
この記事では、ハヤシライスのルーが足りない場合の対処法をメインにお伝えしていきます!
「今夜はハヤシライスにしよう!」と張り切って準備していたのに、いざルーを入れようとしたらルーが足りない…。この記事を読んでいるあなたは、今まさにそんな状況かもしれませんね。
でも安心してください(*・∀-)☆
実は、お家にある調味料や食材でルーの不足分を補うことができるんです。さすに味は多少変わってしまいますが、それでも味の薄いハヤシライスよりは全然ましだと思います。
例えば、以下のような方法がおすすめです!
また、味を整えたりコクを深めたりするための隠し味として…
などの調味料や食材が活躍してくれますよ♪
これらのアイデアをうまく組み合わせることで、ルーが少なくてもおいしいハヤシライスが作れます。
ハヤシライスのルーが足りないと困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね(*・∀-)☆
ハヤシライスのルーが足りない時に試したい方法を紹介!

冒頭でもお伝えしましたが、たとえハヤシライスのルーが半分しかなくても、しっかり美味しいハヤシライスは作ることができます!
冷蔵庫やキッチン棚をのぞいて、今あるものを上手に活用していきましょう。以下の方法の中から、いけそうなものがあればぜひお試してみてださい。
- ケチャップとウスターソースを使って似た味を再現
- デミグラス缶やビーフシチューの素を代用
- 薄力粉とバターを炒めて自家製ルーを作る
- カレーのルーを少量加えて味に深みを持たせる
- 牛乳や生クリームでまろやかさととろみをプラス
それぞれ、ひとつずつ詳しく解説していきますね!
対処法①:ケチャップとウスターソースで代用する
一番手軽で王道の組み合わせが、「ケチャップ」と「ウスターソース」です。
ケチャップにはトマトの酸味や甘みが、ウスターソースにはスパイス感やコクが含まれていて、この2つを組み合わせることで、ハヤシライス特有の甘酸っぱさと深みがぐっと引き立ちます。
分量の目安としては、ケチャップ大さじ2〜3、ウスターソース大さじ1〜2程度がちょうどよいバランスです。
これらはルーを加えるタイミングと同じように、具材を炒めて煮込み始めた段階で入れると、全体にしっかり味がなじみます。
さらにコクを足したい時は、砂糖を小さじ1ほど加えるのがおすすめです。また、少量の醤油(小さじ1〜2)を入れると、味がまろやかになって全体の調和が取れやすくなります。
酸味が強く感じる場合は、牛乳を少し加えるとマイルドになりますので、味を見ながら調整してくださいね。
対処法②:デミグラス缶やビーフシチューの素を活用する
もしストックの中に「デミグラスソースの缶詰」や、「ビーフシチューの素」があればそれは大チャンス。
これらの製品はハヤシライスのルーと同様に、小麦粉や油、調味料が含まれているので、加えるだけで簡単にコクととろみのあるハヤシライスソースが完成します。
特にデミグラス缶はトマトやワインの風味が加わっていることが多く、深みのある味わいに仕上がります。
使い方はとてもシンプルで、炒めた具材にデミグラス缶やビーフシチューの素を加え、水でのばしながら全体をよく混ぜるだけでOK。
水の量は製品により異なりますが、様子を見ながら少しずつ加えて調整するのが上手に仕上げるコツです♪
最後に味見をして、塩やソースなどで微調整すれば完成です。短時間でも本格的な味に仕上がる便利なアイテムなので、もし家にある場合はぜひ活用してみてくださいね!
対処法③:薄力粉とバターで自家製ルーを作る
ちょっと手間はかかりますが、「薄力粉」と「バター」を使った本格派の対処法もご紹介します!
まず、フライパンにバター10gを入れて中火で溶かし、そこに薄力粉大さじ1を加えて焦げないように注意しながらじっくり炒めてください。
粉っぽさがなくなって香ばしい香りが立ってきたら、ベースとなるルーが完成します。
この状態になったら…
を加えてさらによく混ぜます。
ここでお好みで水や牛乳を少し加えると、より滑らかでとろみのあるソースになりますよ!
