この記事では、銀杏をからのまま茹でるのはダメななのかどうかをはじめ、銀杏の簡単な食べ方などについても詳しくお伝えしています^^
銀杏を初めて自分で調理する時にやってしまいがちなのが、「銀杏を殻のまま茹でる」という間違いです。
絶対にダメというわけではありませんが、中までしっかり火が通るかちょっと不安なので、銀杏を茹でる場合は殻を割って中身だけを茹でるようにしましょう!
中身の薄皮については、茹でている途中で剥がすコツがあるので、茹でる前から剥がさななくても大丈夫です^^
記事後半では、
などのついても詳しくまとめてみました!
まだ銀杏についてあまり詳しくないよー…という人は、ぜひこの記事を参考に銀杏を調理してみてくださいね(*・∀-)☆
銀杏を殻のまま茹でるのはNGです!正しい茹で方を解説!
冒頭でも軽く触れましたが、銀杏を殻のまま茹でるのはあまりおすすめできません。
いや、あまりというか全然おすすめできませんので、茹でる前に殻を取り除いてから茹でるようにしてくださいね!
とは言え、初めて銀杏を調理する人にとって、この硬い殻をどうやって割るのかというのは甚だ疑問だと思います。
と言うわけで、この見出しではとりあえず銀杏を手軽に割る方法からお伝えしていきます!
おそらく銀杏割り器など持っていないと思いますので、できそうな割り方を試してみてくださいね^^
銀杏の割り方
銀杏の殻を割るのには、それ専用の「銀杏割り器」というペンチみたいなのを使うのが一番簡単なんですが、ない場合はお家にある様々なもので代用して殻を割っていきます。
先にざっと代用できるアイデアを挙げておくと…
などが銀杏割り器の代用アイテムとして使えます!
この中で一番おすすめなのが、「キッチンバサミ」です^^
商品にもよりますが、多くのキッチンバサミの中央部分にはギザギザの栓抜きがついています。
このギザギザ部分に銀杏を縦に挟み、ゆっくりじわじわと圧力をかけていけば、思いのほか銀杏の殻は簡単に割れてくれます。
ポイントは「縦に挟む」という部分で、こうすることで銀杏の表面にある縦の継ぎ目のような部分からパキッと割れるんです!
注意点としては勢いよく握り過ぎないこと。万が一銀杏がはずれた時に飛んでいってしまいますし、勢い余って中身まで潰れてしまう可能性があります…。
ペンチやプライヤーは見た目のまんま、先に銀杏を挟んで割るだけです。シンプル。
当たり前ですが、調理用の道具ではないので、使う場合は必ず消毒してからにしましょう!
次に金槌ですが、これにはちょっとコツが必要です。的が小さいので上手くヒットせず机を叩いてしまうこともあるでしょう。
また、柔らかいフローリングの上で叩くと、フローリングの方がへこんでしまう可能性があるので、必ず硬いものの上で叩くようにしてください。
金槌で代用する時のコツは、「ペットボトルのふた」を利用することです!
ペットボトルのふたの中に銀杏を入れて、小さめの金槌で叩けば銀杏がどっかに飛んでいくこともなく上手に割ることができますよ♪
実は、これらの代用品の使い方については別の記事にまとめてあったりすすので、麺棒以下のやり方についてはこちらの記事をチェックしてみてください(´・∀・)ノ゚
参考記事:銀杏割り器を代用する方法!今すぐ試せるアイデア8選!
というわけで、これらのいずれかの方法を使って銀杏の殻を割ることができました。
次は、いよいよ銀杏を茹でる段階です!
銀杏はじゃがいもや人参と同じように水から茹で始めます。
まず、お鍋に薄皮がついたままの銀杏を並べていきましょう。
そこに銀杏が全部隠れるくらいの量の水を入れ、火にかけます。あまり水を多く入れすぎないのがポイントです!
水が沸騰したら火を弱めて、おたまの裏の丸い部分を軽く押し当てながら銀杏をころころと転がしてみてください。するとあら不思議、銀杏の薄皮が良い塩梅に剥けてくれるんです♪
この状態で転がしながら5分くらい茹で続ければ茹で工程は完璧です。
銀杏の個体によっては多少薄皮が残ってしまう場合もありますが、あとは手で簡単に剥けるのでちゃちゃっと剥がしてあげればOKです。
はい、これで美味しい茹で銀杏の完成です♪
後は塩をつけて食べるなり、料理に使うなりして銀杏を堪能しちゃいましょう(●´艸`)
銀杏の薄皮は食べれるの?栄養価なども調べてみた!
ちょっと気になったので、銀杏の薄皮は食べれるのかどうかについても調べてみました!
