この記事では、炊き込みご飯がべちゃべちゃな場合の対処法、水が多すぎたご飯の水分を飛ばす方法などについてお伝えしています^^
炊き込みご飯は具材がたくさん入っている分水加減が難しいので、炊き上がってから水が多すぎたと気付くことが多々あります。
炊き込みご飯がべちゃべちゃになった場合、何か打つ手はあるのでしょうか?
結論からお伝えすると…
という対処法が考えられます(´・∀・)ノ゚
ある程度の柔らかさであれば、これらの方法で食べられるくらいまでは復活させることができるかと思います。
もしそれでもダメな場合は、雑炊など和風な味を邪魔しない料理にリメイクすることで、べちゃべちゃになった炊き込みご飯を美味しくいただくことができますよ♪
記事後半では、炊き込みご飯がべちゃべちゃになってしまう原因や、おすすめのリメイクアイデアなども紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね(*・∀-)☆
炊き込みご飯がべちゃべちゃに!水分を飛ばす方法を紹介!
先程お伝えした通り、炊き込みご飯の水が多すぎた場合は再加熱して余分な水分を飛ばすことで、ある程度までは復活させることができます。
柔らかレベルが軽い場合であればそのまま再炊飯すればOKですし、そこそこ柔らかい場合は電子レンジで少量ずつ集中的に水分を飛ばすのがおすすめです!
ひとつずつ詳しく見ていきましょう♪
炊飯器で再加熱する方法
まずは炊飯器でそのまま再加熱する方法です!
このやり方は説明することがないくらいシンプルなんで何だか申し訳ないんですが、炊き上がった炊き込みご飯をしゃもじで底の方からさっくりと混ぜて、そのままふたをして再加熱すればOKです。
炊飯器の機種によって操作は違いますが、「再加熱モード」みたいなのがあればその機能を使って再加熱してください。
こういった機能がついていない炊飯器の場合は、普通に炊飯ボタンをもう一回押して再加熱するしかありません。
この場合、そのまま40分くらい加熱してしまうと底のおこげがえらいことになる可能性があるので、15分くらいで一旦止めて様子を見るようにしましょう。
ある程度良い感じになっていれば、そのまま保温状態で調整すれば良いかと思います!
補足ですが、機種によってはお釜の中の温度が高い状態では再加熱できないように設計されている場合もあります。
もし炊飯ボタンを押しても反応がない場合は、保温を切って温度を下げてから再チャレンジしてみると上手くいくかもしれませんよ^^
電子レンジで再加熱する方法
炊飯器での再加熱ではちょっと対応できそうにない場合や、少量だけとりあえずなんとかしたいという場合には、電子レンジによる再加熱の方が合っているかもしれません。
こちらもやり方自体は簡単で、復活させたい分量の炊き込みご飯を大きめのお皿の上に広げて、ラップをせずに加熱すればOKです。
ラップをせずに加熱するとかなりの勢いで水分が飛んでいくので、30秒単位くらいで様子を見ながら加熱するのがポイントです。
また、電子レンジによる再加熱は加熱ムラが起きやすいというデメリットがあるので、ある程度加熱したら途中で全体を軽くかき混ぜるのも重要です!
時間もほとんどかからず手軽に試せる方法ではありますが、ミスると逆に水分が抜け過ぎて食べられなくなってしまう可能性もあります。
電子レンジを使う場合は、適量を短時間で様子を見ながら加熱することを忘れないようにしましょう。
炊き込みご飯がべちゃべちゃ!再加熱して雑炊にアレンジ♪
これらの方法を試してみてもどうにも食べられるレベルまで復活できなかった場合は、お米が柔らかくても問題ない料理にリメイクしてみましょう♪
この見出しでは、柔らかくなり過ぎた炊き込みご飯を活かせるアレンジアイデアを3つご紹介しますね!
わたしがおすすめなのは…
になりますヽ(*´∀`)ノ
ふんわり卵雑炊
個人的に一番おすすめなのは、やはり味付けが似ている「雑炊」にリメイクすることですね!
白だしを適度に薄めてそこに炊き込みご飯を入れ、仕上げに溶き卵を落とせばもう完成です^^
炊き込みご飯自体にしっかり味がついているので、特に調味料を足す必要もありません。
白だしの代わりに鶏ガラスープの素を使って中華風に仕上げても良いでしょう。
卵雑炊ならご飯がべちゃべちゃなのもまったく気にならないので、かなり柔らかくなってしまった場合は雑炊がイチオシです♪
もっちりお好み焼
ご同士がくっついてお餅みたいになってしまった場合は、いっそのことご飯を潰して「お好み焼き」にアレンジしてみてはいかがでしょうか?