焦がさないように木べらなどで丁寧に混ぜ合わせ、全体がとろっとしてきたら自家製ルーの完成です。炒めた具材と一緒に煮込めば、香ばしさと深みのある味わいに仕上がりますよ(*・∀-)☆
対処法④:カレーのルーを少量加えて深みをプラス
ちょっと意外かもしれませんが、「カレーのルー」も実はハヤシライスと相性が良いんです。
特にビーフ系やマイルド系のカレールーは、スパイスの効きが控えめでハヤシライスの甘みやコクと自然にマッチします。
ルーが足りない時にほんのひとかけ(1/4〜1/2個程度)加えるだけで、味に厚みが加わってグッと本格的な仕上がりに近づきます。
ただし、カレーの辛さが前面に出てしまうと子どもには食べにくくなるので、加える量は慎重に調整する必要があります。
辛味が気になる時はすりおろしリンゴを小さじ1ほど加えると自然な甘みを前に出すことができます。
また、牛乳や生クリームを少し足すことで全体がまろやかになって、子供でも食べやすい味わいになりますよ♪
家庭に余っているカレールーの活用にもなるので、ぜひ試してみてください。
対処法⑤:牛乳や生クリームでまろやかさを補う
もし「味は悪くないけど、ちょっと薄いかも?」と感じたら、「牛乳」や「生クリーム」を少し加えてみてください。
これらは味をマイルドに整えるだけでなく、自然なとろみを加える効果もあるので全体のまとまりを良くしてくれるのが特徴です。
特に子どもが食べる場合、辛味や酸味が和らいで食べやすくなりますよ^^
加える量の目安は、牛乳なら50〜100ml、生クリームなら大さじ1〜2程度がおすすめです。一気に入れるのではなく、少しずつ加えて味を見ながら調整するのが失敗しないポイントです。
また、コクをさらに深めたいときにはバターをほんのひとかけ加えるのも効果的です。全体にまろやかさが増してレストランのような仕上がりになりますよ。
ハヤシライスの味がどうも薄い時におすすめな隠し味5選!

ハヤシライスにもう少しコクを足したい、味に深みを出したい…そんな時に活躍してくれるおすすめの隠し味をご紹介します。
おうちにあるもので簡単にできるものばかりですよ。以下のようなアイテムを加えるだけで、グッと味に深みが出てきます。
- コンソメ:元の味を邪魔せずに味の深みをアップ
- 醤油:少量加えると味が引き締まり全体のバランスが良くなる
- インスタントコーヒー:苦みと香ばしさがプラスされ深みのある味わいに
- 味噌:まろやかさとコクをプラスして自然な旨みを補う
- ビターチョコレート:ほろ苦さと甘さが加わってリッチな味わいに
隠し味についても、それぞれひとつずつ解説していきますね!
隠し味その①:コンソメ
ハヤシライスにコクが足りない時、やはり頼りになるのは「コンソメ」です。
コンソメには野菜や肉のエキスが凝縮されており、少量加えるだけでもベースの味に深みとまとまりを与えてくれるのが特徴です。
コンソメは良い意味で料理の味を変化させることが少ないので、煮込み料理との相性も抜群。特にルーの量が少ないときには、味のつなぎ役として非常に優秀な隠し味となってくれますよん^^
使い方としては、顆粒タイプなら小さじ1/2〜1、固形タイプなら1/4個程度を目安に、煮込みの段階で加えるのが効果的です。
加えすぎると塩辛くなってしまうこともあるので、味を見ながら慎重に調整してくださいね。
また、ケチャップやソース、醤油などと一緒に使うことで、より手作り感のある奥行きのある味に仕上がります。時間がない時でも、コンソメひとさじで味の満足度がぐっと上がりますよ!
隠し味その②:醤油
「醤油」はもろに和の調味料ですが、実はハヤシライスとも好相性だったりします。
醤油には旨み成分であるアミノ酸が豊富に含まれているので、少量加えるだけでも味全体がしっかりと引き締まります。
実際、味の奥行きや立体感を引き出す隠し味として、洋風の料理に使われることも多いんですよ^^
醤油は味が強いので、加える目安は小さじ1程度で十分です。
加えるタイミングは煮込みの終盤や味の調整時に。加えすぎると和風の味が前面に出てしまうため、必ず少しずつ味見をしながら加えるようにしてください。
ケチャップやウスターソースとの相性も良く、これらをベースにしたハヤシソースに深みを加えてくれます!
