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冷凍庫のアイスだけが溶ける!柔らかい原因と今すぐできる対処法を紹介!

この記事では、冷凍庫のアイスだけが溶ける原因と対処法についてお伝えしています^^

冷凍庫&アイスあるあるなんですが、他の食材は全然平気なのにどういうわけかアイスだけが溶けて柔らかくなっていることがあります。

食べようと思ったタイミングでこうなっていると非常に悲しく、そして腹立たしい気持ちになるのはわたしだけではないでしょう。

そこで、この件についてしっかり調べてみました!

結論からお伝えすると、冷凍庫のアイスだけが溶けるのは…

  • そもそもアイスは溶けやすい食べ物である
  • 冷凍庫は思っている以上に温度が上がりやすい
  • このふたつが主な原因と考えられます。

    記事本文では、このふたつについてさらに深く掘り下げるとともに、その対処法と溶けてしまったアイスは食中毒にならないのか?などの疑問についてもまとめています。

    冷凍庫のアイスが柔らかくなった時の参考にしてもらえれば嬉しいです(*・∀-)☆

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    冷凍庫のアイスだけが溶ける原因についてわかりやすく解説!

    それでは、冒頭で触れたふたつの原因についてさらに詳しくみていきましょう!

    まずは第一の原因である「アイスは溶けやすい食べ物である」について解説します。

    アイスはたくさんの空気を含んでいるから溶けやすい!

    アイスの口溶けが良いのは中にたくさんの空気を含んでいるからなんですが、実はそれが溶けやすい原因となっています。

    氷のようにびっちり詰まっている状態のものよりも、中が空洞になっているアイスの方が外気の温度変化の影響を受けやすいのです。

    肉眼ではわかりませんが、顕微鏡レベルで観察すると想像している以上にアイスの中には空気が閉じ込められています。

    その空間を支えているのが氷の結晶なわけですが、冷凍庫内の温度が上昇するとその支えがなくなってしまい、アイスが一気に溶けてしまうというわけです!

    余談ですが、溶けたカップアイスなどを開けると量がものすごく減っていることがありますが、あれは中の空気が抜けてしぼんでしまった状態です。あれが真の姿なのです。

    冷凍庫の温度が上がってしまう原因はこんなにたくさん!

    まず前提として、アイスが溶け始める温度は-15℃あたりと言われています。

    商品によって多少差はあるかもしれませんが、大体このあたりが溶けるラインと考えて間違いありません。

    で、アイスクリームの保存に適した温度が-18℃くらい。なんと、差はたった3℃程度しかありません

    無意識でやっていることも多いのであまり気が付きませんが、冷凍庫は考えている以上にドアを開け閉めする回数が多いものです。

    特に夏場であれば、飲み物用の氷を使うので頻繁にドアを開けることでしょう。

    そうすると、たった3℃くらいすぐに上昇してしまいます。

    一節によると、冷凍庫のドアを15秒開けておくと、中の温度は約10℃上昇することもあるそうです。

    基本的に家庭用冷凍庫の温度は-18℃を基準に作られているんですが、これだけ温度が上がればアイスが溶けるには十分かと…。

    ドアの開け閉め以外にも、外気温が高いのに設定が弱になっていたり、冷気が出るところを塞いでしまっていたりと、冷凍庫の温度が上がってしまう原因は意外と多かったりします。

    あ、アイスをドアポケットに入れているなんてのも溶ける原因ですね。

    ドアポケットは他の場所よりも外気の影響を受けやすいので、どうしても温度が高くなりがちです。

    そこにアイスを入れてしまうと、溶けないまでもすぐに柔らかくなってしまいます。

    このように、冷凍庫内の温度が上がると、溶けやすいアイスはすぐに影響を受けて柔らかくなってしまうというわけなのです!

    冷凍庫のアイスが柔らかい場合の対処法をまとめて解説!

    アイスが溶ける原因がわかったところで、次は冷凍庫のアイスだけが柔らかい場合の対処法についてみていきましょう。

    どれも今すぐできるものばかりなので、当てはまりそうなものから実践してみてください^^

    温度設定を強にする

    手始めに冷凍庫の温度設定をチェックして、弱もしくは中になっているなら「強」に変更してみましょう。

    状況や機種によりますが、一般家庭の冷凍庫の温度設定は、

    強:中よりも2℃くらい低め
    中:約-18℃~約-20℃
    弱:中より2℃くらい高め

    のように設定されていることが多いようです。

    設定上では中でも溶けないはずなんですが、実際アイスが柔らくなっているということはしっかり温度が下がっていない状態なので、ひとまず温度設定を一番冷える「強」にするのが手っ取り早い対処法と言えます!

    簡単すぎて拍子抜けしそうですが、割とこれで解決する場合も多いんですよ^^

    冷凍庫内を整理して冷気の通り道を確保する

    冷凍庫内は物が少なすぎるよりもある程度詰まっている方が温度が上がりにくいと言われていますが、それでも冷気の吹き出し口を完全に塞いでしまうのはNGです。

    冷凍庫の中がカオス状態になっている人はこれを機にしっかり整理して、多すぎず少なすぎずの状態を確保しましょう。もちろん冷気の吹き出し口の前は少し空間を開けておいてくださいね!

