この記事では、かつおの漬けの日持ちや保存方法などについてお伝えしています^^
春と秋に旬があり、1年の半分もの長い間美味しくいただけるかつお。
栄養も満点で、食卓では大活躍のお魚ですが、鮮度が落ちやすいのが難点ですよね。
しかし、漬けにすれば日持ちが良くなることに加えて、タレが染み込んで旨味もアップ。食感もねっとり・もっちりとし、立派なおかずや晩酌のお供に変身しますよ♪
かつおの漬けの日持ちは保存の仕方によって違いがありますが、冷蔵庫保存であれば2~3日、冷凍保存であれば1~2週間くらいが目安となります。
記事の最後には、さらに美味しくいただくためのアレンジアイデアもご紹介しますので、ぜひ活用してくださいね(*・∀-)☆
かつおの漬けの日持ちについて!保存方法も解説!
それでは早速、かつおの漬けの日持ちについてお伝えしていきます!
かつお漬けの日持ちは保存の仕方によって違います。基本的に常温保存はダメで、冷蔵庫保存と冷凍保存の2択となります。
また、冷凍保存した場合には解凍の仕方によって美味しさが変わってくるので、そのあたりについても詳しく説明しておきますね^^
冷蔵庫保存での日持ち
かつおの漬けを冷蔵庫で保存した場合、日持ちは「2~3日が目安」です。
基本的に鮮度が命のお刺身は、買ったその日のうちに食べた方が良いとされているので、漬けにするだけでかなり長持ちすることがわかりますね。
とは言え、長持ちするとは言ってもかつおの漬けも生ものなので、期限を過ぎてしまったときには必ず加熱してから食べましょう。
ただし、万が一臭いや見た目が少しでも変だと感じた場合は、加熱しても危なっかしいですので、食べずに処分するようにしてください!
冷蔵庫で保存する際、かつおの身が空気に触れてしまうと酸化や乾燥の原因となり、傷みやすくなったり、味わいが落ちてしまったりします。
そのため、フリーザーバッグなどの「密閉容器」にタレと一緒に入れて保存するのがおすすめです。
余談ですが、保存期間も含めレシピの漬け時間よりも長く漬け置く場合は、タレを少し薄めに作っておくと、食べる時にちょうど良い濃さに漬かります^^
かつおの漬けは漬かりすぎると塩辛くなりすぎてしまうので、作る時には十分注意してくださいね!
冷凍保存での日持ち
かつおの漬けを冷凍庫で保存した場合、日持ちは「1~2週間が目安」です。
冷凍するときも、冷蔵するときと同じように、タレごと密閉容器に入れて保存するのが正解です。
冷凍保存する場合はタッパーやコンテナよりも、フリーザーバッグを使用すると、解凍する時に全体がムラなく解凍できるのでおすすめです!
ちなみに、食材の冷凍保存は「食材が凍るまでの時間を短くする」のが美味しさを守るポイントになります。
なので、冷凍庫に入れる時はそのままでななく、熱伝導率の高い金属製のトレイなどに載せることで、効率良く急速に冷凍できるようになります
それに、万が一タレがこぼれてしまってもお掃除も楽ちんなので、まさに一石二鳥です♪
美味しく食べるための解凍方法
かつおに限らず、冷凍保存した食材は解凍方法によって美味しくも不味くもなります。
わたしのおすすめの解凍方法は以下の2つです!
② ボウルに張った氷水に、フリーザーバッグごと漬ける
さて、この2つの中でも、どちらの方法がより美味しく食べるために適しているのでしょうか?
