この記事では、「鉄玉子を洗剤で洗ってしまったらどうなるかの?」についてお伝えしています^^
鉄分を手軽に補給できると人気の鉄玉子ですが、お手入れ方法がわからず洗剤を使って洗っている人もちらほらいるようです。
なんとなく洗剤で洗ってしまうとサビやすいイメージがありますが、実際のところどうなのでしょうか?
結論からお伝えすると、鉄玉子を洗剤で洗ってしまったとしても、その後しっかり流水で洗い流せば問題ありません。
鉄がサビるのは酸素と結合するからであって、洗剤を使ったからサビるというわけではないからです。
なので、全く無関係とは言い切れないかもしれませんが、使った後にしっかり水分を取り除いておく方がよっぽど大切です!
記事後半では…
などについてもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
※ この記事内で使う洗剤は「中性洗剤」のことを指しています。酸性やアルカリ性の洗剤については当てはまらないかもしれないのでご注意ください。
鉄玉子を洗剤で洗ってしまったらどうなる?
冒頭でも軽く触れた通り、鉄玉子を洗剤で洗ってしまったとしても大丈夫です。その後しっかり洗剤の成分を洗い流せば特に問題ありません。
鉄のフライパンは洗剤で洗うのがNGですが、あれは表面の油分が洗剤で落ちて焦げ付きやすくなるからであって、鉄玉子には関係ありません。
ネット上にはサビるから洗剤は使っちゃダメ!と書いてる人もいますが、鉄玉子は使った後のお手入れが不十分だと洗剤を使わなくても一日でサビることがあります。
また、鉄がサビるのと洗剤は無関係だという意見もありましたので、鉄玉子を洗剤で洗ってしまったとしても心配しないでくださいね。
ただし、大丈夫だからと言っても使った後毎回洗剤で洗う必要はありません。お手入れ方法として推奨されているわけではないので、その点はご注意ください。
普段のお手入れ方法としては、取り出して軽く水洗いした後キッチンペーパーなどでしっかり水分を取り除くだけでOKです(詳しくは後半で解説しています)。
ちなみに、鉄玉子は「まだ温かい状態」で取り出すと水分が蒸発しやすくなるのでお手入れが楽になります^^
繰り返しになりますが、もし知らずに鉄玉子を洗剤で洗ってしまった場合は、その後流水でしっかり洗剤を洗い流すようにしてくださいね。
当然ですが、洗剤成分が残っていると次に使った時に味がおかしくなりますので(´Д`。)
鉄玉子のサビは体に悪い?落とし方も調べてみた!
次は鉄玉子のサビが体に悪いのかという点について掘り下げてみようと思います。
鉄玉子のサビは無害です!
結論から先にお伝えすると、鉄玉子に発生するサビは体に悪くありません。見た目がちょっとアレになりますが、純粋な鉄から発生するサビは無害と思ってもらって大丈夫です。
仮にそのサビを食べてしまったとしても、鉄分が吸収できるだけなので問題ないということです。知らない人からするとちょっと意外ですよね!
