銀杏を手軽に食べる方法としてはフライパンで直接炒るのがメジャーですが、初めてだと殻を割った方が良いのか割らなくても良いのかで迷ってしまう人も多いかと思います。
結論からお伝えすると、銀杏はフライパンで割らずに炒っても大丈夫です!
上手くいけばポップコーンのように殻がはじけて、熱々のところをパクっと食べることができますよ^^
ただ、個体によっては殻が割れずに中身がカラカラになってしまう場合や、勢いよくはじけすぎて殻が顔の方まで飛んでくるなんて危険もあったりします…。
なので、銀杏はフライパンで殻を割らずに炒っても問題ないのですが、できればペンチなどで少しひびを入れてから加熱した方が安全かつ楽ちんだとわたしは思います♪
記事本文では、この内容についてもう少し詳しく触れるとともに、フライパンで割れなかった銀杏の簡単な割り方などについてもお伝えしているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
銀杏をフライパンで割らずに炒るとどうなるのか?
冒頭でもお伝えした通り、銀杏はフライパンで割らずに炒っても特に問題はありません!
時々割れない頑固者がいるのと、高温で体当たりしてくる元気過ぎるのがいることが、このやり方のデメリットと言えるでしょう。
とは言え、火加減に注意しながらコロコロ転がしていれば、殻を割らなくても割と上手くいくケースの方が多いですよ^^
実際にフライパンで炒るレシピ的なものを確認してみましたが、殻を割らずに直接炒っている場面をいくつも目にしましたので。
高温の銀杏アタックについても、フライパンにフタをしていれば十分防げるので、そこまで恐れることもありません。
どちらかと言えば、割れない銀杏の扱い方の方に注意が必要です!
これもすでに軽く触れていますが、殻が割れない状態のままフライパンで加熱し続けていると、中身の水分がどんどん蒸発してしまってカラカラのシワシワになってしまいます。
こうなってしまった銀杏はもうどうしようもありません。いつかは割れてくれるだろうと安易に期待してはいけないのです。
他の銀杏達が割れているのに割れない頑固者を発見したら、その銀杏はその時点で一度フライパンから取り出しましょう。焦げ目がしっかりついていればもう加熱は十分です。
後ほど詳しくご説明しますが、こういう場合は別で殻を割ってしまうのが正解です!
何だかんだと書いてきましたが、銀杏をフライパンで割らずに炒るということはこういうことなのです。
ここまで読んでみて、「面倒くさっ!」と思ったあなたは、炒る前に少しで良いので殻にヒビを入れておきましょう。
数がたくさんある場合は面倒ですが、この一手間で銀杏がカラカラになることも、高温銀杏アタックも未然に防ぐことができますので(´・∀・)ノ゚
ぎんなんがフライパンで割れない時の対処法を紹介
ここからは、さっきのフライパンで炒っても割れてくれないぎんなんの扱い方について詳しくみていきましょう!
先程もお伝えした通り、こやつらはある程度焦げ目がついた時点でフライパンから横にのけておき、粗熱が取れたら金槌などで叩いて割ってしまうのが賢明です。
この時注意していただきたのが、ぎんなんはコンクリートのような固くて分厚い頑丈なものの上で叩くということ。
ご存知の通りぎんなんの殻は非常に固いので、例えばフローリングなどの上で叩いてしまうとフローリングの方がえぐれてしまう可能性があります。
その上、ぎんなんが割れていなかったら…、もう泣くしかありません。
なので、叩いた力が下に逃げてしまわないような、固くて頑丈なものの上で叩くということをぜひとも覚えておいてください。これ、めっちゃ重要です!
それから、叩く方向なんですが、ぎんなの尖った方を上にして叩くようにしましょう。
こうすることで殻に入っている節(継ぎ目のような部分)にヒビが入るので、より少ない力で殻をかち割ることができます。
間違ってもぎんなんを横にして叩かないようにしてくださいね。これを力いっぱいやってしまうと、中身までぐちゃぐちゃにつぶれてしまう場合がありますので…。
最後に、あなたの大切な指を叩かないようにしましょう。ぎんなんどころではなくなります。
一応念のために、金槌がない場合の対処法についても紹介しておきますので、良ければ参考にしてみてくださいね!
