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トマトの黒い斑点に冷蔵庫は関係ある?原因や食べれるのかも調査!

トマト 黒い斑点 冷蔵庫

この記事では、トマトの黒い斑点と冷蔵庫で保存することの関係性などについてお伝えしています!

冷蔵庫に入れたトマトを取り出してみると、見に覚えのない黒い斑点が見つかることがありますが、その黒い斑点はおそらくもともとついていたのものの可能性が高いかと思います。

今回かなり調べてみたんですが、トマトを冷やしたからと言って黒い斑点が浮かび上がってくるというような情報は見当たりませんでした。

原因として考えられるのは、害虫がトマトの汁を吸ったあとというのが有力そうです。

他にも病気などの可能性ゼロではないようですが、お店で買ったトマトであればその心配はほとんどないようです。

記事本文では、このあたりについて詳しく解説するとともに、トマトの正しい保存方法や食べられなくなったトマトの特徴についてもまとめいるので、ぜひ最後ま読んでいってください(*・∀-)☆

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トマトの黒い斑点に冷蔵庫は関係なさそう!

冒頭でもお伝えした通り、トマトの黒い斑点は冷蔵庫で保存したことが原因でできるものではありません

これらの小さな黒い斑点は畑で害虫(カメムシ)に吸われたあとであることが多く、そのトマトが自然の中で太陽の光を浴びて、元気に育った証拠だと言えます。特に無農薬や有機栽培のトマトによく見られることが多いようです。

厳密に言えば、黒い斑点が病気のサインである場合もありますが、基本的に病気にかかったトマトはに選別の時点で除かれ出荷されないので、病気のトマトが店頭に並ぶことはないと思っていてもOKです。

もし何らかの理由で店頭に並んだとしても、その病気が人に害を及ぼすことはありませんのでご安心ください。

ただし、自分で育てたトマトに黒い斑点が見つかった場合は注意が必要です。

天候や環境の変化により、家庭菜園のトマトは病気にかかりやすくなることがあり、その影響で黒い斑点がついてしまうことも考えられます!

こういったケースでは食べずに処分する方が良いかもしれませんね(´ー`A;)

これらのことから、トマトの黒い斑点は冷蔵庫での保存と関係ないと考え良いでしょう。

それどころか、黒い斑点だと思っていたものが実は小さなゴミがついているだけで、少し強めにこすればすんなり取れてしまう場合もあります。

そのまま食べても問題ないとは思いますが、気になる場合はその部分を取り除いて食べるようにしましょう。体に害はありませんので、ご安心ください♪

ちなみに、冷蔵庫で冷やし過ぎると起きる問題は、

  • トマトの甘みが減少する
  • トマトの食感が悪くなる
  • というものです(´・∀・)ノ゚

    美味しくトマトを楽しむためにも、後述する適切な保存方法を参考にしてみてくださいね!

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    トマトが斑点以外で黒くなっているケースについて解説!

    ここでは、トマトの黒い斑点以外のケースについて補足しておきます^^

    トマトの表面に黒い筋がある場合

    トマトの表面に見える緑や白、そして黒っぽくくすんだ筋は、「すじ腐れ」と呼ばれる生理現象の一つです。

    この現象は主に日照不足が原因で起こる状態なので、このような状態であっても食べる分には全く問題ありません。

    ただ、トマトの割れ目や傷からカビが生じた場合は注意が必要です。

    特に黒い穴やへこみが見られる場合は人体に有害なカビの可能性があるため、食べずに処分するようにしましょう!

    トマトの実の種周辺が黒い場合

    トマトの実の種周辺が黒や濃い緑や紫がかった色をしている場合は、そのトマトが完熟したサインです。

    なので、これらの黒ずんだ部分を食べても身体には何の影響もありません。

    ただ、熟しすぎたトマトは味や食感が落ちる可能性があるため、加熱料理や加工用として使用する方が美味しく食べれるかもしれませんね!

    また、種部分に挟まれた果肉が黒い場合、それは生育環境が原因で起こる「芯腐れ」と呼ばれる症状なので、黒い部分を取り除いた後は安心して食べられます。

    トマトのおしりの方が黒いケース

    トマトの中心部やおしりが黒くなる現象は、様々なストレスによってこのような状態になることがあります。

    原因としては、カルシウム不足、追肥時の窒素成分の過剰、ホウ酸不足、土壌の乾燥による水分不足などが考えられます。

    これらの黒い部分は病気ではなくあくまでも生理現象のひとつであり、黒い部分を取り除けば食べても全く問題ありません

    特に水分不足によるストレス状態で育ったトマトは糖度が高くなるため、家庭菜園や加工目的の栽培では見た目を問わず、故意に水分不足状態を作る場合もあるくらいです。

    最近では、こういうトマトを「闇落ちトマト」として販売している農家さんもいたりします^^

    ちなみに、カルシウム不足は家庭菜園での土作りで起こりやすく、育てたトマトがこういった状態になる一般的な原因となります。

    窒素はカルシウムの吸収を妨げるため、追肥の窒素成分が多いことでもこの状態を引き起こすと言われています。

    最後にホウ酸不足は土壌がアルカリ性であったり、気候の影響で土壌が過乾燥や過湿になることが原因のようです。

    トマトの正しい保存方法について解説!

