この記事では、「白湯はケトルだと意味ないのかどうか」などについてお伝えしています＾＾
冷え性などの体質改善に効果が期待できると言われている白湯ですが、毎回しっかり沸騰させてから冷まして…という工程を繰り返すのはかなり面倒。
そんな時思い浮かぶのが短時間で沸騰させられるケトルの存在ですが、ケトルで白湯を作ってたとして、しっかり沸騰させた白湯と同じ効果が得られるのか疑問に思っている人も多いようです。
結論からお伝えすると、お湯を飲むという行為そのものに体温を上げる効果があるので、ケトルで作った白湯でも飲む意味はあると考えられます。
ただ、水道水の中には塩素などの不純物が含まれるので、これをどうするかというのが今回の焦点になってくると思います。
記事本文では、このあたりの解決法について詳しく解説するとともに…
などについてもまとめているので、ぜひ最後まで読んでいってください(*・∀-)☆
白湯はケトルだと意味ないのかについて詳しく解説！
白湯は本来やかんやお鍋でグツグツ沸騰させて作るものですが、ケトルで作ったものだとしても一定の効果は期待できると考えられます。
冒頭でも軽くお伝えした通り、水の中に含まれる不純物の問題はありますが、お湯を飲むことで体温が上昇するということには変わりがないからです。
詳しく書くと長くなってしまうので割愛しますが、白湯を飲んで体温が上がると胃腸の働きが活発になったり、冷え性の程度がましになるなどの健康効果が期待できると言われています（過度に期待しない方が良いとは思いますが）。
ちなみに、白湯とお湯の違いは「一度沸騰させているかどうか」にあります。
お湯という言葉は単純に40度くらいより高い温度のお湯全般を指しますが、白湯はその中でも一度完全に沸騰させたものという認識でOKです。
※ 厳密には沸騰状態で「5分～10分以上経過したお湯」を白湯と呼ぶことが多いです。
本来はアーユルヴェーダという外国の伝統医学に由来する飲み物なんだそうですが、わたしたち一般人はそれくらいの認識でもさほど問題なさそうです。気になる人は調べても面白いと思いますよ＾＾
で、この一度沸騰させるということについてなんですが、沸騰させたままの状態で5～10分ほど経過すると、水道水の中に含まれている塩素や不純物が分解されることがわかっています。
よく問題視されている「トリハロメタン」などがこれにあたります。
まぁ実際のところはそれほど心配しなくても大丈夫みたいですが、こればっかりは個人の主観によっても左右される部分なので判断が難しい問題です。
ケトルを使った場合、沸騰すると電源が落ちる設計になっている機種が多いので、あまり意味ないのではないかと思われているのかもしれませんね。
さて、ここまで読んで鋭い人は「それなら最初から塩素や不純物が入っていない水を使えば良いんじゃないの？」と思っているかもしれませんが、実際その通りだったりします。
沸騰させる前から不純物の入っていない水、つまりミネラルウォーターや除去性能の高い浄水器を通した水を沸騰させればケトルで沸騰させても何ら問題ないのです。
ここまで書いてやっとまともな結論に辿り着きましたが、沸騰させ続けなくてもよい水を使うのであれば白湯はケトルで作る方が全然お手軽ということになります！
アーユルヴェーダ的な考え方では「火（ガス）」「水」「風（沸騰）」の要素が全て入っていないとダメらしいのですが、ケトルを使うと「火」が「電気」になっているので厳密にはダメなのかもしれません。
しかし、最初にお伝えした通り体温が上がる点においては同じなので、このあたりは多少基準をゆるくしても良いのではないかと個人的に思います！
不純物の少ない水という点ではミネラルウォーターが一番確実だと思いますが、コスパを考えると定期的にカートリッジを交換した浄水器の水がというのがコスト的には一番おすすめですね。
浄水器を通した水の水質についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね！
白湯の正しい作り方！沸騰させ続けられるケトルも紹介！
せっかくなので、ガス火を使った白湯の作り方についても紹介しておきますね。と言っても、沸かして冷ますだけなので特に難しいところはありませんが。
手順① お鍋もしくはやかんにお水を入れて火にかける
