この記事では、有塩バターで作ったクッキーがまずいのかどうかについてお伝えしています^^
お菓子作りに欠かせない無塩バターですが、お菓子作りが趣味でもない限り常に冷蔵庫に常備しているお家は少ないんじゃないかと思います。
そこで有塩バターを使って作ろうかとなるわけですが、有塩っていうくらいだからしょっぱくなってしまわないか心配になる人も多いことでしょう。
結論からお伝えすると、有塩バターでクッキーを作っても別にまずいわけではありません。
有塩バターの量を調節して使えば少し塩味がプラスされるのと、膨らみが少し悪くなるくらいの差しかないのでご安心ください。
記事本文では、有塩バターから無塩バターを作る方法や無塩バターの代用品なども紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
有塩バターのクッキーはまずいわけじゃない!
冒頭でもお伝えした通り、有塩バターでクッキーを作ってもその全てがまずくなるわけではありません。
もちろんレシピと同等、もしくはそれ以上に有塩バターを使ってしまうと塩味が強くなってしまい、全体のバランスが崩れてしまうことはあります。
そのような状態のクッキーを食べると「まずい」と感じるかもしれませんが、その点を理解し、有塩バターを使う分量を少なめに抑えてあげれば普通に美味しく焼き上げることができます。
実際にわたしも有塩バターでクッキーを焼いたことがありますが、全然美味しく食べられましたよ♪
わたしが作った時は、有塩バターをレシピの分量よりも少なくして、逆に砂糖を少し多めにすることで全体のバランスを取りました。
あと、バターの不足分を補うために少量のサラダ油などを追加するのもアリです。もし参考にしているレシピに塩が入っている場合は、有塩バターに塩が入っているのでカットしても良いでしょう。
これらの点に気をつけていれば、有塩バターを使ってクッキーを焼いてもそうそうまずいと感じることはないかと思います。
とは言え、レシピと違うことをすればどうしても失敗のリスクはつきまといますので、最初は有塩バターを使ったクッキーのレシピを参考にしながら挑戦してみるのをおすすめします!
ということで、以下に簡単な有塩バタークッキーのレシピを紹介おきますね^^
有塩バターを使ったクッキーの作り方!簡単なレシピを紹介!
材料
作り方
常温に戻した有塩バターをボウルに入れ、白っぽくなるまでよく混ぜます。次に砂糖を加え、さらにクリーミーになるまで混ぜ合わせましょう!
有塩バターは常温に戻しておくことで、より簡単に混ぜ合わせることができますよ。
手順2:卵黄とバニラエッセンスを加える
しっかり混ざったところに卵黄を加えてよく混ぜ合わせます。お好みで「バニラエッセンス」も加えるならこの時に入れてくださいね!
手順3:粉類を加えて生地を作る
別のボウルで薄力粉とベーキングパウダーをふるい、手順2のボウルに加えて生地を作ります。ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせるのがポイントです。
手順4:生地を休ませる
生地をラップに包んで冷蔵庫で30分程休ませます。生地は冷蔵庫でしっかり休ませることで成形しやすくなりますよ。
手順5:成形する
冷えた生地を取り出し、棒状に成形した後、1cm厚さの輪切りにしていきます。
手順6:オーブンで焼く
オーブンを170度に予熱して、クッキーをオーブンシートに並べましょう。約15〜20分焼き、表面がきつね色になれば焼き上がりのサインです。
焼き加減はオーブンによって異なるので、初めて作る際は様子を見ながら焼く時間を調整してくださいね!
手順7: オーブンから取り出し、しっかりと冷ませば完成です♪
有塩バターは無塩バターにできる!奥の手を紹介!
有塩バターを使ってクッキーを作るのも全然アリなんですが、どうしも無塩バターを使って作りたいという場合は、有塩バターから塩分を取り除いて無塩バターにする方法が便利です。
有塩バターを一度溶かして塩分を分離させるので、少し風味が劣化してしまう可能性はありますが、塩味を抑えるという点ではかなり使えるテクニックとなります!
やり方は以下の通りです(´・∀・)ノ゚
手順1: 細長いコップに有塩バターを入れます。
手順2:電子レンジで約1分間加熱します。加熱時間はレンジのワット数によって異なるので過加熱には注意してくださいね!
手順3:レンジから取り出した後、数分間そのままにして分離するのを待ちましょう。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やしてもOKです。
手順4: バターが黄色い部分(無塩バター)と白色部分(塩分)に分離しているのをコップの横から確認します。
手順5: 上の黄色い部分を別の容器に移せば無塩バターの完成です!
余ったバターは冷蔵庫に入れておけば保存もできるので、次の機会にも使えますよ。
ママスタさんに分かりやすい動画があったのでお借りしました♪
無塩バターの代用品として考えられる食品は?
最後に、無塩バターの代用品として使える食材について補足しておきますね!
お菓子作りの時に代用品として使えるものには…
などがあります(´・∀・)ノ゚
まず試していただきたいのがマーガリンです。この中では唯一固形なので、バターと近い感覚で使えるかと思います。
ただし、風味はマーガリン独特のクセが残るので使い過ぎには注意が必要です。
その他はすべて液体の油ですが、使用量を少なめ(レシピの1/3くらい)にすることで無塩バターの代用品として使うことができます。
もしお家にあればこの中で一番おすすめなのはココナッツオイルでしょうか。ココナッツの良い香りとスノーボールのようなサクサク食感のクッキーを作ることができますよ♪
サラダ油とオリーブオイルは使い勝手としては同じような感じですが、オリーブオイルは香りが強いので代用する場合は注意しておきましょう。
あと、サラダ油を使ったクッキーは時間が経過すると油っぽさを感じることがあるので、できるだけ焼き立てを食べるのが美味しくいただくポイントです♪
この他にも太白ごま油(ゴマの香りのしないゴマ油)や米油も使えるようですが、ちょっとレアな油なので今回は割愛させていただきました。
まとめ
以上、有塩バターで作るクッキーについての内容をお届けしました!
一般的なクッキーのレシピには無塩バターが使われていますが、代わりに有塩バターを使ってもちゃんとした美味しいクッキーを焼き上げることができます。
塩分が含まれている分使う量を控えめにしたり、砂糖を少し多めにして全体のバランスを取ると味がまとまりやすいですよ♪
有塩バターを使ったレシピもたくさんあるので、最初はそういったレシピを参考にするのがおすすめです。
もしくは、有塩バターから塩分を取り除いて無塩バターにしたり、マーガリンやサラダ油など身近な油脂で代用しても全然OKです。
「お菓子作りは無塩バターじゃないとダメ」というイメージが強いですが、そのまま置き換えるのではなく、ちゃんと工夫して使えば有塩バターを使っても大丈夫です。
有塩バターを使った美味しいクッキーにぜひ挑戦してみてくださいねヽ(*´∀`)ノ