    ここからは、トマトの保存方法についてお伝えしていきますね!

    青みが残っているトマトの保存方法

    青みが残るトマトは常温で保存することで自然に追熟が始まり赤く熟していきます。

    トマトは15~25℃の範囲で追熟が進み、糖度が増すだけでなくリコピンなどの栄養価も高まる性質があるので、しっかり赤く完熟した状態で食べるのがおすすめです!

    保存方法としては、ポリ袋か保存袋に入れて常温保存しておけばOKです。

    完熟したトマトの保存方法

    赤く熟したトマトは、冷蔵庫の野菜室での保存が適しています。

    5℃以下では低温障害が起きて甘味や食感が損なわれるため、少しだけ高い温度を保つ野菜室で保存するようにしましょう。

    保存のポイントは、ヘタの部分を下にしてトマト同士が接触しないようにし、ポリ袋や保存袋に入れて密封すること。

    繰り返しになりますが、冷蔵庫の野菜室で保存するようにしてくださいね^^

    エチレンガスに注意!

    エチレンガスを放出するため、他の食材を傷めることがあります。しっかり密封して、エチレンガスが外に漏れないようにしましょう。

    例外として、温度が14℃以下の冷暗所であれば常温保存も可能です。

    トマトを1個ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包んで、通気性の良い容器にヘタの部分を下にして入れておくと良いでしょう。

    とは言え、冷蔵庫に入れておくのに比べると劣化が早いので、あまり長く置きすぎないようにしてくださいね!

    カットしたトマトの保存方法

    カットしたトマトはラップで包んで野菜室に保存しましょう。カットしたトマトはカビたり腐ったりしやすい状態なので、早めに食べきるようにしてください!

    冷凍保存の方法

    あまり知られていませんが、トマトを新鮮なうちに丸ごと冷凍保存すると味や栄養素を保つことができます。

    また、凍らせることで細胞組織が壊れるので、お料理に使う時に味が出やすくなるというメリットもあります。

    トマトの冷凍保存の手順は以下の通りです(´・∀・)ノ゚

    手順1:洗って水分を拭き取る。
    手順2:2~3個ずつ冷凍用保存袋に入れる(密封できれば何個でもOK)。
    手順3:空気を抜いて密封する。
    手順4:冷凍庫で保存する。

    この方法で冷凍したトマトは、加熱してから使うのがおすすめです!

    凍ったまま刻んだり擦りおろしたりして、トマトソースやスープなどに使うと、トマトのうま味が凝縮され、美味しくなりますよ。

    調理して冷凍保存

    トマトソースなど、調理済みのトマトも冷凍保存が可能です。多めに作っておくと、ラザニアやパスタなどに便利に使えますよ♪

    食べられないトマトの見分け方!チェックポイントまとめ!

    最後に、食べられない状態になったトマトの特徴について簡単にまとめておきますね。

    保存期間にかかわらず以下のような特徴が確認できた場合は、もったいないようで処分するようにしてくださいね!

    白や黒のカビが生えている

    カビが生えたトマトは健康に害を及ぼす可能性が高いので、食べずに処分するようにしましょう。

    カビている部分を取り除いても菌糸が中の方まで伸びている可能性があるので、安易に食べるのは危険です!

    ぶよぶよしている・水分が出ている・部分的に溶けている

    表面から水分がにじみ出ている場合や一部分でもトマトが溶けている状態は、明らかに腐敗が進んでいるので処分対象です。

    大きな穴があいている

    虫に食べられたような大きな穴のあるトマトは、衛生的に問題があります。最初に紹介した害虫に吸われたあとの黒い斑点とは別物と考えて処分しましょう。

    異臭がする

    すっぱい臭いや不快な臭いがするトマトは腐敗が進んでいるサインです。これも言うまでもなく処分対象となります。

    ちなみに、トマトの皮がシワシワになるのはトマトに含まれる水分量が減っている状態です。

    この状態のトマトはまだ食べられることが多いですが、日持ちはしないので早めに食べきるようにしてくださいね!

    まとめ

    以上、トマトに黒い斑点ができる原因などについてお届けしました!

    トマトの表面についた黒い斑点は、冷蔵庫に入れたから出てきたのでなく、畑で育っている時についた害虫がトマトのお汁を吸った時にできるものだというのが一番しっくりくる原因だと思います。

    何らかの病気によって黒い斑点が出来ることもあるようですが、その場合はちっこい点ではなくもっとわかりやすくダメっぽくなるようですし、そもそも出荷する時点でそういったトマトは選別されて除かれているとのことです。

    なので、その黒い斑点さえ取り除いてしまえば残った部分は食べてしまっても問題ありません^^

    トマトは冷蔵庫の野菜室で保存しておけば問題ありません。

    ただし、温度が低過ぎると甘みが落ちたり食感が悪くなったりすることがあるので、冷やし過ぎにはご注意くださいね!

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