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牛肩ロースのかたまりを柔らかくする方法!おすすめの食べ方も紹介!

この記事では、牛肩ロースのかたまりを柔らかくする方法についてお伝えしています^^

スーパーで買ってきた牛肩ロースのかたまりを、柔らかく仕上げるにはどうすればよいのでしょうか?

結論からお伝えすると、牛肩ロースのかたまりを柔らかく仕上げるには、「調理を始める前にしっかり下処理をする」ことがポイントとなります!

例えば…

  • 常温に戻す
  • 筋切りをする
  • 食材に漬け込んだりする
  • などの方法があります^^

    これだけではよくわからないと思うので、本文でひとつひとつ詳しく解説しますね!

    記事本文では、柔らかく仕上げる方法に加えて、牛肩ロースの特徴牛肩ロースに向いている食べ方(調理法)などについてもお伝えしています。

    牛肩ロースのかたまりを柔らかくして食べたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください(*・∀-)☆

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    牛肩ロースのかたまりを柔らかくする方法をまとめて紹介!

    冒頭でも軽くお伝えしましたが、牛肩ロースのかたまりを柔らかくするためには、焼く前に下処理をすることが重要です!

    冒頭でお伝えした方法も含め、いくつか詳しく解説していますね^^

    柔らかくする方法① 常温に戻す

    まず、牛肩ロースを調理する時は、「お肉の温度を常温に戻す」ことが大切です。

    と言うのも、冷蔵庫から出してすぐの冷たい状態のまま焼いてしまうと、中までよく火が通らず焼きムラが出来てしまうことがあるからです。

    こういった生焼けの状態を防ぐためにも、牛肩ロースを調理する場合は、必ず常温に戻すようにしてくださいね。

    だからと言って、ずーっと常温で置いておくと傷む原因となってしまうので、サイズにもよりますが、大体調理開始の30分前くらいに冷蔵庫から出しておけばOKです^^

    トレーなどに移してラップをかけて、30分くらい置いておくと良いでしょう。

    ※ 室温の高い季節は15分くらいでも常温に戻るので、長時間の常温保存には注意してくださいね!

    柔らかくする方法② 筋切りをする

    「筋切り」とは、肉や魚にある筋肉の繊維を切って、加熱したときの縮みを防ぐことです。

    牛肩ロースはスジ(脂質と赤身の境目にある筋)が多い肉なので、何もせずにそのまま加熱してしまうと縮んでかたくなってしまいます。

    これでは、せっかくのかたまり肉が台無しですね…。

    こういう状態を防ぐためにも、白い筋の部分に包丁で数か所切れ目を入れることが大切です。少しの手間ですが効果は抜群で、加熱による肉の縮みを防ぎ、均一に火が通るようになりますよ!

    その結果、かたくなりがちな牛肩ロースのかたまりを柔らかく仕上げることができます♪

    柔らかくする方法③ タンパク質を分解する

    牛肩ロースにはタンパク質が多く含まれています。

    タンパク質は熱を加えると固まる性質を持っているので、牛肩ロースを何もせずそのまま加熱してしまうと、肉に含まれているタンパク質が固まってかたくなってしまうのです。

    そこで活躍するのが、「プロテアーゼ」というタンパク質を分解する酵素を持つ食材・調味料です。

    プロテアーゼが含まれている食材には…

  • 玉ねぎ
  • 大根
  • パイナップル
  • りんご
  • キウイ
  • まいたけ
  • はちみつ
  • 牛乳
  • 塩麹
  • 味噌
  • などがあります(´・∀・)ノ゚

    テレビのお料理番組やレシピブックでよくお肉をつけている食材ですね^^

    果物や野菜はすりおろしたりしたして「酵素が出やすい状態」にしてお肉を漬け込むのが基本です。その他の液体の調味料などはそのまま塗り込んでしまって大丈夫です!

