この記事では、酢飯の残りは翌日でも食べられるのかどうかについてお伝えしています^^
夕食用に作った酢飯が余ってしまうことって本当によくありますよねぇ…。この可愛そうな酢飯の残りは翌日普通に食べちゃっても大丈夫なのでしょうか?
結論からお伝えすると、いくつかの条件をクリアしている状態であれば、翌日食べても全く問題ありません!
その条件とは…
の3つになります(´・∀・)ノ゚
記事本文では、これらの点について詳しくお伝えするとともに、残った酢飯の正しい保存方法や酢飯のリメイクアイデアなどについてもまとめてみました。
今晩も酢飯が余っちゃったよ~という人は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね(*・∀-)☆
酢飯の残りは翌日でも食べられる!注意点も詳しく解説!
冒頭でも軽く触れましたが、
のであれば、酢飯の残りは翌日でも十分美味しく食べることができます!
ご存知の通り、お酢には雑菌が増殖するのを抑制する力があるので、普通の食材よりも比較的傷みにくい食べ物と言えます。
しかし、それでも上記のようなポイントを外していると、翌日でも傷んでしまう可能性があるので注意が必要なのです。
もう少し詳しく解説しておきますね!
まず気をつけないといけないのが、自分が使っているお箸で直接食材に触れる「直箸」。
これをしてしまうと、お箸についた唾液から口腔内の雑菌が酢飯に移ってしまい、そこからどんどん雑菌が増えてしまうことになります。
いくらお酢に雑菌を抑制する力があると言っても、雑菌の数が多すぎてはかないません。なので、直箸をしている酢飯はもったいなくても処分するようにしましょう!
次にちらし寿司などに多いケースである「魚介類の水分」が酢飯についているパターン。
魚介類から出た水分はすぐに食材をダメにしてしましますので、その状態の酢飯を翌日まで保存するのは全くおすすめできません!
お刺身が乗っていた部分を取り除けば大丈夫なのでは?と思うかもしれませんが、見えないようでも魚介類エキスが染み込んでいる可能性があるので処分する方が賢明です。
最後に、「常温で長時間放置」していないか。
これは酢飯に限らずどんな食べ物でもそうですが、食べ物を長時間常温に置いておくということは劣化を促している状態と言えます。
特に夏場は数時間でもアウトになるケースもあるので、食べるまでの保管方法は非常に重要になります。
また、冬でも暖房などで室温が上がっていれば劣化するスピードは一気に上がりますので、冬だからと言って油断はできません。
朝一で作った酢飯を常温で翌日までテーブルの上に置いていたなんて場合は、「酢飯から異臭がしないか」「糸を引くような粘りはないか」などをしっかりチェックしてから食べるようにしてください!
というような感じで、要するに酢飯が傷みやすい状態になっていないかがポイントとなります^^
酢飯の残りの保存方法や日持ちについて詳しく解説します!
ここからは酢飯の残りの保存方法についてお伝えしていきますね!
直箸もしてないし魚介類も乗っていなかった酢飯は、以下の要領で翌日まで保存しておきましょう。
先程の見出しで言うと3つめのポイントに関する内容になります(`・ω・´)ノ
酢飯の常温保存について
基本的に季節に関係なく酢飯の常温保存はあまりおすすめできませんが、涼しい(寒い)季節で暖房もつけていないような場所であれば常温保存も可能です。
ただし、できると言っても2~3時間程度に留めておいた方が無難です。夕食の後から翌日までのような長時間の常温保存はやはり危険です。
また、直射日光が当たるような場所は局所的に温度が上がるので避けるようにしてくださいね。もしクーラーボックスなどがあれば、その中に入れておくのも良いでしょう。
酢飯の冷蔵庫保存について
2~3時間以上保存するのであれば、やはり冷蔵庫での保存が適しています。
冷蔵庫の中でも「野菜室」であれば、酢飯が劣化しやすい温度(0~3℃)と少しずれている場合が多いので、スペースが許すのであれば野菜室を活用することをおすすめします。
また、乾燥対策的にも野菜室は好都合です。野菜室の湿度は20~30%あたりになるよう設計されている場合が多いので、酢飯の過乾燥を防ぐことができます(他の場所の湿度は約10~20%)。
保存方法としては、タッパに移した酢飯の上に「濡らして軽くしぼったキッチンペーパー」をのせ、しっかりフタをした状態で野菜室に入れます。
さらにタッパーを新聞紙などでくるんでおくと、中の湿度が保たれるので酢飯の乾燥対策になります。
冷蔵保存の場合の日持ちは1~2日が目安になるので、翌日食べるつもりならこの方法で十分かと思います。
食べるときにはタッパーのまま電子レンジで加熱して、すし酢や合わせ酢を少量ふりかけて、切るように混ぜてあげれば美味しく食べられますよ^^
酢飯の冷凍庫保存について
酢飯の残りが翌日までに食べ切れないような場合には、ラップに包んで冷凍保存してしまいましょう。
一回分ずつに分けてラップした酢飯をさらにフリーザーバッグなどの密封できる袋に入れ、中の空気をできるだけ追い出してから保存すればOKです!
