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菜の花には食べてはいけない品種がある?食べられない種類について調査!

この記事では、菜の花に食べてはいけない品種があるのかついてお伝えしています^^

春の味わいの代表格の菜の花といえば、スーパーだけでなく河川敷や畑で黄色い花を咲かせているのもよく見かけます。

その春らしい色彩や可愛らしい花姿はわたしたちを楽しませてくれますね。

ところで、スーパーに並ぶ菜の花も、河川敷などで見かける菜の花も、名称は同じ「菜の花」です。

野に咲く菜の花もスーパーのものと同じように食べられるのか、疑問に思う人もいるかもしれませんね。

結論からお伝えすると、野生の菜の花でも食べられます。その野草が菜の花であれば、食べてはいけない種類もありません。

ただし、食べることを目的として栽培された菜の花ではないため、「あまり美味しくない」というのが食べたことのある人の見解です。

実は菜の花は、食用、観賞用、油用、というように、品種によって用途目的が異なる野菜です。

当然ながら、見た目や味わいもそれぞれ少しずつ違ってくるわけなのです。

記事本文では…

  • 食用とそれ以外の品種の違い
  • 野生の菜の花は食べられるのか
  • などについてもまとめているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね(*・∀-)☆

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    菜の花に食べてはいけない品種はない!食用以外は美味しくないですが…

    先ほどもお伝えしたように、菜の花に食べてはいけない品種はありません。

    「菜の花」とは、アブラナ科アブラナ属の黄色い花の総称です。

    つまり、アブラナ科の植物はすべて「菜の花の仲間」ということになります。

    白菜やカブ、ブロッコリーやチンゲン菜、大根までも実は花芽をつければ「菜の花」なんです。

    菜の花には身体に悪影響のある成分は含まれておらず、基本的には花・茎・葉のほとんどの部位を食べることが可能です。

    栄養も豊富ですし、部位によって苦みもありますが、調理法によっていくらでも美味しく食べられる優秀野菜なんですよ♪

    菜の花はその用途目的から大きく食用・観賞用・油用と分かれます。

    日本では江戸時代まで、栽培した菜の花の種子から採れる油を行燈などの照明に利用していました。

    種子の収穫量を増やす過程で、明治以降に食用への用途が多くなり、今わたしたちが口にする食べやすい菜の花へと改良されていきました。

    スーパーで見かける菜の花は、この「食べやすさ」に特化した食用の菜の花というわけなんです。

    花が開いてしまったものは苦みも強くなりますし、茎も硬くなってしまいますので、できるだけ花がつぼみのうちに料理していただきましょう。

    また、花が開いてしまっても天ぷらにするなどして工夫すればとても美味しく食べられます。

    ちなみに、花が咲いた後にできる種から油を採ってできるのが「菜種油」です。

    こちらは油を採取するのに適した品種が利用されています。

    対して、河川敷などで見かける菜の花はいわゆる観賞用に分類される少々野性味の強いもの。

    詳しくは後ほどお伝えしますが、味も調えられているわけではないので、食べるには少々苦みやエグみが目立ちます。

    食べてはいけない成分が含まれているわけではないので、よく洗ってきちんと下茹でし、加熱したり水にさらすなどすれば食べることは可能です。

    とは言え、やはり食用目的ではないので「あまり美味しくない」という結果になることは多いようです。

    野に咲く菜の花を採って食べるときは、下処理や料理法、また食べる量に十分気を付けましょう^^;

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    菜の花の食用の違いとは!何が違うのかを詳しく解説!

