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古い油を食べてしまった時の対処法!酸化した油はどんな匂いなのかも調査!

この記事では、古い油を食べてしまった時の対処法についてお伝えしています!

多くの場合、揚げ物に使った油はオイルポットなどに移して何度か使うというのが一般的な使い方となっています。

ただ、いつから使い始めて何度使ったかなどをちゃんと把握していることは少なく、酸化した古い油を食べてしまったというケースも多々あるようです。

ここで気になるのが古い油を食べてしまった時の対処法についてなんですが、どうすれば良いかは人や状況によって違うので、しばらくは様子を見るしかありません

しばらく様子を見てどうもなければ特に何もしなくても大丈夫ですし、胸焼けや吐き気など食中毒のような症状が出た場合は病院で診察を受ける方が良い場合もあるからです!

記事本文では、古くなった油を食べてしまった時の対処法とともに、

  • 古い油の状態(どう身体に悪いのか)
  • 古い油の見分け方(匂い・色・粘度・煙の出方)
  • 油の酸化とはどういう状態なのか
  • などについてもわかりやすくまとめてみました。

    油の管理に少しでも不安がある場合は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

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    古い油を食べてしまった時の対処法について

    冒頭でもお伝えした通り、後から古い油を食べてしまったと気づいたとしても、食べたすぐ後に何かすべきことがあるかというと、しばらく様子を見る以外に何もすることはありません。

    油がどれくらい古くなっていたか、どれくらい劣化していたかに加え、食べた人の年齢や体調などによっても現れる症状に違いがあるからです。

    もちろん、健康な人が少しくらい古い油を食べたとしても、これといった症状が現れない場合も多いと思います。

    心配なのは、小さな子供や老人、何らかの理由で免疫力などが下がっている人など、体を守る機能が低下している状態で古い油を食べてしまったというケースです。

    こうした場合には…

  • 胸やけ
  • 胃の不快感
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • など軽い症状だけでなく、ひどい場合には…

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発熱
  • 腹痛
  • など食中毒のような症状が現れる場合もあります。

    古い油を食べた直後からこれらの症状が出てきた場合は、甘く考えずに医療機関で診察を受けるようにしましょう!

    少しくらい胸焼けがする程度であれば、様子見で問題ない場合もあるかもしれませんが、腹痛や嘔吐などは放置していると危険です。

    かかりつけのお医者さんに電話で相談するだけでもかまいませんので、素人判断はせずにお医者さんの指示をあおぐようにしてくださいね!

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    酸化した油はどんな匂い?ダメな油の見分け方を徹底解説!

    ここからは、古くなって酸化した油はどんな匂いでどんな色をしているかなど、その特徴について解説していきますね!

    古い油を誤って食べてしまうのを防ぐには、調理する前に油の状態を確認することが非常に重要になってきます。

    酸化度合いにもよりますが、古くなった油は比較的わかりやすい特徴を持っていますので、以下でお伝えした特徴をしっかりチェックしてみてください!

    不快な匂いがする

    古い酸化した油は、鮮度の良い油とは全く違う独特の匂いを放ちます。

    人によって表現する言葉は違いますが…

  • 粘土のような匂い
  • 塗料のような匂い
  • 枯れ草のような匂い
  • あたりが良く例えられている匂いでしょうか。

    わたしは、粘土と塗料を混ぜ合わせてキツくしたような匂いだと感じます。何にしろ食欲を減退させるような不快な匂いであることは間違いありません。

    まず保存しているオイルポットを開けて匂いを嗅ぎ、このような不快な匂いが漂ってきた場合は酸化が進んでいると判断して処分するよにしましょう。

    また、この時点ではあまり匂いを感じなかったとしても、お鍋に移して加熱した途端に刺激臭に気付く場合があります。

    この時の匂いはなんとも表現しにくいですが、やはり枯れ草のようなすえた鼻をつく匂いというのが一番近いようにわたしは感じます。

    この場合もやはり酸化が進んでいる状態と判断できるので、面倒くさいですが処分して新しい油を使う方が賢明です!

    色が濃く濁る

    新鮮な油は透き通った美しい黄色や緑色(オリーブオイル)をしていますが、古くなって酸化した油は茶色く濁っているのが特徴です。

    何度も使っている油に至っては茶色を通りこしてどす黒く変色している場合もあります。

    これは単純に油が変質しているだけでなく、揚げ物をした時に出る揚げカスの焦げや食材から流れでたエキスによる影響もあります。

    その油で何を調理したかにもよりますが、野菜よりも肉や魚を揚げている油の方が汚れて濁っているケースが多いようです。

    オイルポットの色が黒だと判断しにくいので、油の色がわかりやすいシルバーやホワイトのオイルポットを選ぶのが見分け方のポイントです!

    粘度が高くなる

    まだ使ったことのない油はサラサラとしていてお鍋にすぐ広がっていきますが、酸化した油は粘度が高くドロっとしているのが特徴です。

    糸を引くとまではいきませんが、お鍋に移した時の広がり方で大体判別することができます。ゆっくり鍋底に広がっていくので、新鮮な油の状態を知っていればすぐ分かりますよ!

    また、そこまで粘度が上がっている場合は色も濃く、匂いもそれなりに強くなっているはずなので、それらも合わせて判断するのが良いでしょう。

    煙が出る

    ここからはか加熱した時の特徴についてです!

