
この記事では、洗濯機がこたつ布団でパンパンになってしまった場合の対処法についてお伝えしています!
お家でこたつ布団を洗おうと洗濯機に入れて、ふたをしようと思ったら想像以上にパンパンになっていた…!なんてことがありますが、そのまま洗ってしまうのはトラブルの元。
汚れが落ちにくいだけでなく、洗濯機のパーツに繊維が絡まってしまうなんてこともあります。
こういう場合はそのまま洗わずに一旦取り出してたたみ直してみましょう。それでもやっぱりギュウギュウな感じであれば、洗濯機での洗濯を諦めて…
ことをおすすめします!
記事本文では、このあたりについてさらに詳しく解説するとともに、「お風呂場でこたつ布団を洗う方法」ついてもまとめてみました。
こたつ布団のお手入れで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください(*・∀-)☆
洗濯機がこたつ布団でパンパンのまま洗うのはおすすめできない!

冒頭でも軽く触れましたが、洗濯機がこたつ布団でパンパンになったままスタートボタンを押してしまうと、思ってもみないトラブルが発生することがあります。
具体的には…
のような面倒くさい事態になる可能性があるわけですね(´Д`。)
それぞれ、もう少し詳しく見ていきましょう!
こたつ布団の汚れが落ちない
そもそも洗濯機は入ったから良いというものでもありません。ある程度洗濯物が洗濯槽の中で自由に泳ぎ回れるスペースがあってこそ、水の中に汚れが出ていってくれるのです。
見るからに洗濯槽にスペースがなく、ギッチギチのパンパンで運転してしまうと、それは洗濯というよりもただ水で濡らしただけのような状態になってしまいます。
そして、汚れが残ったままの状態で乾燥させても嫌な臭いの原因になるだけで、良いことなんてひとつもありません。
洗濯機にからまって大変なことになる
これ、わたしの体験談です。こたつ布団ではありませんが、こないだ大きめサイズの毛布を洗濯層パンパン状態で洗ったら、脱水の時に「ガコガコガコガコッ!」みたいな異様な音が部屋中に鳴り響きました。
で、急いで洗濯機をストップしてふたを開けてみると、毛布の一部が遠心力で上の方に上がってきて、その先っぽが洗濯槽を支えるパーツみたいなところに思いっきり巻き付いていたのですヽ(゚Д゚*)ノ
毛布のその部分は真っ黒になってグチャグチャになっていました。そして、洗濯槽の中も上も毛布のちぎれた繊維でめちゃくちゃになっていたのです。
というわけで、そんな状態で洗ってもろくなことありませんよ…。
ゴミや繊維のクズがくっつく
最初の汚れが落ちないと似ているんですが、洗濯機が汚れていたり、こたつ布団の汚れが酷かった場合にはそれらの汚れがこたつ布団の表面にくっついて、洗濯したのに余計に汚れてしまう…なんてこともになりかねません。
洗濯してさらに汚れてしまうなんて、文字通り時間と労力が水の泡でございます。
脱水・排水がうまくいかず水分が残ってしまう
場合によっては、すすぎ工程の後の脱水や排水が上手くいかず、こたつ布団に水分が残ったままになってしまうケースもあるようです。
もしそうなってしまうと、知らずに取り出したこたつ布団から水がしたたり落ち、床が水浸しになるなんてことも考えられますね。
まぁ、重さで気がつくとは思いますが、そんなことになったら後のお掃除が大変です。
はい、このように洗濯機がこたつ布団でパンパンのまま洗濯すると、良いことなんて全くありません。
あるのはトラブルのリスクばっかりなので、「何とかなるだろう精神」は本気でやめておきましょうヽ(`Д´)ノ≡3
洗濯機にこたつ布団が入らない場合の対処法!お家なら押し洗い!