    これらの食材に牛肩ロースを漬け込むことで、お肉のタンパク質が分解され、加熱しても柔らかく仕上げることができるようになります。

    漬け込んだ後は、さっと水洗いしてキレイにしてあげればOKです(洗い過ぎ注意)。

    こうした食材や調味料を活用する場合に気をつけておきたいのは、「これから作る料理と相性の良いものを選ぶ」ということです。

    ご覧の通り、割と個性の強いものが多いので料理との相性を考える必要があります。

    味付けの邪魔になってほしくない場合は、玉ねぎや大根あたりが無難だと思います。

    あと、漬ける食材や調味料によっては長く漬け込み過ぎるとお肉が崩れてしまう場合があるので、漬けたまま放置し過ぎないようにご注意ください!

    柔らかくする方法④ pH値を変化させる

    加熱中にお肉から水分が出てしまうことも、牛肩ロースがかたくなってしまう原因になります。

    ちょっと難しい話になりますが、食べ物はpH値と呼ばれる酸性とアルカリ性の程度の尺度を持っていたりします。

    この数値によって、その食材のアルカリ性・中性・酸性が決まってくるのですが、牛肩ロース(お肉)のpH値は約5.5の弱酸性となります

    そして、この数値によって食材の保湿力に違いが出てきたりします。

    難しい話はこれくらいにして、手っ取り早くお肉の保湿力を高めるには「酸性に傾ける」のが簡単です。

    この場合もやはり、酸性の特徴を持つ調味料などに漬けておくという方法を取るのですが、おすすめは、お酢やレモン汁を使った「マリネ液」です。ワインを加えるレシピなんてのもありますね♪

    あと、炭酸水につけて置くのも効果的です。炭酸水にドボンと漬けておくだけなので、手軽さで言えばマリネ液よりも簡単ですね!

    ひとこと

    ここまでいろいろと牛肩ロースのかたまりを柔らかくする方法をお伝えしてきましたが、いずれも…

  • タンパク質の繋がりを断ち切る
  • お肉の水分が抜け過ぎるのを防ぐ
  • というふたつのポイントに集約されます!

    どの方法を試すにしても、結果としてこの2点が達成されていればお肉はある程度柔らかくなるので、あとは作る料理の味付けと相性の良い方法をチョイスすれば基本的には問題解決です♪

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    牛肩ロースに向いている食べ方は?おすすめ料理も紹介!

    最後に、牛肩ロースの特徴と牛肩ロースに向いているおすすめ料理をいくつか紹介したいと思います!

    まだ何を作ろうか迷っている時の参考にしてもらえれば嬉しいです♪

    牛肩ロースの特徴

    牛肩ロースは牛の肩から背中にかけての肉で、牛肉の中ではかなり大きな部位です。

    筋肉や内蔵などを形成するタンパク質が多く、新陳代謝を促してくれる「亜鉛」も豊富に含まれています。

    赤身部分と脂肪のバランスが良く、肉質のキメも細かく柔らかいのが特徴です。

    反面、赤身と脂肪の間にある筋が多く、筋の処理の仕方を間違ってしまうとかたい食感となってしまう部位でもあります。

    下処理をしっかり行い、弱火でじっくりと火を通すことで、牛肩ロースが持つ旨味や風味が引き立ちますよ^^

    そんな牛肩ロースに向いている調理方には、以下のようなものがあります!

    ※ 作り方はかなりざっくりとしか書いてませんので、ネットなどで良さげなレシピを見つけて参考にしてくださいね!!

    がっつり濃厚牛肩ロースステーキ

    牛肩ロースは柔らかく風味もよい肉なので「ステーキ」におすすめです。

    作り方のコツは、玉ねぎとワインビネガー(酢)に牛肩ロースのかたまりを1時間ほど漬け込むこと。

    すでにお伝えした通り、この漬け込みの工程でお肉を柔らかくします!

    よく熱したフライパンに肉を入れ、強火で1分、弱火で1分、ひっくり返してまた強火で1分ほど焼いたらアルミホイルで包んで2~3分、余熱でじっくり火を通しましょう。

    この工程でのポイントは、フライパンで火を通しすぎないこと。

    アルミホイルで包んで2~3分余熱で火を通すことで柔らかくてジューシーなステーキに仕上がります♪

    下処理に使った玉ねぎは捨てずに赤ワイン、醤油、みりんと煮詰めてソースにしてくださいね。

    しっとり柔らかローストビーフ

    クリスマスやお正月などのイベントや、おもてなしにもぴったりな「ローストビーフ」も牛肩ロースに向いています。

    作り方のコツは、牛肩ロースのかたまりにフォークなどを使って全体的に穴を開け、玉ねぎや赤ワインなどに一晩漬け込みます。漬け込むのはステーキの時と同じですね!