    ここからは、菜の花の「食用」と「それ以外の品種」の違いをさらに見ていきましょう。

    冒頭でもお伝えしたように、菜の花の品種には大きく分けて食用・観賞用・油用があり、その用途目的に違いがあります。

    食用の菜の花の一番の特長は、当然ながら人が食べるために品種改良されていること。

    つまりその「食べやすさ」にあります。

    品種についてもう少し詳しく説明しますと、食用の菜の花は和種(在来種)西洋種に分けられます。

  • 和種 → 花・花茎・葉を食べる。葉が黄緑色で柔らかい。
  • 西洋種 →花茎・葉を食べる。葉色が濃く厚い。
  • 中国野菜を品種改良したアスパラ菜・紅菜苔、日本で古くから栽培されているかき菜・のらぼう菜も菜の花の一種なんですよ^^

    食用の菜の花はいずれも、ナバナ・ハナナとも呼ばれ、品種ごとの味の違いはあるものの、甘みやほろ苦さが味わいを深めてくれる春野菜の代表となっています。

    それに対して、観賞用として栽培されているのが、セイヨウアブラナ・セイヨウカラシナです。

    河川敷などに自生している菜の花のほとんどがこの二種で、セイヨウカラシナの方が多く見られるようです。

    食用の菜の花と観賞用の菜の花は、花のつき方や葉の形など、見た目の違いは少々ありますが、何より人が食べるために品種改良されていない点が大きな違いです。

    つまり、苦みや辛みが強く、食べにくいことが多いということですね。

    セイヨウアブラナに関しては、菜種油の採取用により多くの油を採れるよう品種改良はされてきましたが、決して食用に特化しているものではありません。

    やはり、その違いは食べてみることで歴然とします。

    食用の菜の花がほどよい甘みとほろ苦さを備えているのに対して、それ以外の菜の花は苦みやエグみがより強い傾向にあるのです。

    河川敷などで菜の花を摘んで食べる場合は、やはり苦みやエグみを考慮した下処理や調理法を用いることが必要になってくるでしょう。

    自生している菜の花を食べる時のポイントを解説!

    これまで説明してきたように、河川敷などに生えている野生の菜の花は食べられます。

    ただし、その多くは観賞用であり、花も咲いてしまっているものが多いため、あまり美味しくはないということを前提にする必要がありそうです。

    特に河川敷などに生えている菜の花は、多くが「セイヨウカラシナ」で辛みも強い傾向にあります。

    摘み取るなら「セイヨウアブラナ」の方が味わいはマイルドかもしれませんね。

    ちなみに、セイヨウアブラナとセイヨウカラシナは葉のつき方で見分けることができます!

    セイヨウアブラナは葉の付け根が茎を抱き込んでいますが、セイヨウカラシナは葉が茎を抱き込まずに付いているのが特徴です(´・∀・)ノ゚

    それから、野生の菜の花を摘み取ったらしっかりと洗うことが重要です。

    自生の菜の花はフレッシュな状態を摘み取れることや農薬等の影響が少ない反面、動物の排せつ物や人の唾がかかっているなど、デメリットも多々あります。

    除草剤がかかってしまっていることもありますし、誤って別の植物を摘んでしまうこともあるかもしれません。

    自生の菜の花を摘むときは、摘む場所の状況をきちんと把握し、菜の花であることを確認してから採取するようにしてくださいね!

    まとめ

    以上、菜の花に食べてはいけない品種があるのかどうかについてお届けしました!

    繰り返しになりますが、菜の花はたとえ野生であっても、食べてはいけない品種はありません

    ただし、あまり美味しくない可能性があることだけはしっかり覚えておいてくださいね^^

    菜の花の品種にはそれぞれ用途があり、食用以外は食べるのにあまり向いていません。

    しかも、わたしたちが河川敷で見かけるのはほとんどが花が開いた状態の菜の花。苦みエグみが強いという点でも食べにくい菜の花と言えるでしょう。

    また、摘み取るときの環境のリスクにも配慮する必要があるので、少々気を遣う部分があるのも事実です。

    ただ、野生の菜の花でも、まだつぼみの状態を摘み取ることは可能ですし、摘み取ったばかりの菜の花は新鮮です。

    春らしい色彩と味は、美味しい美味しくないにかかわらず、わたしたちにダイレクトに春を感じさせてくれるような気がします。

    野生の菜の花を摘むのも、春の醍醐味かもしれませんね。

    色々なかたちで、菜の花が告げる新しい季節を楽しめたらいいなと思う、今日この頃です^^

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