この記事ではスナップエンドウの筋が残る理由などについてお伝えしています^^
スナップエンドウを調理するのに避けて通れない「筋取り」ですが、これがなかなか曲者で、しっかり取ったつもりでもちょっとだけ残っているなんてことがあります。
わたしなんかは、そのまま筋ごと食べてしまって不快に感じることもしばしば。
で、なぜこんなことになってしまうのかと考えてみたんですが、結局のところ、筋を取っているつもりでも取り切れていないだけなんですよね。
なので、解決策としては当たり前のことなんですけど、ひとつひとつ丁寧に確認しながら処理していくしかありません。
ただ、「上手に筋を取るコツ」や「筋が残りにくい下処理の方法」などについては今回ばっちり調べておいたので、安心してこのまま読み進めてみてください!
わたしのような大雑把な性格も関与しているかもしれませんが、それを理解した上で丁寧に筋をとっていけば不快な思いとはおさらばです。
スナップエンドウの筋残りにイライラしている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね(●´∀`)ノ
スナップエンドウに筋が残る原因について解説!
冒頭部分でもお伝えした通り、スナップエンドウに筋が残る理由は、ちゃんと取ったつもりでも全部取り切れていなかったというシンプルな答えがあるのみです。
ただ、スナップエンドウの筋を取り損ねるのには、いくつかパターンがありますので、一応あなたが当てはまっていないか確認しておきましょう!
両側に筋があるのを知らなかった
スナップエンドウの仲間である「絹さや」には片側にしか筋はありませんが、スナップエンドウは片側だけでなく両側に筋があります。
このことを知らずにスナップエンドウの片側だけの筋を取っていた場合、もう片方の筋はそのまま残っているので当然食べる時に口に嫌な食感が残ることになります。
スナップエンドウを初めて調理する人なら考えられる話かもしれません。
集中力を欠いて取り忘れた
①の理由はお料理超初心者にしか起こらないちょっと稀なパターンですが、慣れている人でも流れ作業で筋を取っていると、「うっかり片側の筋を取り忘れる」ことがあります。
テレビとか見ながらやっていると、どこまで取ったかわからなくなることってありますよね^^;
スナップエンドウの筋をほぼ無意識で取れるくらい料理に慣れているレベルの人が注意すべきなのは、何よりも集中力の低下だとわたしは思います!
取り方が雑で途中で切れている
これはモロわたしに当てはまる理由なんですが、自己流の取り方でやっていると途中で筋が切れてしまって、ちゃんと取れているのかどうかの判断がつかなくなることがあります。
一応確認してみるんですけど、よくわからなくなってそのまま勢いで茹でちゃうというのがいつものパターンです。
そして、口にした時に初めて筋が残っていたことに気がつくわけです。我ながら、ほんとにあの瞬間は腹立ちます…。
こういう場合は爪などで引っかかる部分がないかをもっと慎重に探さないといけませんね。反省!
ちなみに、スナップエンドウの筋取り作業というのは、おそるおそる引っ張るのではなく、ある程度勢いをつけた方がキレイに取れるようです。
今回筋取りについて調べてみて初めて知りましたヽ(゚Д゚*)ノ
筋取りの開始地点から一気に引っ張ることによって、力がまっすぐに働き、途切れることなくまわりの細い筋まで巻き込んで取り除くことができるとのこと。
コツとしてはただ強く引っ張るのではなく、筋の流れに添うようにスッと一息で引っ張ることが大切なようです。
わたしはこんなことまで考えたことがなかったので、次の機会に試してみようと思います^^
スナップエンドウの筋をしっかり取る方法を紹介!
ここからは、スナップエンドウの筋を出来るだけ残さず取り除く具体的なやり方について紹介していきたいと思います!
今回は…
の3つについてまとめているので、あなたに合いそうなやり方を探してみてください(´・∀・)ノ゚
スタンダードな方法
この方法は一般的な筋取りの方法をちょっとだけアレンジしたやり方です!