    次に、フライパンで全体的にしっかりと焼き目をつけてから、アルミホイルに包んで15分ほど放置します。

    ここでのポイントも、余熱でじっくり火を通す部分にあります!

    ゆっくり余熱で火を通すことでしっとりとした絶妙な食感のローストビーフに仕上がります。

    後はお好みの厚さにスライスして、お好みのタレをつけて食べてみてください。

    ご飯にのせればローストビーフ丼にもなりますよ(●´艸`)

    牛肩ロースのコク旨ビーフシチュー

    寒い日におすすめしたいのが、デミグラス缶を使った「ビーフチュー」です。

    煮込み料理なので、想像以上に簡単に作れますよ^^

    牛肩ロースのかたまりを一口大に切り、塩コショウして、さらに小麦粉をまぶしてからフライパンで焼き目を付けます

    焦げ目がついたら赤ワインを入れて炒めたら煮汁ごと鍋に移しましょう。

    お肉の油が残っているフライパンで玉ねぎやきのこなどの野菜を炒めたら、乱切りにした人参と一緒に肉が入っている鍋に入れ、弱火でじっくり1時間ほど煮込みます。

    肉がよく煮えたらデミグラス缶を入れ、さらに中火で20分、最後に塩とコショウで味を整えれば完成です♪

    これもすでにお伝えしましたが、牛肩ロースは弱火で長時間煮込むことでとても柔らかく仕上がります。

    焦らずじっくり時間をかけて煮込んでくださいね!

    牛肩ロースと根菜の和風ポトフ

    牛肩ロースと根菜を使った「和風ポトフ」も美味しいですよ^^

    大きな耐熱容器の中央に牛肩ロースのかたまりを入れ、周りに一口大にカットした大根や蓮根、長芋などの根菜を立てて入れます。

    酒と水を注いでから一番上に白菜を散らし、アルミホイルで蓋をして、200℃のオーブンの下段で45分加熱します。

    その後、30分ほどオーブンの余熱でじっくり火を通せば柔らかい肉に野菜の旨味が染み込んだ和風ポトフの完成です♪

    食べるときには牛肩ロースのかたまりを一口大にカットして、塩コショウをしてから食べてくださいね。

    牛肩ロースのトマト煮込み

    最後におすすめするのは、牛肩ロースを使った「トマト煮込み」です。

    塩コショウした牛肩ロースのかたまりをよく熱したフライパンに入れ、焦げ目をつけたら煮汁ごと鍋に入れます。

    そこへ、アメ色になるくらいよく炒めた玉ねぎ、乱切りにした人参、無塩のトマトジュース、コンソメを加えて弱火で1時間ほど煮込めば完成です。

    トマトジュースはトマト缶でもいいですし、キャベツやミックスビーンズを加えると見た目も華やかになり、味も深くなりますよ♪

    煮込むときにパセリやローリエの葉も忘れず入れてくださいね!

    食べる時はお肉は一口大にカットしてお皿に盛りつけると豪華になりますよ~。

    やはり、弱火で長時間煮込むことでとろとろの柔らかい肉に仕上がります^^

    まとめ

    以上、牛肩ロースのかたまりを柔らかくする方法やおすすめの食べ方などについてお届けしました!

    牛肩ロースは赤身と脂肪分のバランスが良く柔らかいお肉ですが、筋が多いので下処理の手を抜くとかたいお肉の料理になってしまいます。

    少し手間はかかりますが、しっかり筋切りをして、タンパク質を分解する酵素を持った野菜や果物、調味料に漬け込むことで柔らかくすることができますよ!

    もしくは、レモンやお酢を使ったマリネ液に漬け込むのも効果的です^^

    牛肩ロースは丁寧に下処理すれば、誰でもを柔らかくすることができます。そのやり方を知っているか、知らないかだけですね。

    これらの方法で牛肩ロースを柔らかくして、お腹いっぱい美味しくいただきましょう♪

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