この記事では、「スナップエンドウは炒める前に茹でるべきなのか?」についてお伝えしています^^
スナップエンドウと言えば、茹でて食べるイメージが強い野菜ですが、食べ方としては炒めるというパターンもあります。
その時多くの人が感じるのが、炒める前の下茹では必要なのかという問題です。
結論からお伝えすると、下茹でしてから炒めても、そのまま炒めてもどちらでも大丈夫です!
スナップエンドウの個性(青臭さや豆っぽさ)を出来るだけおさえたい人は下茹でして、別にあまり気にならないという人はそのまま炒めちゃってOKです。
子供に食べさせる場合、下茹でした方がパクパク食べてくれる可能性が高くなるかと思います^^
記事本文では、…
などについてもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
スナップエンドウは炒める前に茹でるべきか問題!
先程軽くお伝えしましたが、スナップエンドウを炒めて食べる場合は、茹でてからでも、下茹でなしでもどちらも問題ありません。
下茹でしていないと火が通らないなんてことはありませんので、その点はご安心ください。
ただ、下茹でするのとしないので全く同じ仕上がりになるかというと、そうでもありません。スナップエンドウの味や食感、匂いの残り方に違いが出てくるので、そこはしっかり理解しておきましょう^^
まず、下茹なしで炒めた場合は、「若干甘みが強くなる傾向」があります。そして、食感もパリッとした歯ごたえのある感じになりますが、その分スナップエンドウの青臭さや独特のクセが残ってしまうのが特徴です。
また、生の状態から調理するので、しっかり火が通るまでには多少時間がかかるという点も忘れてはいけないポイントになります。
一方、下茹でしてから炒めた場合は、スナップエンドウの青臭さやクセがおさえられて食べやすくなりますが、そのまま炒めた時のようなパリっとした食感はなくなってしまいます。
また、前もって下茹でしておけば、炒める時間はかなり短縮することができるので、「食べる直前にパパッと調理したい」という人には向いていると思います。
ただ、総合的な調理時間で考えると、茹でる時間を合わせれば数分程度の差だと思うので、予め準備しておきたい派の人以外にはそれほど大きなメリットではないかもしれませんね。
正直、甘みに関しても全然違うというレベルではなく、若干甘いかなという感じだとわたしは思います(個体差や鮮度による影響はあるかもしれませんが)。
となると、やはり重要なのは…
という点になるのではないかと思います。
どんな状態でスナップエンドウを食べたいかが判断基準になるわけですね^^
というわけで、スナップエンドウは必ず茹でてから調理しないとダメという類の野菜ではありません。
食べる人や作る人の好みに合わせてしまって全然OKなのです♪
もっと言えば、スナップエンドウは鮮度の良いものについては火を通さず「生のまま食べても問題ない野菜」だったりします。
中には、スーパーで買ってきたスナップエンドウをそのままポリポリかじって食べてしまう猛者もいるようです。すごっ。
収穫したてのスナップエンドウは、すっごく甘いそうですよ^^
あ、だから下茹でしない方が甘みが残っているのか。火を通せば通すほど甘みは減っていく感じなんですね。
ここに来てさらに理解が深まりました(●ゝ艸・)
スナップエンドウを炒める前に茹でる時のポイントを解説!
ここからは、下茹でしたい派の人に向けて、炒めることを前提とした場合の茹で方について詳しくお伝えしていきます!
後から炒めることが決まっている場合のポイントは、「下茹で時間を短くする」というのが最も重要なポイントになります。
茹でて食べる場合の茹で時間の目安は2分~3分ですが、茹でた後さらに炒める場合は、20秒~1分30秒とかなり短くて大丈夫です!
次に、筋を取ってから茹でる場合は、茹でて水に取った後、「さやの中に入った水を取り除いておく」という一手間も大切です。中に水が残ったままだと、炒めものが水っぽくなってしまいますからね!
それでは、茹で方を具体的に見ていきましょう(´・∀・)ノ゚
どんなやり方でも良いですが、細い筋が残らないようにひとつひとつ丁寧に処理していきましょう。これが料理のクオリティーに大きく影響します!
手順② お湯を沸かして軽く茹でる
お鍋にたっぷりのお湯と少量の塩を入れて沸騰させ、そこに下処理したスナップエンドウを投入します。
茹で時間は、20秒~1分30秒くらいの範囲で好みに合わせて調節しましょう。スナップエンドウの個性どれくらい残すかによって判断すればOKです。
もし、目安がわからないという場合は、間をとって「1分」くらいにしておけば無難だと思います^^
手順③ 冷水に取ってから水を抜く
火が通り過ぎるのと、色が抜けてしまうのを防ぐために、茹で上がったらすぐに冷水にとって粗熱を取りましょう。仕上がりを美しく見せるためのポイントです!
最後に、キッチンペーパーの上で逆さまにしてトントンとやって、さやの中の水分を外に出してあげれば任務完了ですヽ(*´∀`)ノ
スナップエンドウを茹でないケースってどんな時?
最後にちょっとだけ、スナップエンドウの食べ方について補足しておきますね!
ここまで説明してきたように、スナップエンドウを炒める場合は、下茹でしてもしなくてもどっちでも大丈夫だったわけですが、調理法によっては下茹でしない方が良いというパターンもあります。
それは、「スナップエンドウを揚げて食べる時」です!
高温の油で調理するので、さやの中に水分が残っていると油がはねる危険性がありますし、天ぷらの場合は味や食感的にも個性を残しておいた方が良いと思います。
絶対下茹でしちゃダメというわけでもありませんが、スナップエンドウを天ぷらダネにする場合は、基本的には筋を取るなどの下処理だけして、生のまま調理することをおすすめします。
あとは、すでにお伝えしてしまいましたが、「鮮度の良いスナップエンドウを生で食べる時」ですね。
わたしは生で食べたことはありませんが、お家で育てている人は収穫したてのスナップエンドウをそのまま食べてみてはいかがでしょうか^^
まとめ
以上、スナップエンドウは炒める前に茹でるべきかどうかについてお届けしました!
スナップエンドウは鮮度さえ良ければ生でも食べられる野菜なので、必ずしも炒める前に茹でる必要はありません。
味や食感、青臭さの残り方に違いが出てくるので、食べる人の好みに合わせて下茹でするかどうかを決めればOKです!
繰り返しになりますが、子供が食べるにはそのまま炒めるだけではちょっとクセが強いかもしれませんので、出来れば下茹でしてあげた方が良いと思います。
下茹でしてから炒める場合は、茹で時間を「20秒~1分30秒」くらいに短めにしてくださいね!
参考になれば嬉しいです^^