    古い油の特徴として、加熱した時にすぐ煙が上がるという点があります。

    まだそれほど温度が上がっていないにもかかわらず、見てわかるくらいの煙が立ち上ってきた場合は要注意です。

    そのような状態の油でも調理はできますが、油切れも悪く匂いも悪いので決して美味しい揚げ物を作ることはできません。

    泡が大きくなる(カニ泡)

    もうひとつ分かりやすい判断基準として、食材を入れた時に出る泡のひとつひとつが大きくなるという特徴があります。

    新鮮な油の場合、食材を入れた時にでる泡は非常に細かく、「シュワシュワ~」と言った表現がよく似合う状態になります。

    一方、古い油の場合は泡のサイズが大きく、「ブクブク」と言った表現がしっくりくる状態になります。

    ちなみにこういう状態の泡は「カニ泡」と呼ばれていて、油がダメになっているサインとしては割りとメジャーなものだったりします。

    こうなる原因はすでにお伝えした油の粘度が上がっている点にあります。

    油の粘度が高いの泡が割れにくく、ひとつひとつのサイズが大きくなってしまうというわけです。

    使っているのが新鮮な油だったとしても、揚げ物をしていてこのようなカニ泡が出始めたら、新しい油と入れ替えるようにしましょう。

    ※ 油を継ぎ足しでも粘度を下げることはできますが、またすぐにダメになってしまうので全部を新しい油にする方がおすすめです。

    もちろん古い油でいきなりこうなった場合は、調理をやめて処分するようにしてください!

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    酸化した油ってどういう状態?できるだけ簡単に解説!

    ここまで古い油は酸化しているとお伝えしてきましたが、そもそも油が酸化するということ自体がよくわからないという人もいるかもしれません。

    そこで、ここでは油の酸化について、専門用語などを使わずにできるだけ簡単に解説してみようと思います。

    ほんとにざっくりとしか書いてませんので、これをきっかにもっと詳しく知りたいと思った人は、ぜひご自分でも調べてみてください!

    油が酸化するというのは「油と酸素が結びついている状態」のことを指しますが、肝心なのはその結びついていく過程で、わたしたちの体にとって害のある物質ができてしまうという点にあります。

    その物質は細胞やDNAにダメージを与え、様々な病気を引き起こす原因になると考えられています。

    面倒なことに、その物質は一旦できてしまうと自分の周りにある油をどんどん同じ物質に変えていってしまうのです…。

    先程、油の継ぎ足しはおすすめできないとお伝えしたのは、この物質が存在している油に新しい油を継ぎ足しても、通常よりも早く酸化してしまうというのがその理由です。

    そして、さらに酸化が進むと、今度はその物質同士がくっつきだして、また別の良くない物質へと変化していく…というとにかく負の連鎖のような状態になってしまいます。

    この他にもいくつか体にとって害のある物質が発生するようですが、それらを解毒するのはわたしたちの肝臓です。

    つまり、古い酸化した油を食べるということは、細胞にダメージは受けるは肝臓に負担をかけるはで、もう全然良いことがないわけですよ、ほんとに。

    とは言え、たまに古くなった油を誤って食べてしまったくらいなら特に心配しなくても大丈夫です。それくらいではわたしたちの体はびくともしません。

    問題なのは、古い油酸化した油を常習的に食べ続けてしまう点にあります。

    一回一回の負担は小さかったとしても、それが長期間何度も繰り返されてしまうと、チリツモでやがて大きな弊害となって表面化してくることは目に見えています。

    そうなってからでは遅いのです。

    実は、この記事で一番伝えたかったのはこの部分で、調理に使う油はできるだけ一回限りで処分することを強くおすすめいたします!

    多少コストはかかりますが、揚げ上がりも良いですし、古い油で揚げたものに比べると味も全然違います。

    そして何より、体にかかる負担を減らせます。これが最も重要なメリットです!

    もちろん、わたしも毎回処分していますよヽ(`Д´)ノ≡3

    どうしても一回で捨てたくないという場合は、しっかり汚れを濾してからオイルポットに入れ、直射日光の当たらない冷暗所で保存するようにしましょう。

    そして、できるだけ早く使うようにしてくださいね!保存している間にも少しずつ酸化は進んでいますので。

    あと、繰り返し使うのは次で最後にしましょう。これ以上は危険ゾーンです!

    まとめ

    以上、古い油を食べてしまった時の対処法や油の酸化についてお届けしました。

    誤って古い油を食べてしまった場合にできることは、とにかくしばらく様子を見ることです。

    古い油を食べたからと言ってすぐにどうこうなるわけではありませんので、慌てず身体に異変がないかをしばらく観察してみましょう。

    ただし、

  • 胸やけ
  • 胃の不快感
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発熱
  • 腹痛
  • などの症状が出てきた場合は、できるだけ早く病院で診察を受けるようにしてください!

    酸化した油を見分けるポイントは、

  • 変な匂いはしないか
  • 色は変色していないか
  • 粘度が上がってドロっとしていないか
  • 少し加熱しただけで煙が上がらないか
  • 泡のサイズが大きくなっていないか
  • の5つになります。

    もし保存していた油にこれらの特徴が見てとれた場合は、その場で処分して新しい油を使うようにしましょう。

    コストはかかりますが、長い目で見ればそっちの方が絶対メリットがありますので!

    古くなって酸化した油には「100害あって1利なし」という言葉が良く似合います。

    できることなら油は再利用せず、一回の仕様で処分するようにしてください。

    余計なお世話かもしれませんが、何卒よろしくお願いいたしますm(__)m

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