結論からお伝えすると、「銀杏の薄皮は食べれる」ということが分かりましたヽ(゚Д゚*)ノ
ただし、銀杏の薄皮は食感も良くありませんし、味も美味しいものではありませんのであしからず。
そしてもうひとつわかったのは、銀杏の薄皮の栄養価に関する情報はめちゃくちゃ少ないということです!
わたしも結構調べてみたんですが、それらしい論文的なものは見当たらず、個人が運営しているブログ記事に同じようなことが書かれているだけでした。
その同じように書かれている情報というのが、銀杏の薄皮の栄養価については現在も研究中でよくわかっていないということなのです。なんじゃそりゃ。
でもそんな中ひとつでけふんふんと思ったのが、銀杏の仲間の種子の薄皮の栄養を参考にするという発想です!
実は銀杏はピーナッツやアーモンドの仲間なんですって。
で、ピーナッツの薄皮の栄養価についてはすでに判明しているらしく、多くの栄養素が含まれているとのことでした。
その中でも特筆すべきなのが「ポリフェノール」。
出ましたポリフェノール。ほんと良く見かける単語なんですが、「抗酸化物質」のことですね。
これについて書き出すと長くなるのでしませんが、アンチエイジング効果が期待できると言われている物質です。気になる人は一度ググってみましょう^^
研究中なのであくまでも入っているかもね!程度のものですが、個人的には割りと入っているような気がしてます(適当)。
とまぁ、銀杏の薄皮は現状そんな感じの存在なので、無理して健康のために食べましょう的なものではありません。
銀杏を美味しく食べたいなら、やはり薄皮は取り除いてから食べた方が良さそうです!
とりあえず、銀杏の薄皮は食べれるということがわかっただけで良しとしましょう。
銀杏を手軽に食べる方法をまとめて紹介!レンジとフライパンが王道!
実は、銀杏はお鍋で茹でる以外にも手軽に食べる方法がちゃんとあります。
その王道たる食べ方というのが、
のふたつとなります(´・∀・)ノ゚
どちらの方法も銀杏にビビを入れておくのは共通しているので、事前によろしくお願いします!
電子レンジを使う方法
まずは、何でも良いので紙の「封筒」を用意しましょう。茶封筒や銀行に置いてあるようなカラフルな封筒でもOKです。
封筒が準備できたら銀杏を中に入れて、口の部分を3回くらい折り曲げましょう。入れる銀杏は10~15個くらいを目安にしてください。
その状態でレンジで加熱していきます。機種によって違いはありますが、大体600Wで30秒~1分程度が加熱時間の目安となるでしょう。
しばらくすると封筒の中から銀杏の弾ける音が聞こえてくるはずです。その音が数回なったら加熱を一旦やめて封筒の中の様子をチェックしてみましょう!
上手くいっていれば、そのまま粗熱を取ってから薄皮を向いていただきます。
もしまだ加熱が不十分な場合は、10秒単位で再加熱して調整してみてください。この時加熱し過ぎると銀杏が爆発したり、水分が飛んでシワシワになってしまうので注意が必要です。
何分もほったらかしで加熱せず、少しずつ様子を見ながら加熱するのが成功の秘訣です^^
フライパンで炒る方法
フライパンを使う方法はヒビの入った銀杏を乾煎りするだけなので、ほとんど説明することはなかったりします。
大体ですが、中火~弱火で10~15分程度フライパンの上でコロコロやっていれば自然と火が入り食べられるようになります。
しばらく加熱していると銀杏の殻に焦げがついてくるので、その焦げがはっきり分かるくらいになってきた頃合いが火を止める目安となります!
ひとつ注意点があるとすれば、銀杏の中には弾けて飛んでくる個体があるということでしょうか。
それを防ぐために予め銀杏にヒビを入れるわけなんですが、それでも元気のある銀杏はこちらめがけて飛んできますので、それが恐ろしい場合はフライパンにふたをして対処してください。
これなら銀杏が万が一弾けても安心見守ることができます♪
また、フライパンの代わりにトースターやオーブンで調理することも可能です。いずれも温度を200℃前後に設定して、10分~15分ほど加熱すればOKです^^
まとめ
以上、銀杏の茹で方や手軽な調理方法についてお届けしました!
繰り返しになりますが、銀杏を殻のまま茹でるのはおすすめできない調理方法です。
火の通りに不安が残るので、銀杏を茹でる時は事前に殻を取り除いておくようにしましょう^^
薄皮は食べても大丈夫ですが、美味しくないので剥がしてから食べる方が良さそうですね。
また、茹でるのが面倒な場合は、殻にヒビを入れてから電子レンジで加熱したり(封筒に入れて)、フライパンで乾煎りするのもおすすめです!
参考になれば嬉しいです♪