柔らかい炊き込みご飯をつぶしてご飯感をなくし、その上に刻んだキャベツを入れ小麦粉、卵と一緒に混ぜ合わせて生地にしてしまいます。
後は普通のお好み焼と同じようにお好みの具材をのせてフライパンで焼き上げれば完成です♪
両面カリッと焦げ目をつけた後は、定番のスースマヨネーズでも良いですし、和風な感じでポン酢でいただくのも良い感じです。
炊き込みご飯の味付けなら結構いろんな調味料と合いますよ。バターとかも美味しそうですね^^
あ、このご飯をつぶす方法を応用して、「五平餅」みたいにアレンジするのもおすすめですよ!
和風ライスコロッケ
ちょっと手間はかかりますが、炊き込みご飯を使ったライス「和風ライスコロッケ」なんてのもなかなか面白いと思います。
炊き込みご飯を一口サイズに丸めてバッター液につけ、パン粉をつけてサラダ油でカリッと揚げれば和風ライスコロッケの完成です!
炊き込みご飯の味付けが効いているので、なにもつけなくても美味しくいただくことができます。お好みで中にチーズを入れても絶対美味しいですよ(●´艸`)
小腹がすいた時のおやつ用に、衣をつけた状態で冷凍しておくと便利かもしれませんね^^
炊き込みごはんがべちゃべちゃになる原因と対策について解説!
最後に炊き込みご飯がべちゃべちゃになってしまう原因について、簡単にまとめておこうかと思います!
今回は失敗しちゃったかもしれませんが、原因さえわかってしまえば次からは同じ失敗を繰り返さずにすみますからね^^
ぜひ参考にしてみてください(´・∀・)ノ゚
水の量の計算間違い
個人的に一番良くやってしまいがちだと思う原因は、調味料の分を計算せずにお水を入れてしまうことです。
炊飯器にお米を入れて、いつも通りの目盛まで水を入れ、そこから調味料を足してしまうパターンです。
こうして改めて読むとよく分かるんですが、これをやってしまうと調味料の分だけ水分が多くなってしまいます…。
目盛り通りに水を入れたはずなのにどうして!?と思っている人は、無意識にこの失敗をしてしまっている可能性があります。
また、無洗米に切り替えた間もないタイミングで炊き込みご飯を作ると、普通のお米と同じだけ水を入れてしまうパターンもあります。
普通のお米と無洗米の水の量は結構違いますので、あまりないパターンかもしれませんが少し注意が必要です!
野菜をかなり多く使ってしまった
お肉に比べると野菜は多くの水分を含んでいるので、具材に野菜を多く使い過ぎるとその水分で炊き上がりが柔らかくなってしまうことがあります。
特に、生の野菜をそのまま炊飯器にどばーっと入れてしまう作り方の時に発生しやすいパターンです。
事前に具材だけで加熱して味付けしている場合は、その時点で水分が抜けていますが、生の状態の野菜をそのまま使ってしまうと、どうしても水分が多めになってしまいます。
きのこや人参、場合によっては大根なども入れることがあると思いますが、生のまま炊飯器に入れる場合は、水分を少し少なめに調整しておく方が良いでしょう。
できれば事前に軽く煮て味付けしておく方が、水加減に関しては楽でと思います!
わたしも何度かこのパターンで失敗したので、今はよっぽど急いでいない限りは味付けしてから炊飯器に入れるようにしています^^
研ぎ方が悪かった
そこまで頻発する原因だとは思いにくいのですが、お米の研ぎ方が原因でお米がかけたり割れたりしている場合にも炊き上がりが柔らかくなる場合があります。
割れてお米からでんぷんが流れ出してしまい、全体的にべちゃっとなってしまうのがその原因だそうです。
でも割れるくらいお米を研ぐ人なんてあまりいないと思うので、そこまで気にしなくても大丈夫だとは思います。
また、浸水時間が長すぎたり、お米の鮮度が悪くなっていた場合にも同じような状態になることがあるようなので、少し意識してみても良いかもしれませんね。
でも、やっぱりこれもあまり多くないパターンだと思うので、やはり上ふたつの原因(特にひとつ目)が主な原因なんじゃないかと思っています。
まとめ
以上、、炊き込みご飯の水が多すぎた場合の対処法やべちゃべちゃになってしまう原因についてお届けしました。
炊き込みご飯がべちゃべちゃになってしまった場合は、とりあえずそのままもう一度再炊飯するか、少量をレンジで再加熱して水分を飛ばして様子を見てみましょう。
べちゃべちゃの程度が軽い場合は、この対処法だけでも結構復活させられます!
それでもダメな場合は、柔らかい炊き込みご飯でも問題なに料理にリメイクするのがおすすめです。
今回は、雑炊、お好み焼き、ライスコロッケの3つを紹介しましたが、ネットで探せばいろんなレシピが見つかるので、気に入ったレシピでアレンジしてみてくださいね。
炊き込みご飯がべちゃべちゃになってしまう原因は、一言で言えばお米の量に対して水分が多すぎる点にあります。
よくある例としては…
などがそういった状態を作ってしまいます。
どちらも意識していれば防げることなので、次に作る時の参考にしてもらえれば嬉しいです♪