この記事では、「オキシクリーンは洗濯洗剤の代わりになるのかどうか」についてお伝えしています^^
しつこい汚れをさっぱり落としてくれるオキシクリーンですが、だからと言って洗濯洗剤の代わりになるのかと言うと、実はそうではありません。
と言うのも、オキシクリーンを含む酸素系漂白剤には得意な汚れと不得意な汚れがあるので、何でもかんでもオキシクリーンで落とせるわけではないからです。
例えば、強い油汚れなどはオキシクリーンだけではキレイに落ちない場合があります。
オキシクリーンはあくまでも漂白剤なので、助剤として洗濯洗剤に混ぜるか、得意な汚れを落とすためにつけ置きするような使い方の方が向いていると覚えておきましょう!
記事本文では、このあたりについてさらに詳しく解説するとともに、オキシクリーンを洗濯洗剤の代わりにするデメリットについてもまとめてみました。
オキシクリーンを洗濯に使いたいと考えているなら、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆
オキシクリーンを洗濯洗剤の代わりにするのは微妙
冒頭でもお伝えした通り、オキシクリーンを洗濯洗剤の代わりにしてそれだけで毎回洗うというのはあまりおすすめできません。
オキシクリーンの得意な汚れには…
などがありますが、界面活性剤が入っていない分強すぎる油汚れなどを完全に落とすには少し力が弱い場合があります。
以前何かの実験動画でやっていたのですが、油がべっとりついた生地を洗濯洗剤を溶かした水と過炭酸ナトリウムだけを溶かした水にそれぞれつけて揺すってみると、洗濯洗剤の方はキレイに落ちていたのに対し、過炭酸ナトリウムの方は生地に油が少し残っていました。
オキシクリーンはあくまでも漂白剤の部類に入るので、オキシクリーンは洗濯洗剤に混ぜて助剤として使う方が向いているとわたしは思います。
もしくは、界面活性剤入りのオキシクリーンを使うという手もあります。
普通のオキシクリーンは過炭酸ナトリウムがメインですが、「オキシクリーンEX」には過炭酸ナトリウムの他に界面活性剤が入っているので、洗濯洗剤にするならこっちのほうが適任だと思います^^
ただ、中にはそれでもあえて過炭酸ナトリウムだけを使った洗濯を実践されている人もいるので絶対にダメというわけでもありません。
汚れがそれほど酷くない状態のものをこまめに洗うのであれば、オキシクリーンだけでも問題ないと考える人もいるようです。
どうしてもやってみたいという場合は、そうした人のブログなどを参考にチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね^^
オキシクリーンを普段の洗濯に使うデメリットについて解説!
ここからはオキシクリーンを普段の洗濯に使うデメリットを簡単にまとめておこうと思います!
毎回お湯を用意するのが面倒くさい
オキシクリーンを含む過炭酸ナトリウムのパワーを引き出すには、水に溶かすよりもお湯に溶かす必要があります。
温度で言うと大体40℃~60℃くらいのお湯が必要になってくるんですが、そこそこ量のある洗濯物を洗う場合を想定した場合、その量に見合ったお湯を用意するのはなかなか大変です。
シャワーが届けば良いのですが、なかなかそんな都合が良いことはありませんよね。
お水を入れた後に熱湯を足していくか、お風呂で沸かしたお湯をバケツなどで洗濯機に入れるか…それを毎日とか考えるとちょっとしんどいかと思います。
わたしは絶対無理ですね…。
オキシクリーンが溶け残る可能性がある
お湯を使えばある程度さっと溶けてはくれるのですが、温度が低かったり使う量が多すぎたりするとオキシクリーンが洗濯物の中で溶け残ってしまう可能性があります。
それに気づかず過炭酸ナトリウムが残ってしまった状態で服を着ていると、お肌の弱い人には刺激が強すぎるかもしれません。
すぐにどうこうなる問題ではないかもしれませんが、あまりおすすめできる状態とは言えません。
生地へのダメージが心配
酸素系漂白剤は繊維に優しいというイメージがありますが、それでも与えるダメージがゼロというわけではありません。
頻繁に何度も使っていると生地へのダメージが少しずつ蓄積し、気づいた時には何となくガサついた状態になってしまうということも考えられます。
毎回軽く漂白している状態なので、少しずつではありますが色流れも起きてしまうようです。
繊維へのダメージについては洗濯家を名乗っている洗濯のプロの方々の意見に見られますので、信頼できると思います。
洗濯槽の汚れも取れてしまう
ご存知の通りオキシクリーンは洗濯槽そのものの汚れを落とすのにもよく使われます。あのワカメみたいなのが浮き上がってくるやつですね。
もし洗濯槽が汚れた状態のままでオキシクリーンを使った洗濯をしてしまうと、洗濯槽の汚れまで剥がれしまい、それが洗濯物と混ざり合って大変なことになります…。
こうなってしまうと、すべてをキレイに落とすのはなかなか大変な作業です。
なので、もしあなたがオキシクリーンとお湯を使った洗濯を実践する場合は、必ず事前に洗濯機の中の汚れを一掃してから行うようにしてくださいね!
まとめ
以上、オキシクリーンは洗濯洗剤の代わりになるのかどうかについてお届けしました!
日本版のオキシクリーンには界面活性剤が入っていないので、あまりに強い油汚れがついた洗濯物などを洗うのには少し力が弱い場合があります。
また、繊維に優しいとは言え少しずつ蓄積していくダメージも気になるところです。
こうしたことを考えると、オキシクリーン単体で洗濯するのではなく、洗濯洗剤と混ぜる「助剤」としての使い方の方が向いていると言えますね。
外国版のオキシクリーンには界面活性剤が入っているので、そちらを使うのはアリだと思います!
参考になれば嬉しいです^^