生テープ」の一種として生まれました。
養生テープは引っ越しなどの作業時に、物が破損や汚れないように保護するためのテープで、保護した物を傷つけないことが目的で使用されます。
その中でもマスキングテープは塗装などを行う時に、作業箇所以外に塗料がはみ出さない様にするため、「マスキング=覆い隠す」ために使用されていました。
そのため、短期間で剥がすことが前提とされているので、粘着力が弱く作られているんです。
そんな粘着力が弱いとされるマスキングテープですが、方法次第では粘着力を高める方法があるんです!
方法① 壁紙の汚れをとる
まず1つ目の方法は、壁紙の汚れを掃除することです。
壁紙はキレイに見えても実は手垢や調理の油、ほこりなどが付着していることが多くあります。
汚れがついている上からテープを貼ることで、汚れがテープについてしまい粘着力を弱めてしまう原因になります。
壁紙の掃除方法を紹介するので、壁にマスキングテープを貼る時は、是非はじめに壁紙の掃除を行ってから貼ってみてください。
壁紙の掃除方法は、
② 濡れた雑巾に中性洗剤を数滴なじませて拭きあげる
③ 水拭きをする
④ 最後にしっかりと乾拭きを行う
これで完了です(*・∀-)☆
この掃除の際の注意点として、必ず壁紙の材質を確認してください。
ビニール素材の壁紙であればほとんど問題はないですが、壁紙の種類によっては水に弱く、壁紙自身を傷めてしまうことがあるので事前に材質をチェックしておきましょう。
壁紙の確認方法は、目立たない場所に少量の水を吹きかけることです。この時に水が弾かれればOKです(^^)/
壁紙を掃除することで、マスキングテープの粘着力を活かすことができますよ♪
方法② マスキングテープで土台を作って上から好きなマスキングテープを貼る
2つ目の方法は、マスキングテープで土台を作り、その上から好きなマスキングテープを貼る方法です。
マスキングテープを壁に貼る時に、凹凸のある壁紙に貼っている人も多いですよね。
凹凸のある壁にテープをはるということは、テープや貼り付けるものを「面」ではなく、たくさんの「点」で支えることになるので、粘着力を最大限に活かすことができません。
そのため、もともと貼る予定のマスキングテープよりも少し大きいマスキングテープを土台として貼り、壁の凹凸を少なくします。
その上から、好きなマスキングテープを貼ることでグッと剥がれにくくなるんです!
土台にするマスキングテープはどのような物を選んでも大丈夫ですよ^^
方法③ マスキングテープをはる幅を広くする
3つ目の方法はマスキングテープの幅を広く貼ることです。
凹凸のある壁紙に貼るマスキングテープは、2つ目の方法でも紹介したように、たくさんの点で支えている状態です。
そのため、テープの幅が狭いと支える点の数も少ないので、支える力が弱くなってしまいます。
マスキングテープの幅が広くなることによって、支える点が多くなるので安定しやすくなります。
何種類かのマスキングテープの柄を重ねるのも、おしゃれでかわいくなりそうです♪
方法④ 粘着力の強いマスキングテープを使う
4つ目の方法は、粘着力の強いマスキングテープを使う方法です。
現在、マスキングテープは様々な種類、用途のものが販売されています。
その中には、インテリア用と書かれている壁紙に貼ることを目的に作られたものがあります。
「インテリア用」は、幅が広めに作られており、通常の商品と比較すると粘着力が強いことが特徴です。
また、用途の他にマスキングテープ選びで併せて確認したいのが、粘着剤の種類です。
粘着剤には2種類あり、1つは天然ゴムでできたゴム系の粘着剤です。
ゴム系の粘着剤は包装用の粘着テープによく使われていますが、耐熱性や耐候性(太陽光や温湿度)が劣ると言われています。
もう1つがアクリルポリマーから作られるアクリル系の粘着剤で、耐熱性や耐候性に優れているため、壁紙に長期間貼ることに適しています。
壁紙に使用する時は、アクリル系の粘着剤を選びましょう!
マスキングテープを選ぶ時の注意点ですが、方法に「粘着力の強いマスキングテープを使う」と書いていますが、粘着力だけで選ぶとトラブルの原因になります。
「梱包用」などは粘着力は強いですが、用途に合わない使い方をしてしまうと、剥がす時に壁紙まで一緒に剥がれてしまう場合もあります。
粘着力が不安な場合は、見えにくい場所で試し貼りを行ってくださいね!
100均のマスキングテープは粘着力が弱い?
最近では100均にも、いろいろな種類や用途のマスキングテープが販売されていますが、粘着力が心配だと思ったことはありませんか?
100均で販売されているマスキングテープは、商品によって粘着力にばらつきがあるんです!
粘着力が強すぎてしまう商品から、程よい粘着力の商品、弱すぎてしまう商品まで様々で、実際に試して見てわかることも多くあります。
また、ネット上での意見を参考にすると、「100均のマスキングテープは剥がれやすい」と感じている人も多くいるようです。
わたし自身も、100均で購入したマスキングテープでポスターを留めたことがある一人ですが、やはり数日以内で落ちてきてしまった記憶があります。
その点でみてみると、有名メーカーの商品は粘着力が程良いものが多く失敗しにくいといわれています。
また、100均のマスキングテープと有名メーカーのマスキングテープの違いは粘着力以外にも紙部分の材質にも違いがあるといわれています。
100均のマスキングテープはメーカーの物と比較をすると、弱く破れやすいことが多くあります。
最初に巻いてある段階から、テープを出す時に破れてしまうことも多くあります。
破れてしまいやすいテープは、剥がす時にも1回でテープを剥がしきることが出来ないため、マスキングテープの醍醐味である「剥がしやすい」「壁紙などに残りにくい」といった点でメーカーとの差がでてしまいます。
剥がす予定がない場合や、ノートへ貼り付けるなどの目的の場合は特に気にしなくてもよい粘着力ですが、原状回復を必要とする場合には用途の確認や、目立たない場所での試し貼りを行う良いでしょう。
ちなみに、わたしのおすすめはやっぱりmtのマステですね!
粘着力もあり、粘着剤もアクリル系のため温度や湿度の変わりやすい部屋でも使えます♪
また、カラーやデザインもいろいろあり選ぶのも楽しいですが、わたしのおすすめはホワイトです。使いやすいですからね!
幅も広めに作られているので、1つ持っておくだけでかなり幅が広がりますよ(*^^*)
まとめ
以上、今回はマスキングテープの粘着力を強める方法についてお届けしました^^
マスキングテープの粘着力を強める方法は、
の4つの方法を紹介しました!
また、100均のマスキングテープも種類は豊富で選ぶことが楽しい反面、粘着力が安定しないこともあります。
弱いものだと剥がれてきてしまったり、逆に強すぎると剥がす時に苦労してしまうこともあるので、使い方には注意が必要です!
使用前に見えない場所での試し張りや、マスキングテープで土台を作った上に使用するなど一手間加えて使用すると安心して活用できますよ♪
マスキングテープを壁紙に使う時の参考になれば嬉しいです^^