この記事では、「何度洗っても臭い服をオキシクリーンで対処する方法」などについてお伝えしています^^
使い古したタオルや長く着ているTシャツなど使用頻度が高く比較的長く使っているものの中には、どういうわけか何度洗っても不快な臭いが落ちない輩が出てきます。
洗剤も消臭タイプだし、柔軟剤だってちゃんと使っているのにどうして…と毎回嫌な気持ちになっている人は意外に多いかと思います。
結論からお伝えすると、このような何度洗っても臭い服はオキシクリーンなどの酸素系漂白剤で漬け置き洗いするのがかなり効果的です。
100%完全に落ちるとは言い切れませんが、わたしの体感では95%くらいの確率で臭いがすっきり落とすことができています!
記事本文では…
などについてもまとめているので、服の臭いが気になるぞという人はぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
何度洗っても臭い服はオキシクリーンで解決!
冒頭でも軽くお伝えした通り、何度洗っても臭い服でもオキシクリーンを使えばかなりの確率でしつこい臭いを取ることが可能です!
わたしも結構長いこといろんな洗剤で試行錯誤してきたんですが、最終的に「オキシクリーン」に落ち着きました。
普通の臭いであれば他の消臭系洗剤でも効果は感じられるのですが、こういうしつこい、何ならちょっとピンクっぽくなってるレベルの衣類にはやはり酸素系漂白剤が効果的です。
具体的な使い方の前に、まだオキシクリーンを使ったことがない人に向けて軽くオキシクリーンについて紹介しておきますね^^
オキシクリーンについて
オキシクリーンはアメリカ生まれの酸素系漂白剤で、「過炭酸ナトリウム」という成分が主体となっています。
過炭酸ナトリウムの特徴は泡が水に溶けると泡がブクブク出てくるところと、色落ちしないので色や柄の入った衣類にも使えるところです。
この泡ブクが汚れを浮かび上がらせて、繊維の奥に入りこんだ汚れまで落ちやすくしてくれるのです。
塩素系漂白剤と違ってキツイ臭いもなく、生地にもダメージを与えないので非常に扱いやすい漂白剤と言えます。
ちなみに、オキシクリーンにはアメリカ版と日本版の2種類があるのですが、界面活性剤が入っているかどうかの違いだけなので、特にこだわりがなければ何も入っていない日本版のオキシクリーンを使っておけば間違いありません!
オキシクリーンを使う時の注意点
金属は黒く変色するので要注意
酸素系漂白剤は多くの素材に使えますが、使えない素材もあるので注意が必要です。
今回はタオルや衣類の話なのであまり関係ないかと思いますが、一応衣類に金属パーツ(ボタンやファスナー)がついていないかは事前にチェックしておきましょう。
素手でさわらない
オキシクリーンは水に溶けるとアルカリ性になるので、皮膚の弱い人がオキシクリーンの溶けた水に触れていると手が荒れてしまう可能性があります。
なので、オキシクリーンを使う場合は出来るだけゴム手袋などをつけてから作業に移ってくださいね!
水ではなくお湯を使う
オキシクリーンはお湯に入れた方が効果が高くなるので、使う場合はできるだけ「お湯」を使うようにしましょう。
詳しくはこのあと解説しますが、水温は40~60度くらいを目安にすればOKです^^
長く漬けすぎない
オキシクリーンの最大漬け置き時間は「6時間」までとなっています。
それ以上長くつけ置きしてもメリットはないので、衣類に使う場合は20〜30分程度で次の工程に移りましょう。
長めに漬けたい場合は1~2時間くらいを目安にすれば良いかと思います。わたしも大体それくらい漬け込むことが多いですね!
オキシクリーンの具体的な使い方について
前置きが長くなってしまいましたが、ここからはオキシクリーンの具体的な使い方についてまとめておきます。
と言っても公式サイトから非常にわかりやすい使い方動画が出ているので、今回はその動画を共有させていただきました^^
はい、説明不要なくらいシンプルですね。一応文章でもまとめおきます^^
手順① 40~60度のお湯を用意する
オキシクリーンはこのくらいの温度の時にパワーを発揮するので、何度洗っても臭い服のような強敵にはお湯を使いましょう。
60度くらいのお湯の作り方は。沸騰させたお湯と同じくらいの常温の水を足せばOKなので、特に難しいことはありません。
きっちりこの温度!ってわけではないので、アバウトでOKです♪
あと、漬け置きに使う桶は金属製ではなく、動画のようなプラスチック素材の方が安心です。衣類がしっかり漬かればバケツで問題ありません。
手順② オキシクリーンを溶かす
水の量に合わせてオキシクリーンを入れて、しっかり溶かしましょう。
手順③ 何度洗っても臭い服を入れる
欲張ってギュウギュウに詰め込み過ぎないようにしてくださいね。ちょっと余裕があるくらいの方が良いように思います。
手順④ 20分~数時間漬け込む
動画では20分くらいで引き上げていますが、わたしはここを2時間くらいと長めに取っています。
臭いのレベルにもよりますが、これくらい長く漬けておけばおそらく臭いも消えていることでしょう。
手順⑤ 流水で軽いで洗濯機で通常運転
この工程は人によって違いがあって、中には洗剤を入れない人、洗剤の代わりにさらにオキシクリーンを使う人もいるようです。
わたしは普通に洗剤と柔軟剤を入れて洗濯しています^^
特に決まりはないので、あなたの好きなようにすれば大丈夫です!
