この記事では、「水道水の白湯は危険なのかどうか」についてお伝えしています^^
水道水の中には残留塩素やトリハロメタンなどの不純物が含まれているので、それをそのまま使った白湯を飲んでも大丈夫なのか不安に思っている人も多いようです。
この問題については様々な意見があるので一概にこうだと言い切ることは難しいのですが、「危険」という言葉を使うほど害があるというわけではないように思います。
と言うのも、日本の水道水にはちゃんとした水質の基準があって、毎日そのまま飲んでも害がないとされているからです。
この点を信じるか信じないかで結論が変わってくるのが難しいところですね…。
ただし、赤ちゃんの粉ミルクや飲水として使う場合には大人が飲む時以上にしっかり気をつける必要があるのでご注意ください!
記事本文では…
などについても詳しくまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆
水道水の白湯が危険と言われている理由について解説!
冒頭でも軽くお伝えした通り、水道水で作る白湯が危険だと言われているのは、水道水の中には残留塩素やトリハロメタンなどの「不純物」が含まれているからです。
白湯を作る場合は塩素臭(カルキ臭)を飛ばすために沸騰させるわけですが、沸騰時間が短いと体に害のあるトリハロメタンが増えてしまうという点が危険だと言われる原因になっていると考えられます。
また、水道水の中にはアルミニウムや鉛など沸騰しても消すことができない物質も含まれているので、健康に気を使っている人にとっては気になる要素となっているのかもしれませんね。
ただ、残留塩素やトリハロメタンについては「10~15分」ほど沸騰させ続ければほとんど除去することができますし、その他の不純物についても国が定める水質の基準では毎日そのまま飲んでも健康被害が出ない範囲に収まるようになっています。
つまり、この国の定めた基準を信じられるかどうかで結論は変わってくるのです。
ちなみに日本の水質基準はWHOの定める飲水の基準よりもはるかに厳しく設定されています。例えば、残留塩素だとWHOの定めた基準の1/5が日本の基準となります。
水道水については何だかんだ問題視されがちですが、こうして実際の数値を確認していみるとかなり安全な水であることがわかります^^
このような理由から、わたしは水道水で作る白湯についてもしっかり沸騰させるのであれば特に危険ないという結論に至りました。
ここまで読んでもやっぱり心配な人は、ミネラルウォーターや高性能な浄水器を通した水で白湯を作ることをおすすめします。
それなら塩素やトリハロメタン、それ以外の不純物について心配する必要しなくて大丈夫です。もちろん沸騰させ続ける必要もないので、時間的な問題も解決されます♪
正しい白湯の作り方!沸騰時間はしっかり10分以上キープ!
せっかくなので、水道水を使った白湯の作り方についても紹介しておきますね!
作り方と言っても「10分以上沸騰させる」という知識を持っていれば別に難しいことはありません。
今回はわかりやすい動画がありましたので、共有させていただきます(´・∀・)ノ゚
白湯の作り方の後にはアーユルヴェーダ的な白湯の解釈についても簡単に解説されているので、ぜひチェックしてみてください♪
赤ちゃんに飲ませる場合はミネラルウォーターがおすすめ!
ここまで水道水で作る白湯の安全性についてお伝えしてきましたが、その白湯を湯冷ましにして「赤ちゃんに飲ませる場合」は、大人が飲む場合よりも注意して作る必要があります。
たしかに水質基準では毎日飲んでも健康的には問題ないレベルなんですが、沸騰時間が不十分だと消化器官が未熟な赤ちゃんにとっては害になる可能性があるからです。
浄水器などを通していない水道水を使う場合は、少なくとも10~15分程度しっかり沸騰させ続けるようにしてしてくださいね!
この見出しはわたしの主観が強く出ちゃっていますが、個人的に赤ちゃんに与えるとなるとどうしても敏感になってしまいますね…(´Д`。)
そういった点から考えると、やはりミネラルウォーター(軟水)や高性能な浄水器を通した水を使うのがおすすめです。
ミネラルウォーターはそもそも水道水のような不純物が含まれていないので赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。
長時間沸騰させ続ける必要がないので、使いたいタイミングでさっと使えるのもありがたいですよね。ケトルで沸騰させればさらに時間を短縮できます♪
ただ、コストと置き場所の問題があるので、それらが気になる場合は浄水器を取り付けるのも良いでしょう。
ただし、浄水器を使う場合は以下のような注意点があります!
ご存知の通り浄水器には様々な種類やグレードがあり、その製品によって除去できる不純物に大きな違いがあります。
これは製品の価格と直結しているので、安価な製品を選んでしまうとせっかく浄水器を通していても実は不純物が残っていたなんてことになりかねません。
ちなみにわたしが使っているのはトレビーノのこのシリーズになります(´・∀・)ノ゚
何十万円もする浄水器を設置する必要はないかもしれませんが、赤ちゃんに飲ませるのであればこれくらいの除去性能は欲しいところです。
また、予備の浄水器のカートリッジもしっかり準備しておきましょう。
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と言うのも、浄水器のカートリッジは消耗品なので、使えば使うほど少しずつ除去する性能が落ちていくからです。
そのためカートリッジには使用期間の目安が設定されており、その期間ごとに新しいカートリッジに交換する必要があるのです。
値段が高いからと言ってこの期間を無視して使い続けてしまうと、不純物が素通りしてしまうことになるので本末転倒な結果になってしまいます。
交換の時期が近づいてきたカートリッジで白湯を作る場合は、念のために5分程度沸騰させる方が安心かもしれませんね。
赤ちゃんに飲ませるために浄水器を選ぶのであれば、製品の除去性能とカートリッジの状態には気を配るようにしてくださいね!
まとめ
以上、水道水の白湯は危険なのかどうかについてお届けしました!
国が定めた日本の水道水の基準はWHOの定めている基準よりも厳しいくらいなので、水道水で作った白湯だからと言って危険なわけではありません。
ただし、安全性の高い水ではありますが、一定量の不純物が含まれているのはたしかなので、白湯を作る場合は10~15分程度は沸騰させてから飲むようにしましょう。
そのくらいしっかり沸騰させ続けていれば塩素やトリハロメタンの心配も必要ありませんので^^
赤ちゃんに飲ませる場合は特にこの点に注意してくださいね!
さらに安全性を意識するならミネラルウォーターや性能の高い浄水器を通した水を使うのがおすすめです。
ミネラルウォーターはもちろんのこと、浄水器を通しただけでもかなり違いがあるので、普段使っていない人はぜひ一度試してみてくださいね^^