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固いトマトを柔らかくする方法を解説!追熟方法やおすすめレシピも紹介!

固いトマト 柔らかくする方法

この記事では、固いトマトを柔らかくする方法や美味しい食べ方についてお伝えしています^^

一見美味しそうに見えるトマトでも、いざ食べてみたら想像以上に固くてびっくりした…なんてことがたまにあります。

実はこれ、多くの場合トマトがまだ未熟であることが原因だったりします!

もう切り終えてしまった場合は皮を剥いて食べるか、加熱してから食べるのがおすすめですが、まだ包丁を入れていない場合はしばらく追熟(完熟に近づける)させることで柔らかくすることができますよ♪

特に、トマトに緑っぽい部分が残っていたり、鮮やかな赤とまでは呼べないかな、なんて時は追熟させるのが効果的です!

記事本文では、固いトマトを柔らかくする方法に加え、固くなってしまう原因や固いトマト向けのレシピなんかもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆

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固いトマトを柔らかくする方法を解説!ポイントは追熟!

冒頭でも軽くお伝えした通り、トマトが固い場合はそのトマトがまだ完熟ではなく未熟な状態であることが多いんです。

逆に言えば、未熟なトマトを追熟して完熟トマトに近づけてあげれば柔らかいトマトになるというわけです。

細かいことを言えばその他にも固いトマトになる原因はあるんですが、それは次の見出しでまとめておきますね。

少し前置きが長くなってしまいましたが、ここからは固いトマトを柔らかくする方法について解説していきますね!

常温保管で自然に追熟させる

トマトを食べるまでにまだ時間がある場合は、常温で放置するだけで追熟させることができます。

一番大切なのはトマトを冷蔵庫に入れないこと。低い温度だとトマトが熟すスピードを遅らせてしまうので、できるだけ明るくて暖かい場所に置いて常温保管することがポイントです。

ただし、夏など気温が高い季節は注意が必要で、放置し過ぎると完熟を通り越してトマトがダメになってしまう場合があります。

温かい場所と言っても、それでは本末転倒。トマトを追熟させる時の室内温度は30℃を超えないように注意してくださいね!

あと、温度以外に注意してほしいのが「トマトの置き方」

トマトを置く時は、必ずヘタが下になるように置いてください。これは、トマトが接地面から腐るのを防ぐためです。ちょっとしたことなんですが、これはなかなか効果的な対策になってくれますよ^^

このやり方で、大体2~3日くらいで食べ頃になるかと思います。緑の部分が残っているような場合はさらに1~2日ほどかかる場合もあるので、色や触感を確認して食べ頃を見極めるようにしましょう。

食べ頃を過ぎてしまうと、そこからどんどん柔らかくなってダメになってしまうこともあるので、いずれにせよ毎日熟し具合をチェックするのは大切ですね^^

また、追熟を助ける方法として、黒い布や新聞紙を使う手もあります。

普通は日光で追熟しますが、黒い布をかけることで甘さを増す効果が期待できると言われています。科学的な裏付けは不確かですが、実際に農家でも使用されている方法なのでやってみる価値はあるかと思います。

雨が多い季節や日光が不足する環境では、新聞紙に包んで追熟させると良いかもしれませんね!

その他にも新聞紙に包んでビニール袋に入れるやり方もあります。この方法は、トマトの乾燥を防ぎつつ適切な環境でトマトを追熟させることができるので、乾燥が心配な時に試してほしい方法になります(´・∀・)ノ゚

エチレンガスでどんどん追熟させる

少しでもトマトの追熟スピードを上げたいという人は、リンゴやバナナなどと一緒にビニール袋に入れて保管する方法がおすすめです。

リンゴやバナナからはエチレンガスというものが発生するのですが、この気体に追熟スピードを上げる効果があるのです。

なので、ビニール袋に入れてエチレンガスが逃げないようにしてトマトを入れておくことで、普通に追熟させるよりも短期間で追熟させることができるのです!