なので、少しくらいサビていてもそのまま使い続けても大丈夫です。
参考までに我が家の鉄玉子の現状。このくらいの錆風味で普通に使っております。そしてこれが保管ケース。 pic.twitter.com/UI4uvfMH9C
— ひまひまきぐま (@himahimakiguma) August 25, 2022
実際にこれくらいのサビならそのまま使っているという人が多いと思います^^
ただし、そのサビもあまりにひどい場合はお湯が赤くなったり、水が鉄っぽい味になってしまうので、そういうサインが出てきた場合はサビを取り除いてあげると良いでしょう。
軽くサビている場合の落とし方
鉄玉子のサビ取り方法には「緑茶」を使うのが手っ取り早いと思います。
サビているレベルによって落とし方は違ってきますが、重度のサビ以外は緑茶を含ませたキッチンペーパーなどで表面を拭き取ってあげるだけでOKです。
丸以外の鉄玉子(玉子じゃないですが)を使っている場合は、歯ブラシなどで軽く擦ってから拭き上げると細かい部分までお手入れできますよ。
あまりゴシゴシ擦ると傷がついてサビる原因になってしまうかもしれないので、力加減にはご注意ください。
健康的に大丈夫だとはわかっていてもどうしてもサビが気になるというような場合はこの方法でサビを落としててあげると良いでしょう。ツヤ出し効果抜群です♪
かなりサビている場合の落とし方
次はもっともっとサビてしまった場合のお手入れ方法ですが、この場合は緑茶と一緒にお湯が真っ黒になるまで鉄玉子を煮込んであげましょう。
理屈としては鉄瓶のサビ落としと同じです(´・∀・)ノ゚
この動画では茶葉を直接鉄瓶に入れていますが、ティーバッグを3つくらい入れておけば大丈夫です。
その状態でお湯が黒く変色するまでじっくりコトコト煮込んでいきましょう。煮込み時間は大体20~30分くらいを目安にしておくと良いかと思います。
お湯が黒くなったらそのまましばらく放置して粗熱を取り、その後流水で洗ってキッチンペーパーなどでしっかり水分を取って乾燥させまればサビ取り完了です♪
鉄玉子の保管方法は?サビさせないポイントを解説!
最後に鉄玉子のお手入れ方法や保管方法についてざっくりとまとめておきますね!
普段のお手入れ方法
普段使った後のお手入れについてはすでにお伝えした通り、まだ熱いうちに取り出して流水でさっと洗いながし、その後キッチンペーパーで水分を取り除いて乾かせばOKです。
熱い状態の鉄玉子は「穴の開いているお玉」を使えば火傷せずにすみますよ^^
重さがあるのでお箸でつかむのはちょっと難しいと思うので、何かしらの道具を使って取り出しましょう。間違っても手で直接つかむのはやめてくださいね。熱いので。
冷めた後は乾いたキッチンペーパーにくるんでフリーザーバッグなどで密閉し、乾燥した場所に保管するのが正解です。
どこに置くかで迷った場合は「冷蔵庫」に入れておくのがおすすめです。
鉄玉子のお手入れのポイントは、
のふたつなので、ちょっと意識してみてくださいね(´・∀・)ノ゚
しばらく使わない場合の保管方法
鉄玉子をしばらく使わない場合も基本的に保管方法は同じです。
とにかく出来るだけ空気に触れさせないようにすることが大切なので、キッチンペーパーで包んでからフリーザーバッグに入れて、湿気の少ないところに保管するようにしてください。
この時、フリーザーバッグの中の空気は出来るだけ抜いておくようにしましょう。心配な場合はさらに「除湿剤」を使うのも良いですね。
ちなみに、鉄玉子は長期間使わずしまっておくと、どうしてもサビてしまうことがあります。
これは素材的にどれだけ気をつけていてもある意味仕方のないことですので、もし鉄玉子がサビてしまった場合は前述した方法を使って定期的にサビを落としてあげましょう。
サビる前に時々緑茶を使ってつや出しを行っておくのもサビ予防には効果的だと思います^^
Check! ⇒ 鉄玉子に関する記事のまとめページを作りました♪鉄玉子はサビても大丈夫!あまり気にしないでOK!
以上、「鉄玉子を洗剤で洗ってしまったらどうなるかの?」などについてお届けしました!
鉄玉子は洗剤で洗ったからと言ってどうなるものでもありません。サビやすいという意見もありますが、洗剤がダメというよりも水分があればすぐにサビてしまいます。
なので、洗剤でゴシゴシ洗ってしまった場合は、その後しっかり流水で洗剤を洗い流し、キッチンペーパーなどでしっかり鉄玉子に付着している水分を取り除くようにしましょう。
しっかり洗えていれば、洗剤で洗ってしまっても特に問題ないので、あまり心配しないでくださいね。
あと、鉄玉子に発生するサビは口にしても害はありません。ちょっとサビているレベルであれば見た目の問題だけなので、そのまま使っても大丈夫です。
どうしても気になる場合は緑茶を使ったつや出しやサビ落としをしてみてくださいね(●´∀`)ノ