キッチンバサミ
キッチンバサミの真ん中には、多くの場合栓抜きになる部分がついています。
丸くなっていてちょっとギザギザになっているところですね。あの部分を使います!
あそこに銀杏をは挟んでじわじわと負荷をかけていくと、意外と簡単にパキっと割れてくれるんです^^
挟む時の向きはやはり節の入ってる部分を挟むようにしてくださいね!
あまり勢いよく力を込めすぎると中身まで潰してしまうので、ゆっくり負荷をかけていくようにするのがポイントです。
大量に割ると結構手に負担がかかってくるので、銀杏の数が10個程度と少ない場合におすすめの方法だと思います。
ペンチ
キッチンバサミと同じ要領で使えるのがペンチです!
この場合もペンチの先ではなく、中心に近い部分に挟んで割るようにしましょう。
注意点やコツもキッチンバサミと同じです。
ただ、ペンチは工具なので衛生面については少し不安が残ります。
銀杏を割るのに使う時は、必ず消毒してから使うようにしてくださいね!
麺棒
キッチンに麺を伸ばす麺棒があれば、金槌の代用品として使うことができます!
金槌よりも破壊力はありませんが、加熱してもろくなっている銀杏を割ることくらいは造作もないこと。
ただし、ひとつずつ狙いを定めて叩くのが難しい形状なので、銀杏をビニール袋に入れてからまとめて叩くのが効率の良い割り方と言えます。
ちなみに、麺棒もないという場合はワインボトルや一升瓶を活用することも可能です。
力の入れ加減には注意が必要ですが、それ自体に重さがあるので力をあまり加えなくても比較的簡単に銀杏を割ることができますよ^^
勢い余って瓶やボトルを割らないように注意する必要はありますが。。
銀杏をよく食べるなら銀杏割り器もおすすめ♪
このように、銀杏はお家にあるものでも手軽に割ることができますが、量が多くなってくると結構手や腕に負担がかかってきます。
もしあなたが銀杏を毎年結構たくさん食べるというのであれば、銀杏を割る専用の道具を使ってみることをおすすめします!
銀杏割り器はこんな感じのアイテムです(´・∀・)ノ゚
みまつさんの銀杏割り器はこの業界(?)ではちょっと有名で、口コミでも高い評価を集めている商品です^^
キッチンバサミやペンチだと大きめのサイズの銀杏には苦戦することが多いのですが、銀杏割り器ならそんな心配もありません。
挟むところが筒状になっているので、大きめサイズの銀杏でもしっかりキャッチしてくれます。
フライパンである程度加熱している銀杏なら余裕で割れちゃいますよ♪
あと、中にバネが仕込まれているので、割った後は自動で持ち手部分が開くようになっています。
これがなかなか便利なんです!いちいち開くのって超面倒ですから。。
こういった小さな工夫が大量の銀杏割りには非常に効果を発揮してくれます!
お店によっては100円均でも売られているので、とりあえず試してみたいという人はそれでも全然OKだと思います。
おそらく季節商品なので、100均で買いたい場合は時期を外さないように注意してくださいね^^
まとめ
以上、銀杏はフライパンで割らずに炒っても大丈夫なのかというテーマでお届けしました。
銀杏はフライパンで割らずに加熱しても問題ありません。
ただし、時々割れない銀杏や、勢い良くはじけてこちらまで飛んでくる銀杏がいるので注意が必要です!
割れない銀杏はそのまま加熱すると中がカラカラになって食べられなくなるので、取り分けて後から別で割るようにしましょう。
こっちまで飛んでくる銀杏アタックはフライパンのフタで対処しましょう。フタがなければアルミホイルとかでも大丈夫です。
こういうのが面倒だと思う人は、銀杏を加熱する前に少しだけヒビを入れておくと安心です。
参考になれば嬉しいです♪