この記事では、ゆで卵の茹で汁は危険なのかどうかについてお伝えしていきます＾＾
例えば、ゆで卵サラダを作る時なんかに、ゆで卵を作った茹で汁で野菜も一緒に茹でらえたら効率的なのになと思う人もいるかと思います。
でも、ゆで卵の茹で汁って汚れているような気がするんですよね。実際のところ、どうなんでしょうか？
結論からお伝えすると、めちゃくちゃキレイとまでは言えませんが、食中毒になるような危険性はないと思ってもらって大丈夫です。
熱湯でもって卵を5分以上加熱しているので、サルモネラ菌とかも無事ではいられません。
記事後半では、ゆで卵の茹で汁を再利用するアイデアについても紹介しています。
ゆで卵の茹で汁を捨ててしまうのがもったいないと思ったことがある人は、ぜひ参考にしてみてください！
ゆで卵の茹で汁は危険じゃないので安心して再利用しましょう。
繰り返しになりますが、ゆで卵を作った後の茹で汁に危険性はないので、再利用しても全く問題ありません。
なぜなら、ゆで卵を作る過程でお湯がボコボコと沸騰しているため、言うなればがっつり煮沸消毒しているようなものだからです。
たとえ卵の殻に少し菌が付着していたとしても、高温のお湯で長時間煮ることでサルモネラ菌などの微生物はほぼ確実にやっつけることができます。
例えば、サルモネラ菌は75℃で1分間の加熱で無害化できるため、ゆで卵の茹で時間を考えれば十分な条件が整っていると言えます。
加えて、市販される卵は出荷前にきちんと洗浄され消毒されているため、元々微生物の付着が極めて少なかったりします。実際、国内の検査でサルモネラ菌が見つかるのは極めて稀なのです。
これらのことから、ゆで卵の茹で汁に食中毒を起こすような危険性はないと判断できるわけです！
しかし、いくら危険性がないといっても、ゆで卵の茹で汁を保存することはやめておきましょう。
その理由は、お湯に卵のにおいが残っていることや、稀に殻が割れて茹で汁に卵白が混じることがあるからです。このような状態のお湯は、保存すると早く劣化してしまう可能性があります。
どうしても再利用するのであれば、ゆで卵を作った当日中に使いきるようにしてくださいね。
ゆで卵の茹で汁の再利用について！ガーデニングに利用するのもアリ！
ゆで卵の茹で汁にはカルシウムなどの栄養素が含まれているため、いくつか有益な再利用方法があります。
以下に、いくつか再利用のアイデアをご紹介しますね！
野菜やパスタを茹でる
ゆで卵の茹で汁を再利用して、次に野菜やパスタを茹でてみましょう。
茹で汁にはすでにカルシウムが溶け込んでいるので、これを利用すれば少しですがお料理にカルシウムをプラスすることができます！
濃い味の料理に使う
卵の風味が残るゆで卵の茹で汁は、カレーや煮物などの濃い味の料理に再利用するのもおすすめです。
風味が強い料理に使うことで、卵の味が目立たずに済みます。
植物の水やりに使う
豊富なカルシウムを含むゆで卵の茹で汁は、植物の成長を助けることができます。
特に、植物の葉先が茶褐色になっている場合はカルシウム不足のサインの可能性があります。そんな時は、茹で汁を冷ましてから水やりにゆで卵の茹で汁を活用してみてくださいね！
再利用する時の注意点
衛生面について心配な方もいるかもしれませんが、先ほどお伝えした通り、ゆで卵の茹で汁は75℃以上で1分以上加熱されているため、基本的にサルモネラ菌などの危険はありません。
ただし、卵の匂いが気になる場合もあるため、料理などに使用する際はその点を考慮する必要があります。
何も考えずに使ってしまうと料理が台無しになってしまうこともありますので…。
ゆで卵の茹で汁を上手に再利用することで、水の節約にも繋がり、さらには植物や料理に栄養をプラスすることができます。
ゆで卵の茹で汁を何かに使いたいと思った時は、ぜひ試してみてくださいね！
ゆで卵の茹で汁には危険性はないので安心して再利用しましょう！
ゆで卵の茹で汁は最低でも7～8分は沸騰しているお湯なので、仮に卵にサルモネラ菌などの雑菌がついていたとしても十分やっつけられます。
なので、ゆで卵の茹で汁を料理に使ったからと言って、食中毒になるようなリスクはないのです！
ただし、それはゆで卵を作った当日のことであって、それを何日も保存して再利用するというのは別の話なので、その点はお忘れなく。
参考になれば嬉しいです＾＾
