この記事では、オキシクリーンを素手で触ってしまったらどうなるのか?という疑問についてお伝えしています^^
オキシクリーンは多くの家庭で愛用されている万能洗浄剤ですが、素手で触るとどのような影響があるのでしょうか?
日常の洗濯や掃除において、オキシクリーンの強力な洗浄力は非常に頼もしい存在ですが、その有効性の裏には取り扱い時の注意点も存在します。
詳しくは後述しますが、オキシクリーンに長時間素手で触れていると荒れを起こす原因になってしまうことがあります。
ただ、短時間であればほとんどの場合問題ありません。流水でしっかり洗い流せば大丈夫です^^
記事本文では…
などについても解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
オキシクリーンを素手で触ってしまったらすぐに流水で洗い流そう!
冒頭部分でも軽くお伝えしたとおり、長時間オキシクリーンを素手で触ってしまった場合は手荒れを起こす原因となってしまいます。
長時間と書いてはいますが、もし触った人がもともと肌が弱い体質だった場合は、短時間でも手荒れを引き起こしてしまう場合もあるので扱いには注意が必要です。
このことからオキシクリーンを使う場合は手の保護のためにゴム手袋の着用が推奨されていますが、すでに素手で触ってしまったという人も多いかもしれませんね。
そういった場合の対処法を以下に簡単に解説しておきます(´・∀・)ノ゚
まずは速やかに手を流水で洗い流しましょう。たっぷりの水でオキシクリーンが手肌に残らないように注意深く洗います。
温水を使用するとより効果的にオキシクリーンの成分を落とすことができます。
手順2:石鹸などで丁寧に洗う
水だけではオキシクリーンが上手く落ちない場合もあるので、石鹸やハンドソープを使って手を洗うことも重要です。
石鹸をしっかり泡立てて、手全体を優しく洗い流しましょう!
手順3:保湿クリームなどで保湿する
手を洗った後は、保湿クリームやローションを使って手肌を保湿してください。オキシクリーンによって失われた肌の水分や油分を補うことが目的です。
手順4:しばらくは皮膚の状態を観察する
こうして処置した後も、しばらくは手肌の状態に注意してください。赤み、かゆみ、刺激感などの異常があれば、自己判断せずに皮膚科を受診することをおすすめします。
放置して酷くなってからでは治るまでに時間がかかってしまうので、異変を感じたらとりあえずお医者さんに診てもらってくださいね!
今後の対策:ゴム場合手袋を必ず着用
繰り返しになりますが、オキシクリーンを使用する際は必ずゴム手袋や保護手袋を着用するようにしましょう。皮膚への直接的な接触を避けることが重要です^^
オキシクリーンで手がぬるぬるになる理由は角質が溶けている!?
オキシクリーンを素手で触ってしまった場合、一番分かりやすく感じられる変化は「手がぬるぬるする」ということです。
これ、正直めっちゃ不安になるんですけど、実際その手の表面では嫌なことが起こっています。
じつはこのぬるぬる、手の表面の角質がオキシクリーンによって溶かされている(分解されている)状態だったんですヽ(゚Д゚*)ノ
オキシクリーンは水に溶けるとアルカリ性を示すんですが、アルカリ性の物質は「タンパク質を分解する」という特徴を持っています。
なので、オキシクリーンを含む酸素系漂白剤は動物性繊維には使えないのです。使うと表面が溶けてしまいますからね。
そして、わたしたちの皮膚も当然タンパク質で出来ています…。
つまり、オキシクリーンを長時間素手で触っていると、手の表面がアルカリで溶かさせてしまうことになるわけです。
これのすごい版が塩素系漂白剤ですね。塩素系漂白剤はかなり強いアルカリ性を示すので、あれを素手でさわるとオキシクリーンとは比較にならないほど手がぬるぬるになります。
つまり、比較にならないほど皮膚が溶けているんですよね、あぁおそろしい。
さて、原因が分かったら次は対処法です!
通常、オキシクリーン程度のアルカリ度であれば、先程説明した通り流水やお湯、さらには石鹸(ハンドソープ)を使って洗い流せば問題ありません。
もしそれでもぬるぬるが取れない時は、こちらも科学反応を利用して対処してやりましょう。
つまり、オキシクリーンのアルカリ性を反対の酸性物質で中和してしまうのです。こうすることでより簡単にぬるぬるを取り除くことが可能になります!