    最近はあまりないかもしれませんが、冷凍庫全体に霜がびっしりついているような状態も温度が下がりきらない原因となります。

    冷風を送るファン式ではない冷蔵庫を使っている場合は、定期的に霜を取ることのも大切です。

    冷凍庫のドアは開けたらすぐ閉める

    先程もお伝えしましたが、冷凍庫のドアを15秒開けておいただけで庫内の温度は10℃くらい上昇してしまいます。

    15秒も開けっ放しにすることはそうそうないと思いますが、何度も何度も開け閉めを繰り返していればその都度庫内の温度は上がってしまうことでしょう。

    とは言え、夏場はどうしたって冷凍庫のドアを頻繁に開け閉めしてしまうものです。

    そこで、あなたに気をつけてほしいのが「開けたらできるだけすぐ閉める」ということ。

    用事が済んだらとにかくすぐにドアを閉めるのをしばらくは意識してみてください!

    最初は面倒と思うかもしれませんが、何日か続けていると習慣になってくるので全然気にならなくなってきますよ。

    気付いた方もいるかもしれませんが、ドアを開けてから取り出すものを探さないためにも庫内を整理しておくことは大切です。

    そういった意味でも、一度冷凍庫内を整理してみるのは効果的だと思いますよ^^

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    温度の高い状態で冷凍庫に入れない

    少し視点が変わりますが、食材がまだ熱を持ったままの状態で冷凍庫に入れるのは超NGです。

    一番やってしまいがちなのは、ご飯を冷凍する時でしょうか。余った熱々のご飯をラップにくるんで、しばらく放置した後冷凍庫にポイッと。

    こんなの一度くらいやったことありますよね!?

    わたしなんか、ポテサラを早く冷ましたいために熱々を冷凍庫に入れたこともあります。愚の骨頂とはこのことです。

    こんなことをすれば庫内の温度は一気に上昇しますので、賢明なあなたは絶対に真似をしないでくださいね。

    冷凍庫に食材を入れる場合は、必ず粗熱を取って十分温度を下げてからにしましょう!

    ドアポケットにアイスを入れない

    最後はアイスを置いておく場所についてですが、アイスはできるだけ冷気の逃げにくい奥の方にしまっておきましょう。

    間違ってもドアポケットに入れてはいけません。

    冷凍庫のドアポケットって取り出しやすいですし、アイスを入れておくには丁度良いくらいのスペースなんですが、ある意味あれはトラップです。

    アイスをドアポケットに入れてしまうと、いくら庫内を整理しても、設定を強にしても、おそらく微妙に柔らかい状態でしか保存できません。

    これは過去にわたしが何度も経験してきたことなので断言できます(早く気付けよ!)

    ということで、アイスは冷凍庫の奥の方に大切にしまっておきましょう。

    今日からドアポケット保管は禁止ですヽ(`Д´)ノ≡3

    溶けたアイスは食中毒になる!?詳しく調べてみた!

    最後に溶けたアイスは食べても大丈夫なのか、食中毒になる危険性はあるのかどうかについてまとめておきました。

    溶けたアイスと言っても、どのくらい溶けているかによって判断は変わってきます!

    少し柔らかくなったくらいの溶け方であれば、まず食べても問題ないでしょう(100%大丈夫とは言い切れませんが…)。

    ただし、完全に溶けて液体にまでなってしまったアイスは食べずに処分しまた方が賢明です。仮に再冷凍したとしても食感が別物になってしまうからです。

    すでにお伝えした通り、完全に溶けているということは中の空気も抜けているので、再び凍らせたとしても空気を含まないザラザラとした食感になってしまいます。

    この状態になったアイスはお世辞にも美味しいとは言えないので、諦めて新しいアイスを買いに行った方が良いとわたしは思います。

    それに、万が一包装に穴が開いていたとした場合、中に雑菌が入り込んでいる可能性があります。溶けている状態で雑菌が入り混んでしまうと、栄養満点のアイスの中でどんどん増えていってしまいます…。

    それを再冷凍しても雑菌は活動を停止するだけなので、食べてしまうとお腹の中でまた活動を再開してしまうかもしれません。

    さらに、食べた人が子供やお年寄り、体調不良だったりした場合には、それが原因で食中毒になってしまう危険性も考えられなくもありません。

    ※ 手作りアイスだった場合はこのケースに当てはまる可能性が高いので、溶けてしまった場合は必ず処分するようにしましょう!

    アイスを作っている大手メーカーも「溶けたアイスは食べないでください」と注意喚起をしているので、やはり完全に溶けたアイスは食べずに処分した方が良さそうです。

    そんなんで食中毒になるなんて、ほんとにバカバカしいですからね…。

    というわけで、食べても大丈夫なのは「ちょっと柔らかいかな」レベルのアイスまでということになります^^

    まとめ

    以上、冷凍庫のアイスだけが溶ける原因と対処法についてお届けしました!

    冷凍庫のアイスだけが溶けるのは、

  • アイスがそもそも溶けやすい性質を持っている
  • 冷凍庫の温度が何らかの理由で上昇したから
  • のふたつが原因です。

    この状態を防ぐには、

  • 冷凍庫の温度設定を強にする
  • 冷凍庫の中を整理して冷気の通り道を確保する
  • ドアは開けたらできるだけ早く閉める
  • 温度の高いものを冷凍庫に入れない
  • アイスは冷凍の奥の方に保管する
  • 間違ってもドアポケットには入れない
  • のような対処法をおすすめします^^

    少し柔らかいくらいのアイスなら食べても大丈夫だとは思いますが、完全に液体にまで溶けてしまったアイスは食べずに処分するようにしましょう!

    これであなたのアイスが溶ける確率は格段に下がったはずですよヽ(*´∀`)ノ

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