ここからは、洗濯機でこたつ布団を洗えなかった場合の洗い方について解説していきますね。
洗濯機が使えなくて、お風呂場で手洗いすれば全く問題ありません(そもそも洗濯してOKな製品であることが前提ですが)。
なので、まずはこたつ布団についているタグを確認して洗濯して良いのかどうかを今一度確認してみましょう!
それ工程も含め、こたつ布団の洗い方を以下にまとめておきます(*・∀-)☆
手順1:洗濯表示マークを確認
こたつ布団についている「洗濯表示マーク」を確認します。
手洗いのマーク(手の形の表示)がついていれば手洗いOKですが、もし「手洗い不可」の場合は無理せずプロのクリーニングに出すようにしてくださいね!
手順2:洗剤の選び方と準備
使用する洗剤はできるだけ「おしゃれ着用洗剤」を選びましょう。
おしゃれ着用洗剤は繊維に優しく、こたつ布団にかかるダメージを軽減してくれる効果があります。規定量を確認して、水に溶かしてから使用すればOKです。
手順3:こたつ布団をたたむ
大きな布団を洗いやすくするために全体をジャバラ状に折り、さらにそれを二つ折りにします。これで浴槽の中でも洗いやすく、全体にまんべんなく水が行き渡るようになります。
手順4:浴槽に水を張り、中性洗剤を溶かす
浴槽にぬるま湯(約30℃)を張り、洗剤をよく溶かします。水温が高すぎると繊維が縮む可能性があるため、ぬるま湯が最適です。
手順5:こたつ布団を浸し、押し洗いをする
布団を浴槽にゆっくりと沈め、手で均等に押して洗います。力を入れ過ぎないように注意しながら、布団全体にまんべんなく圧をかけるようにしましょう。
この作業を5~10分ほど繰り返して、こたつ布団にくっついた汚れを浮かせていきます。
手順6:しっかりとすすぐ
押し洗いが終わったらお湯を抜き、新しい水で泡が出なくなるまでしっかりとすすぎましょう。2~3回繰り返して完全に洗剤を抜くことが大切です。
浴槽に汚れがたまっている場合は、このタイミングでお風呂場も一緒に洗っておくと後が楽です!
手順7:浴槽の縁で脱水する
すすぎが終わったら布団を浴槽の縁にかけて水を押し出します。布団は重いので、全体の水が抜けるまでゆっくりと時間をかけて行うと効果的です。
ここで完全に水分を抜ききれないことも多いので、できる範囲でOKです。
手順8:日陰でしっかり乾かす
干す際は、物干し竿を2本使ってM字型に干すと、空気が通りやすく乾きやすくなりますよ!
もしそのこたつ布団が乾燥機対応の製品であれば、低温で短時間だけ乾かすのもOKです。
ただし、こたつ布団はサイズが大きく乾燥ムラが出やすいため、自然乾燥を基本と考え、仕上げとして乾燥機を使うのがおすすめの使い方ですね^^
こたつ布団を外で洗濯!コインランドリーとクリーニング料金について!

最後に、こたつ布団をコインランドリーで洗う場合の料金の相場とクリーニング料金の相場を表にしてまとめておきます。
ただし、料金はあくまでも「参考価格」です。
コインランドリーやクリーニング店舗により異なることが多いため、実際に利用する前にお目当ての店舗に電話して料金の確認をするようにしてくださいね!
コインランドリーの料金の相場
布団のサイズ | 洗濯料金 | 乾燥料金 | 洗濯・乾燥一体料金 |
---|---|---|---|
こたつ布団 Mサイズ(1枚) | 600~800円 | 600~800円 | 1,000~1,400円 |
こたつ布団 Lサイズ(1枚) | 800~1,000円 | 600~800円 | 1,000~1,400円 |
こたつ布団 2枚まとめて | 1,000~1,200円 | 1,000~1,200円 | 1,400~1,800円 |
こたつ布団のクリーニング料金の相場
クリーニング方法 | 料金相場 | 詳細 |
---|---|---|
店舗持ち込み | 2,500円~4,000円 | 布団のサイズや素材により料金が異なる。一般的には3,000円前後 |
宅配クリーニング | 5,000円~6,000円 | 送料・手数料込み。持ち運びの手間を省ける |
オプションサービス(防ダニ加工) | 850円 | 布団の品質を保つためのオプション |
オプションサービス(防虫加工) | 500円 | 布団を清潔に保つために追加可能 |
洗濯機がこたつ布団でパンパンな場合の対処法まとめ
洗濯機がこたつ布団でギュウギュウになっている状態で洗濯するのは、トラブルのリスクだらけなのでやめておきましょう。
小さく畳んだこたつ布団を入れても見るからに洗濯槽がパンパンになっている場合は、取り出してお風呂場で押し洗いすることをおすすめします!
そして、洗った後はしっかり乾燥するまで風通しの良い場所に干しておきましょう。
また、そもそも洗濯機での洗濯がNGだったと後から気付いた場合には、無理せずクリーニング店におまかせしてくださいね。
参考になれば嬉しいです^^