で、その酸性物質ですが、身近なところで言うと「お酢」「レモン汁」あたりが代表選手となるでしょう。もちろんポッカレモンとかでもOKです。
とにかく酸っぱい系のものを使えばこのぬるぬるはやっつけられるということを覚えておきましょう。
この知識はなかなか役に立ちますよ^^
オキシクリーンを使う時の注意点をざっくりおまとめ!
せっかくなので、オキシクリーンは素手で触っちゃダメということ以外の注意点についてもまとめておきます!
もう知ってることも多いかもしれませんが、おさらいも兼ねてさらっと目を通していただければ嬉しいです♪
適切な使用量を守る
オキシクリーンの効果を最大限に発揮させるためには、推奨されている使用量を守ることが重要です。
過剰な使用は無駄になるだけでなく、洗濯物や洗濯機にダメージを与える可能性があるので控えるようにしましょう。
他の洗剤や漂白剤と混ぜない
オキシクリーンは他の洗剤や漂白剤と混ぜると、予期しない化学反応を引き起こす可能性があります。
特に塩素系漂白剤との混合は避け、使う時は必ずオキシクリーン単独で使用するようにしてください。
適切な水温で使用する
オキシクリーンは、温度に応じてその効果が変わります。
一般的に、温水(約40~60度℃)を使用することで、オキシクリーンの漂白効果や汚れ落としの効果が高まります。
ただ、あまりに高温のお湯を使用すると、漂白効果がすぐになくなってしまったり(科学反応のスピードが上がり過ぎるため)、衣類にダメージを与える可能性があるため注意が必要です。
また、特定の素材や色物洗濯物の場合は、低温水を使用することが推奨されることもあります。温水を使う際は、洗濯物の素材や洗濯表示を確認し、適切な温度設定で使用することが大切です。
特にデリケートな素材や色落ちの心配がある場合は、低温または冷水での使用を検討しても良いでしょう。
いずれにせよ、漂白する衣類の特徴に合わせてお湯の温度を調節することがポイントとなります!
使用後は十分にすすぐ
オキシクリーンを使用した後は、洗濯物や洗濯槽を十分にすすぐことが大切です。これにより、残留物が洗濯物に付着したり、洗濯機内に蓄積したりするのを防ぎます。
直射日光や高温を避けて保管する
保管する際は、直射日光や高温多湿を避けることが重要です。これらの環境はオキシクリーンの洗浄効果を低下させる原因となるので、できるだけ避けるようにしてくださいね!
子供の手の届かない場所に保管
保管方法の補足になりますが、万が一の摂取や誤使用を防ぐため、オキシクリーンは子供の手の届かない場所に保管することをおすすめします。
オキシクリーンを商品以外の容器に移す場合は、他の洗剤と間違えないように保存容器にしっかりと「オキシクリーン」と書いておくと安心んです^^
目や皮膚に付着した場合はすぐに洗い流す
オキシクリーンが目や皮膚に付着した場合は、すぐに大量の水で洗い流してください。刺激が感じられた場合は、医師の診断を受けることをおすすめします。
洗濯槽をキレイにしてから使う
オキシクリーンを洗濯機に入れて使う場合は、洗濯槽を事前にお掃除してから使うようにしましょう。
もし洗濯槽の裏側が汚れていた場合、オキシクリーンのパワーでその汚れが剥がれてしまい、洗濯物に張り付いてしまう可能性があるからです。
正直、こうなってしまうと非常に面倒なので、初めて洗濯機にオキシクリーンを入れる時は、一度専用の洗濯槽クリーナーで洗浄しておきましょう!
まとめ
以上、オキシクリーンを素手で触ってしまった場合の対処法などについてお届けしました!
オキシクリーンは水に溶けると弱いアルカリ性を示すので、素手でさわってしまうと手の表面の角質を溶かしてしまうことになります。
ただ、それほど強い性質ではないため、皮膚が弱い人でなければすぐに洗い流してしまえばどうってことはありませんのでご安心ください。
もし、洗い流した後に以上を感じた場合は、すぐにお医者さんに診てもらってくださいね!
このように、オキシクリーンを手で触ったからと言って過度に心配する必要はありません。
ただ、そうは言っても手が溶けてしまうのは気分の良いものではないので、オキシクリーンを使う時はゴム手袋を着用してからにしましょう。
参考になればうれしいです^^