かつおの漬けの美味しさをキープしながら解凍するには、旨味成分や栄養分が詰まった「ドリップ」が流れ出るのを最小限にとどめることが大切です。
そのためには、「冷たい温度帯で」「ゆっくりと」行うことがポイントになるので、①の「冷蔵庫に移し、5~6時間かけて解凍する」のがベストと言えるでしょう。
また、もう少し早く解凍したいときには、②の「ボウルに張った氷水に、フリーザーバッグごと漬ける」のもおすすめです。
冷蔵庫での解凍方法よりすこしドリップは出てしまいますが、1~2時間で解凍できるので、忙しいときにはぴったりな方法ですね^^
早く解凍する方法はこのほかに、
もありますが、美味しさをキープしながら解凍するにはどちらもおすすめできません。
なぜなら、どちらの方法も急激に温度が上がるため、大量にドリップが出てしまい、身はパサパサになり、旨味も栄養も抜けてしまうからです。
せっかく買ったかつおがこんな風になってしまったら、非常にもったいないですよね…。
「思い立ったら一刻でも早く食べたい!」という気持ちはわたしもすごくわかりますが、おうちでゴロゴロしたり、映画を見たり、お出かけしたりしていれば、数時間くらいはあっという間。
翌日に食べる予定が決まっているなら、「前日の夜に冷蔵庫に移しておく」のも賢いやり方ですね。
ベストな状態に仕上がるまで我慢してから食べるかつおの漬けは、きっと格別の美味しさですよ♪
かつおの漬けをアレンジ!わたしのおすすめを5つ紹介!
漬けにすれば日持ちが良くなると言っても、やはり生ものですから早いうちに食べ切りたいものです。
「そうは言っても、連日同じメニューは飽きてしまう…。」とお悩みの方のために、わたしのおすすめのかつおの漬けのアレンジレシピを5つご紹介します!
かつおの漬け茶漬け
炊き立てほかほかのご飯にかつおの漬けを乗せ、お出汁をかければ完成!
とっても簡単なのに、小綺麗な居酒屋さんでシメに出てきそうな、贅沢な一品に早変わりしちゃいます♪
かつおと相性抜群のねぎやにんにく、しょうがやみょうが等の薬味を乗せれば、さらに色々な味が楽しめますよ。
上からかけるお出しは冷たくしてからかけても美味しいですよ(●´艸`)
かつおの漬けのサラダ
玉ねぎや水菜、大根などお好みの野菜にかつおの漬けを加えるだけ!
かつおの漬け自体にしっかり味が染みているので、レモン汁やオリーブオイルのみのシンプルな味付けでもしっかり味が決まります。
すりおろししょうがをたっぷり乗せてさっぱり仕立てにしても美味しいですし、スライスにんにくを乗せればがっつりスタミナサラダとしても召し上がれますよ♪
かつおの漬けのユッケ
かつおの漬けを包丁で粗くたたき、すりおろしにんにくやごま油、すりごまを加えて和えれば完成!
卵黄を落とせばかつおの独特な風味もマイルドになり、お魚嫌いのお子様でも食べやすいお味に♪
コチュジャンを加えてしっかり味にすれば、お酒が進む晩酌メニューにもぴったりですね。
かつおの漬けの竜田揚げ
これまた簡単なアレンジ。かつおの漬けに片栗粉をまぶし、油で揚げるだけ!
かつおを漬けにしておくと、すでに切られていて味付けもされてるから、包丁もまな板も使わずにアレンジできて本当に便利ですね。
「トロ鰹」と言われる秋の戻り鰹は脂がたっぷり乗っているので、竜田揚げにすればジューシーさが120%発揮されそうです♪
かつおの漬けの炊き込みご飯
炊飯器や土鍋などでご飯が炊きあがったら、かつおの漬けをタレごと加え、混ぜ合わせれば出来上がり!
タレの量は、ご飯の量に合わせて味見をしながら調節してくださいね。
かつおの漬けは身がパサパサにならないよう、一緒に炊き込むのではなく後から入れるのがポイントです。
少し日が経ってしまったかつおの漬けも、このように加熱すると、食感もしっとり・ほっくりと変化して、最後まで美味しくいただけます♪
かつおの漬けの日持ちやアレンジアイデアのまとめ
以上、かつおの漬けの日持ちやアレンジアイデアについてお届けしました!
かつおの漬けは保存方法によって日持ちが変わりますが、大体の目安としては…
というふうに考えておけば大丈夫だと思います^^
もちろんもともとのお刺身の鮮度や常温においておいた時間の違いなどによっては、もっと早くダメになってしまう可能性もあるので、できるだけ早く食べるにこしたことはありません。
特に冷蔵庫保存している場合で、少し時間がたってしまったかなという時は、口にする前に臭いや見た目にに変化がないかなどを確認してから食べるようにしましょう。
普通のかつおの漬けに飽きてしまったら、今回ご紹介したアイデアを参考にアレンジしてみてくださいね!
ちょっと味変するだけでも、また新しいかつおの魅力に気づけると思いますので♪