ちなみに、小分けした酢飯をラップで包む際には、なるべく「平たい丸形」にするのがおすすめです。
わたしもよくご飯を冷凍保存するときには平たい丸形にするのですが、電子レンジで加熱するときに均一に熱が加わるのでご飯が硬くならずにふっくらと仕上がります♪
冷凍保存の日持ちは約1ヶ月が目安となります。
冷凍しているとは言え少しずつ劣化している状態なので、できるだけ早く食べ切るようにしてくださいね!
酢飯の残りをリメイク!わたしのおすすめアレンジを紹介!
それでは最後に、酢飯の残りのリメイクアイデアをいくつか紹介しておきますね。
前日と同じ食べ方をするようりも、少しアレンジした方が断然美味しく食べられますよ^^
どれも簡単に作れるので、ぜひ参考にてみてください♪
リメイクアイデア① おにぎり
おそらく一番お手軽なのが酢飯を「おにぎり」にしてしまうことでしょう。
酢飯の残りに細かく刻んだ小口葱と鮭フレーク、いりごまを混ぜ合わて好みのサイズに握れば酢飯おにぎりの完成です♪
酢飯の酸味と鮭フレークの旨味・塩味が合わさり、ネギの風味がまた良いアクセントになります。
ちなみに、具材はしらす干しや炒り卵などもおすすめです^^
リメイクアイデア② チャーハン
意外かもしれませんが、酢飯は「炒める系料理」との相性が抜群だったりします。
火を加えることで酸味がまろやかになり、食感も酢飯だけあってパラパラに仕上がります!
作り方は普段から作っている炒飯と全く同じで大丈夫です^^
ただ、酢飯を使っているので味付けはいつもより少し薄めにするくらいが丁度良いかもしれませんね。
具材はチャーシュ以外にも、鮭やエビ、ベビーホタテなどの海鮮系がおすすめです♪
リメイクアイデア③ オムライス
酢飯炒飯の応用で「オムライス」にアレンジするのもおすすめです!
いつも通り作っても酢が入っている分、どことなく和風っぽい風味に仕上がるのが特徴です。
ポイントはやはり味付けを少し薄めにすることでしょうか。ケチャップにも酸味があるので、あまり入れ過ぎると酸っぱくなってしまいますので…。
薄く味付けして、塩こしょうで引き締めるくらいで丁度良いかもしれませんね^^
リメイクアイデア④ トマトリゾット
変わったところで、酢飯を使った「トマトリゾット」などにアレンジするのも面白いと思います。
酢飯の酸味とトマトの旨味が溶け合って、さっぱりしたリゾットに仕上がります。酢飯の酸味が気になる場合は、ケチャップを多めに使うと幾分ましになりますよ♪
とろとろになるまで煮込んだら、仕上げにチーズをトッピングすれば完成です!
スライスチーズや粉チーズなど、2種類のチーズを混ぜることで濃厚なお味になりますよ(●´艸`)
リメイクアイデア⑤ ピザ
これまた変わり種ですが、酢飯を「ピザ」に変身させて食べるなんてリメイクアイデアもあります♪
酢飯に卵を混ぜてからフライパンで薄く焼いてピザ生地の代わりとします!バラけないようにしっかり焼いて焦げ目をつけてくださいね^^
その上にピザソースを塗って、好みの具材とチーズをのせてトースターで焼き上げれば特製酢飯ピザの完成ですヽ(*´∀`)ノ
今回ご紹介した中では、このピザのリメイクアイデアが一番面白いですね^^
まとめ
以上、酢飯の残りは翌日でも食べられるのかどうかや保存方法などについてお届けしました!
酢飯の残りは…
などの条件をクリアしていれば、翌日でも美味しく食べられます。
酢飯の残りを翌日食べる時は、そのまま食べるよりも一手間かけて別の料理にリメイクしてみるのがおすすめです。
おにぎり・炒飯・オムライス・リゾット、そしてピザなどちょっとした工夫でより美味しくアレンジできますよ♪
酢飯を多く作り過ぎて余っちゃった時には、ぜひチャレンジしてみてくださいね^^