手順⑥ 干す
室内干しでもOKですが、理想はやっぱり外干しですね。外干しで乾かした衣類はカラッとしていて気持ちが良いです♪
何度洗っても臭い服になってしまう原因と予防方法
それでは最後に、大切な衣類が何度洗っても臭い服になってしまう理由や、それを防ぐための予防方法について補足しておきます。
衣類が何度洗っても臭い服になってしまう理由
衣類についた何度洗っても残るしつこい臭いの原因は、繊維の奥に雑菌が隠れているからです。
その雑菌がこれまた繊維の奥に残った汗や皮脂汚れなどを栄養にして増殖し、あの嫌な臭いを生み出しています。
要するに、「繊維の奥の汚れまでしっかり落とせていない」のがしつこい臭いの原因というわけですね!
毎日ちゃんと洗濯していても、こうした汚れは少しずつ衣類に蓄積していきます。そして、一定のラインを超えるとあの独特の臭いが漂ってくるようになります。
オキシクリーンを含む酸素系漂白剤は、「汚れ」と「雑菌」の両方に働きかけるので、嫌な臭いをキレイさっぱり落としてくれるのです^^
何度洗っても臭い服にしないためのポイント
洗濯洗剤と柔軟剤を使い過ぎない
洗濯洗剤や柔軟剤は多く使い過ぎると洗濯物に残ってしまい、それが雑菌が増える原因のひとつとなる可能性があります。
目分量で適当に入れているとどうしても多めになってしまうことが多いので、面倒でも洗濯物や水量に合わせてメモリを確認しながら投入するようにしましょう。
すごく単純なことですが、すぐに実行できることなので意識してみてくださいね!
お風呂の残り湯を洗濯機の「すすぎ工程」に使わない
まだ温かいお風呂の残り湯を洗濯に使うのには、汚れが落ちやすくなるというメリットがあるのですが、それはあくまでも「洗い工程」に使った場合の話です。
あろうことか残り湯をすすぎに使ってしまっては、せっかく落とした汚れをまたたっぷりつけているのと同じことになります。
残り湯には当然有機的な汚れがたくさん含まれていますので、お風呂の残り湯はすすぎに使わないようにしましょう!
定期的に洗濯槽を掃除する
いくら毎日キレイな水で洗濯していても、洗濯槽の裏側に汚れがこびりついている状態では本末転倒です。
洗濯槽は表面がいくらピカピカでも見えない裏側には汚れがびっしりということがよくあります。
洗濯後の服によくわからないペラペラの膜のような汚れがついていれば、それは洗濯槽の裏側に汚れがたまりまくっているサインです!
市販の洗濯槽洗剤を使ったり、それこそオキシクリーンでお掃除するのも良いでしょう。
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤とお湯を使えば、びっくりするくらい汚れが浮き上がってきますよ!
しっかり洗っているのにすぐ服が臭くなるという場合は、洗濯槽の汚れを疑ってみてください(´・∀・)ノ゚
洗濯物をためない、洗ったらすぐ干す
面倒だからと言って洗濯物を洗濯槽の中にためこんでいると、それだけで雑菌がどんどん増殖してしまいます。
洗った後も同じで、せっかくキレイになっても濡れた状態で何時間も放置しているとすぐに嫌な臭いを発するようになります。
夏場なんかは室温が高いので、雑菌が増殖するスピードも早いので注意が必要です。
「洗濯物は洗濯槽にためない、洗ったらすぐに干す」を意識して、雑菌が増える隙を作らないことを心がけましょう!
Check! ⇒ 2023.9.2追記 洗濯系のまとめ記事を作りました!何度洗っても臭い服には酸素系漂白剤!オキシクリーンが適任!
何度洗っても臭い服の中には目に見えない汚れや雑菌が残っていて、その雑菌があの嫌な臭いを発生させています。
ひどい時には白い生地がピンク色になってくることもあるので、どうも臭いがおかしいと感じたら、オキシクリーンを使ってズバッと漂白してしまいましょう!
繰り返しになりますが、オキシクリーンを使う時は40~60°C程度のお湯を使うようにしましょう。その方が効果がグンと上がります!
ちなみに、臭いの元となっている雑菌は60℃くらいでやっつけられるようなので、出来れば60℃よりの熱めにするのがおすすめです。
使い勝手の良いオキシクリーンで、何度洗っても臭い服を復活させてあげてくださいねヽ(*´∀`)ノ