隠し味その③:インスタントコーヒー
「えっ、コーヒー!?」と思うかもしれませんが、「インスタントコーヒー」はプロの料理人も使うことのある本格的なテクニックなんです。
インスタントコーヒーには焙煎された豆の香ばしさとほろ苦さが凝縮されており、これを少量加えることで料理全体の味にぐっと深みとコクが生まれます。
特にトマトベースのソースとの相性が良く、酸味や甘みに落ち着きを持たせてくれる効果も期待できます♪
ハヤシライスに加える量は耳かき1杯分、または小さじ1/8程度が目安となります。煮込みの後半や味の最終調整の段階で加えると、香りが飛びすぎず効果的に風味を引き立ててくれます。
ただし、入れすぎると苦味が強くなりすぎてしまうため、やはり少量から様子を見て加えるのがポイントです。大人の隠し味としてこっそり取り入れてみてくださいね(●´艸`)
隠し味その④:味噌
ハヤシライスにコクを出したいときに、ほんの少し加えると一気に美味しくなるのが「味噌」です。
味噌には大豆由来のうまみ成分が豊富に含まれていて、洋風の料理にもじんわりとした深みを加えることができます。
特に赤味噌や合わせ味噌は塩味とコクのバランスが良く、ハヤシライスのトマトやソースの風味にもよく馴染みますよ!
使う量の目安は小さじ1〜2程度で、煮込みの終盤に溶き入れるのがおすすめです。溶けにくい場合は、あらかじめ少量の煮汁でのばしてから加えるとダマにならず全体に上手くなじみます。
ルーの代わりというよりは、ベースの味に深みを加える補強役として活用してみてください。いつものハヤシライスがより奥行きのある味わいになりますよ♪
隠し味その⑤:ビターチョコレート
こちらも意外な食材かもしれませんが、「ビターチョコ」をほんの少し加えることで、味に高級感とコクがプラスされ、仕上がりがぐっとリッチになります。
チョコを隠し味に使う場合は、カカオ含有量が70%以上のビターチョコがおすすめで、具材が煮えてきたタイミングでほんのひとかけ(5g程度)加えればOK。
こうすることで、ハヤシライス全体にほろ苦さと奥行きが出て、より格的な味に仕上がります。
ただし、ミルクチョコレートは甘味が強く出すぎてしまうため避けた方が無難です。チョコを加える際は細かく刻んでから入れると溶けやすく、全体に均等に風味が広がります。
入れすぎると甘ったるい味になってしまうので、加える量に注意しながら少しずつ試してみてください^^
ハヤシライスのルーが足りなくて味が薄くなる原因と対処法!

ルーが足りないと感じるとき、実は水分量が多過ぎになっているケースが多いんです。
市販のルーはパッケージに記載された水の量を前提に味が調整されています。そのため、ルーを半量しか使わない場合は水の量も半分にする必要があるんですね。
水分が多すぎると、どうしても味がぼやけてしまい「薄い」と感じやすくなります。
そんな時は、まず煮込み中にふたを開けて水分を飛ばすのが有効です。少し煮詰めるだけでも濃度が増し、味がぐっと引き締まってきますよ!
また、野菜から出る水分(特に玉ねぎやトマト)は意外に多いため、炒める際にはしっかり水分を飛ばしておくのがポイントです。
さらに、もうひとつの原因として「加える具材の量や種類の違い」も考えられます。
例えば、野菜が多すぎる場合やきのこや豆類など水分を含みやすい素材を多く使った場合、ルーだけでは味のバランスがとりづらくなることがあります。
加えて、塩気や調味料の調整不足も薄味の原因になりがちです。コンソメや醤油、ソースなどで味を補強するとルーが少なくても満足感のある仕上がりになります。
水分と具材、調味料のバランスを見ながら、丁寧に味を整えることが美味しい一皿への近道ですよ♪
ハヤシライスのルーが足りない時の対処法まとめ
ハヤシライスのルーが足りないという、ちょっとしたピンチは工夫次第でしっかり乗り切れます!
例えば、ケチャップやウスターソースを組み合わせて、甘みと酸味を補えば十分に美味しくなりますし、デミグラスソースやビーフシチューの素があれば本格的なコクととろみも手軽に出せます。
さらに、薄力粉とバターでルーを手作りする方法やカレーのルーを少量加えて味に深みを出すテクニック、牛乳や生クリームでまろやかに整えるコツなど知っておくだけでレパートリーもぐっと広がります。
味が少し物足りないときは、醤油やコンソメ、ビターチョコやインスタントコーヒーなどの隠し味を加えることで、驚くほど奥行きのある味わいに。
「ルーがない=作れない」ではありません。
むしろ「今日はアレンジしてみよう!」と前向きに楽しむことで思わぬごちそうが生まれることもあります。
ハヤシライスのルーが足りない時には、ぜひこの記事の内容を試してみてくださいねヽ(*´∀`)ノ