スナップエンドウのお尻の部分(「花落ち」と呼ばれる部分)からヘタに向かって筋を取り、今度はそのままヘタの部分からお尻の部分に向かって、ぐるっと一周しながら筋を取るという手順になります。
この方法は、両側の筋を同じ方向に引っ張るよりも細かな筋が取れやすいと言われているので、とりあえずまずは試してみてください^^
以下、詳しい手順です♪
スナップエンドウのお尻(花落ち)の先を指で内側方向に折って、そのままヘタまでスーッと引っ張りながら筋を取りましょう。
手順② ヘタを折る
取った内側の筋をつなげたまま、今度はヘタの部分を外側に折ります。
手順③ 外側の筋を取る
そのまま花落ちの方に向かって外側の筋を取れば作業完了です♪
もし花落ちやヘタが指で折れにくい場合は、包丁やハサミで切り込みを入れても大丈夫です^^
爪楊枝を使う方法
手で折るのがどうも苦手だという人は、「爪楊枝」を使えばストレスフリーで筋取りできますよ^^
平らな方を上に向けた状態で、ヘタの付け根の部分に爪楊枝をさします。
手順② 平らな方の筋を取る
そのまま持ち上げると内側(平らな方)の筋が持ち上がるので、そのままゆっくり横にスライドさせていけば筋だけをキレイに分離させることができます!
手順③ 反対がの筋も取る
内側の筋が取れたら、ヘタを折って下に引っ張り、今度は外側(下側)の筋を取り除けば作業完了です。
この時は爪楊枝は使わず指でつまんでスーッと取ればOKです^^
花落ち部分が気になる人は、全部終わった最後に取り除いてくださいね!
この方法は、爪も痛くならず難しいコツも必要ないのでどんどん筋取りが進みますよ(●´艸`)
加熱してから筋を取る
そして最後がスナップエンドウを加熱してから筋を取る方法です!
蒸し焼きにしてから筋を取る方法ですが、筋の取り方がちょっと変わっていて面白いんです^^
具体的にはこんな感じになります(σ^▽^)σ
フライパンに大さじ1杯の水と塩を一つまみ入れます。水はあまり多く入れなくても大丈夫です!
手順② スナップエンドウを入れて加熱する
①にスナップエンドウ100gを入れ、強火で沸騰させます。
手順③ 蒸し焼きにする
沸騰したのを確認したら火を弱め、蓋をして中火~強火で1分間加熱し続けます。
火を弱め忘れると焦げてしまうので、必ず火を弱めてくださいね!
手順④ 粗熱をとる
蓋を取り、水分がほとんどなくなったのを確認してから、ザルにあげて粗熱をとります。
手順⑤ 水気を切ってヘタを持ち上げる
キッチンペーパーなどでよく拭いた水気を切りましょう。
その後、スナップエンドウのヘタの部分に親指を押し当て、ヘタを持って引き上げます。
手順⑥ 引っ張って筋を取る
両側の筋がとれていくのを確認しながら、親指を当てるところをゆっくりと進ませ、お尻の方まで引っ張っていきます。
勢いよく引っ張り過ぎるとちぎれてしまう可能性があるので、ある程度慎重に引っ張るのがポイントです^^
手順⑦ 花落ちを取って作業完了!
フライパンの方が短時間で熱が通りやすく、蒸し焼きにすることで旨味が凝縮され、筋も柔らかくなります。
そして何より、スナップエンドウの中に水が入らないところがグッドです!
サラダなどにする場合は、仕上がりのよさという意味でも、この方法はイチオシですよ((*´∀`))
まとめ
以上、スナップエンドウの筋が残る理由や対処法についてお届けしました!
スナップエンドウの筋が残ってしまうのは、「筋を取ったつもりでも取り切れていないから」というシンプル極まりない理由によるものです。
逆に言えば、ポイントを押さえながらひとつひとつ丁寧に処理していけば、筋を残さず筋取りすることができるはずです^^
筋取りの方法にもいくかやり方があるので、一通りやってみて自分に合うなと思うものを取り入れてみてくださいね!
個人的には、「加熱してから筋を取る方法」がおすすめです(*”・∀・)ノ
今回この記事が、その当たり前のことを再確認するきっかけになればとても嬉しいです♪