あまりたくさん入れても時間がかかるので、これから飲む分+沸騰で減る分くらいでOKです。蒸発を促すためにふたはしない方が良いそうです！
手順② 沸騰したらそのまま5分～10分ほど沸かし続ける
ネット上では10分くらい沸騰させるのが定番のようですが、5分くらいでも不純物を減らす効果はあるようです。心配ならしっかり10分沸騰させましょう(´･∀･)ﾉﾟ
手順③ 50度くらいにまで冷まして飲む
火を消してからだと大体夏場で20～25分、冬場だと30分くらい放置しておけばちょうど良い加減に温度が下がりますよ。
もしもっと早く温度を下げたい場合は、冷たい湯呑に移すのを繰り返せばOK。一回移すごとに約10度くらい温度が下がります。
これは日本茶を淹れる時の小技なんですが、覚えておくといろんな場面で結構役立ちますよ♪
はい、ざっくりこんな感じです。簡単ですね！
ケトルを使う場合でも、ミネラルウォーターか浄水器を通したお水を沸騰させて冷ますだけなので、白湯の作り方に違いはありません。コストは上がりますが、その分時間を短縮できるといった感じですね。
どうしても水道水とケトルで白湯を作りたい人には、「カルキ抜き機能」を搭載しているケトルの使用をおすすめします！
わたしのおすすめこちらです(´･∀･)ﾉﾟ
ケトルの中では値段が高い部類に入りますが、象印らしいころんとしたシルエットと国産メーカーならではの安心感が魅力的です。
CK-AX10には「カルキ飛ばし機能」がついていて、沸騰後2分30秒間沸騰を維持してくれます。時間が少し短いので約75％ほどの除去率にはなってしまいますが、水道水をそのまま使えるのはランニングコスト的にはお得かと。
あと、蒸気がほとんど出なくなる「蒸気レス構造」だったり、コーヒーをドリップする時に役立つ「ドリップモード」なども搭載されているので使い勝手がかなり良い製品となっています！
何だかめっちゃ売り込んでいますが、象印はわたしのお気に入りメーカーなので、商品ページだけでもちらっとのぞいて見てほしいです、ほんとに。
白湯を飲むタイミング！迷ったら寝起きと就寝前に！
最後にこれから白湯ライフを始めようとしている人のために、白湯を飲むタイミングについて少しだけ補足しておきますね！
別に白湯なんでいつ飲んでも良いわけなんですが、おすすめのタイミングは「寝起き」と「就寝前」になります。
寝起きに白湯を飲むと内蔵が動きだし、何もしない時と比べると頭の中がスッキリしてくるスピードが早くなる傾向があります。もちろん個人差はありますが、体の中からじんわり温まって動きやすくなる感じですね。
ちょっと変化をつけたいなと感じた時にはジンジャーパウダーやシナモンパウダーをちょっとだけ入れてみるのもおすすめです＾＾
一方寝る前にのむ白湯にはリラックス効果が期待できます。やはり体の中からじんわり温まってくるので、何だか優しい気持ちになります。
就寝前の白湯にプラスするなら少量のはちみつなんかがおすすめです！ちょっとプラスするだけでもすごく飲みやすくなりますよ♪
一回に飲む白湯の量は、マグカップに一杯くらいを目安にすれば良いかと思います。だいたい200mlくらいでしょうか。
あと、一気にグイッと流しこんでしまうのではなく、5～10分くらい時間をかけてゆっくり飲む方がより効果を得られるかと思います。
あまり飲み過ぎてもお腹がちゃぷちゃぷになってしまうので、飲み過ぎには注意してくださいね！
まとめ
以上、白湯はケトルだと意味ないのかどうかについてお届けしました！
白湯を水道水から作る場合は10分程度沸騰させてから作るのが基本ですが、最初から不純物の入っていないお水を使うのであればケトルで沸かしても全然OKです。
アーユルヴェーダ的にはちょっと違うのかもしれませんが、体温が上がるという効果に関してはどちらでも同じなはずですから。
あまり難しく考えると白湯を作ること自体が面倒になって飲むのをやめたくなってしまうかもしれませんので、まずは続けることをメインに考えてみましょう。
とりあえず、ケトルを使って白湯を作りたいという人はミネラルウォーターで試してみてはいかがでしょうか。
ランニングコストを考えと浄水器の方がおすすめなのですが、結構高いのでお試しの場合はミネラルウォーターの方が良いとわたしは思います＾＾
その際は硬水ではなく飲みやすい軟水を選ぶようにしてくださいね！
参考になれば嬉しいです((*´∀｀))
