この記事では、「納豆卵かけご飯は危険なのか?」という疑問についてお伝えしています^^
納豆卵かけご飯が危険だというのは、よくある間違って広まってしまった類の情報で、一緒に食べたからと言って体に害があるというものではありません。
おそらく、もっと食べ合わせの悪い食べ物と一緒に紹介されることで、悪いイメージが広がってしまったのではないかと思います。
ただ、生卵の卵白が納豆に含まれる栄養素の吸収を阻害してしまうので、デメリットが全くないというわけでもないんです。
記事本文では、納豆卵かけご飯が危険ではない点についてさらに詳しく解説するとともに、納豆
と卵かけご飯を一緒に食べた時のカロリーや栄養素などについてもまとめてみました。
納豆卵かけご飯についてもっと詳しくなりたい人は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
納豆卵かけご飯は危険じゃない!でも相性はあまりよくない…
納豆と卵かけご飯は、そのまろやかな味わいで多くの方に愛されていますが、冒頭でもお伝えした通り栄養面では少し気をつけたいポイントがあります。
かと言って、納豆卵かけご飯に危険性があるわけではありません。ここ重要です。
まず、納豆には「ビオチン」という栄養素が含まれているんですが、この栄養素はわたしたちの肌や健康維持に役立つ素敵なビタミンなんですね。
ただ、卵白に含まれる「アビジン」というタンパク質がビオチンの吸収を妨げてしまうため、納豆と生卵を一緒に食べる際には少し工夫する必要があります。
たとえば、卵黄のみを使ったり、卵白は加熱してから加えることで、ビオチンを効果的に摂取できるようになります。
たったこれだけのことで、納豆卵かけご飯のデメリットを取り除くことができるのです!その代わり、味は少し変わってしまいますが…。
ちなみに、ビオチンは野菜や肉、魚など他の食材にも豊富に含まれていますので、バランス良く食事さえしていれば特にビオチン不足を心配する必要はありません。
つまり、納豆卵かけご飯については危険性どころか、デメリットすらも気にしなくて良いレベルだと言うことですね!
ただし、納豆卵かけご飯を作る時は、卵の鮮度にも注意してくださいね。当然ですが、新鮮な卵を選ぶことでより安心しておいしくいただけます。
卵が新鮮かどうかは、異臭がないか、黄身がしっかりしているか、白身が濁っていないかでチェックできるので、ぜひ覚えておきましょう。
卵そのものには賞味期限が書かれていないので、古くなってしまった卵を間違って生で食べてしまうこともあるかもしれません。
そうなってしまうと、今度は本当に危険になってしまう可能性があるので、卵の鮮度には十分ご注意ください!
納豆の卵かけご飯は太る?カロリーや栄養を調べてみた!
ここからは、納豆卵かけご飯は太るのか?という疑問についてまとめていきますね。
納豆卵かけご飯のカロリー
お茶碗一杯分(ご飯270g程度)の納豆卵かけご飯は大体415キロカロリー。これはバランスの良い一食として適切なカロリーと言えます。
なので、納豆卵かけご飯を食べたからと言って太りやすくなるということはありません。
しかし、どんなに健康的なメニューでも「食べ過ぎ」には注意が必要です。美味しいからと言って毎回おかわりしていると当然カロリーオーバーになり太る原因になってしまうことも。
もっとカロリーを抑えたりヘルシーにしたい場合は、白米の量を少し控えめにしたり、栄養価が高い玄米に変えてみるのもおすすめです。
納豆卵かけご飯の栄養成分
納豆卵かけご飯は、美味しいだけではなく美容と健康を支える栄養素もたっぷり。
たんぱく質やビタミンやミネラルが豊富で、「モリブデン」と「ビタミンK」などが含まれています。
モリブデンは体内の代謝をサポートしてくれる栄養素で、特に納豆はこのミネラルを豊富に含んでいます。また、ビタミンKは、血液の凝固や骨の健康を支える重要な役割を持っている大切な栄養素なんです。
さらに栄養面に気をつけるなら、納豆卵かけご飯だけではなく緑黄色野菜や果物などを一緒に食べるのも良いですね!
というわけで、納豆卵かけご飯は食べ過ぎなければ太ることはありません。
納豆の卵かけご飯をアレンジ!相性の良い食材を紹介!
最後に、いつもの納豆卵かけご飯をちょっと変わった一品に変身させるアレンジアイデアを紹介しておきますね!
ちょっと変化をつけたいと思った時には、ぜひ以下のアイデアをお試しください^^
アボカドとチーズの納豆卵かけご飯
アボカドをサイコロ状にカットし、熟れたアボカドのクリーミーさが納豆と良く合います。さらにとろけるチーズを少し加えて、熱々のご飯にのせると、チーズがとろけて美味しさ倍増です。
キムチ納豆卵かけご飯
キムチを加えて少しピリ辛に仕上げるアレンジです。キムチの酸味と辛味が納豆の風味を引き立て、食欲をそそる一品になります。お好みでネギやごまを加えると、さらに味わい深くなります。
海苔とシソの納豆卵かけご飯
刻んだシソと細かく切った海苔をたっぷりと混ぜ合わせます。シソの爽やかな香りと海苔の旨味が加わることで、一般的な納豆卵かけご飯とは一味違った味わいを楽しむことができます。
サーモンと大葉の納豆卵かけご飯
贅沢にサーモンのお刺身を細かく切り、大葉と一緒にご飯に混ぜます。サーモンの脂の旨みと大葉の香りが食欲を刺激する一品です。大葉は風味が強いので、納豆の匂いが気になる方にもおすすめです。
カレー粉を加えたスパイシー納豆卵かけご飯
少量のカレー粉を納豆に混ぜ、カレー風味の納豆卵かけご飯を作ります。カレーのスパイスが新しい刺激となり、変わり種の朝食にピッタリです。
まとめ
以上、納豆卵かけご飯の危険性やカロリー、栄養素などについてお届けしました!
生卵を使った納豆卵かけご飯は、卵の「卵白が納豆に含まれるビオチンを吸収しにくくしてしまう」という点で少しデメリットがあります。
ただ、ビオチンは納豆だけではなく他の食材にも含まれているので、納豆卵かけご飯を食べたからと言って不足するようなものではありません。
なので、デメリットと言っても気にしなくて大丈夫です。この他には納豆卵かけご飯にデメリットや危険性なのどはないので、安心して美味しくいただきましょう。
ただし、食べ過ぎてしまうと太る原因にはなってしまうので食べ過ぎにはご注意ください!
この美味し過ぎておかわりしちゃいそうになることが、納豆卵かけご飯の危険性と言えるかもしれませんね(笑)