ただし、追熟スピードが上がる分、完熟からダメになってしまうスピードも上がってしまうので、袋に入れたまま置き過ぎないようにご注意ください。

トマトによっては翌日には食べ頃になっている場合もあるので、この方法を試す場合はこまめにトマトの状態を確認するようにしてくださいね^^

火を通してから食べる

ここからはトマトを柔らかくするというよりも、固いトマトを食べやすくする方法なんですが、とりあえず火を通してしまえばある程度は食べやすくなります。

むしろ、炒めものなどに使う場合は少しくらい固いトマトの方が形が残って美味しく見えるので、固いトマトをすぐに消費したい場合は加熱調理して食べることを強くおすすめします。

わたしは個人的に炒めものにするのが好きですが、細かくカットしてスープや煮込み料理に入れてしまうのも全然アリですね♪

皮を湯剥きしてから食べる

あまり火を通したくない場合は、皮を湯剥きしてから食べると食べやすくなるでしょう。

この方法は固い皮を取り除くという点では効果的ですが、果肉自体を柔らかくすることはできないのでご注意ください。

トマトの湯剥きをするには、まずトマトのヘタを取り除き、反対側に浅く十字の切り込みを入れます。

次に、鍋でお湯を沸かし、沸騰したらトマトをお玉などでそっと入れて20秒くらいお湯につけておきましょう。

すると皮が少しめくれてくるので、トマトを取り出して冷水にさらしながら皮を剥いていけばOKです。手軽に美しく皮を取り除きたい場合は湯剥きが一番おすすめです。

また、電子レンジを使ってトマトの皮を剥く方法もあります。

やり方は、お湯につける部分をレンチンに置き換えれば大丈夫です。600Wだと大体30秒~1分くらい加熱すれば皮が浮いてくるとかと思います。レンジの出力やトマトの大きさにもよるので、様子を見ながら加熱してみてくださいね。

ただし、加熱し過ぎるとトマトが爆発してしまうおそれがあるので、長時間の加熱はしないようにしてくださいね!追加の加熱する時も10秒単位で少しずつ加熱するようにしましょう。

ちなみに、レンジを使う方法にはお湯を沸かす手間が省けるだけでなく、トマトが持つ水溶性の栄養素を逃さずにすむというメリットがあります♪

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トマトが固い理由や原因について詳しく解説!

ここからはトマトが固くなってしまう理由や原因について補足しておきますね!

すでにお伝えした内容も含むのでおさらいなってしまうかもしれませんが、豆知識としてさらっと読んでもらえると嬉しいです^^

しっかり熟していない

繰り返しになりますが、トマトが固いのはそのトマトがまだ未熟な状態であるということが一番多い原因として考えられます。

ここで押さえておきたいのが、どうして店頭で未熟なトマトを販売しているのか?という店です。食べ頃に完熟トマトを売れば良いじゃないかと思いますが、これには分かりやすい理由があったりします。

それは、トマトは店頭に並んでいる間も追熟が進んでいくからです。

つまり、完熟トマトばかりを並べてしまうと、売れ残ったトマトがすぐにダメになっていしまうという大きなデメリットにつながるわけです。

なので、一般的にお店としては少し未熟で店頭に並ぶ頃に赤くなるような状態のトマトを仕入れて販売するような売り方になっていたりまします(例外もあるかもしれませんが)。

もちろんトマトには個体差があるので、手に取ったトマトが完熟の場合もあれば未完熟な場合もあります。消費者としてはこのあたりの見極めがややこしいんですね。

買う側も知識を入れて、例え未熟なトマトを買ったとしても追熟させて食べ頃になったタイミングで食べるということが大切ですね!

育てた環境による影響

仮にトマトが完全に熟していても、栽培環境に問題があった場合にもトマトの果肉が固くなることがあるようです。

例えば、水やりをあえて控えめにすることでトマトを甘く育てる栽培方法もありますが、これにはトマトの果肉が十分に柔らかくならない原因となるリスクが伴います。

水を控えることで根の成長が不十分になり、トマトが必要な栄養を吸収しづらくなるのがその理由として考えられます。

また、同じように肥料が不足していてもトマトの成長に影響を与えます。

ご存知の通り、肥料は植物の成長を助ける役割がありますが、不足すると植物の成長速度が遅くなり、十分な栄養を蓄えられなくなります。

その結果、トマトの果肉が十分に成熟せず果肉が固い状態になってしまうというパターンも考えられるのです。

いずれにしてもこういった理由で固く育ってしまったトマトはどうしようもないと思うので、ある程度追熟しても柔らかくならない場合は、諦めて加熱して食べる方向に切り替えた方が良いかもしれませんね。

そもそも皮の固い品種もある

トマトには様々な品種があり、それぞれ皮の特徴に違いがあります。

家庭菜園用のトマトは雨や風の影響を受けやすい環境で育つため、皮が厚く固い品種が多いようです。つまり、トマトが過度の水分を吸収し割れてしまわないようにするための対策というわけです。

一方、スーパーで販売されるトマトはハウス栽培が主流で、皮が薄く柔らかい品種が多い傾向にあります。

もしあなたが手に入れたトマトが家庭菜園用の品種だった場合は、普段食べているトマトに比べると幾分固く感じてしまうかもしれませんね!

この場合もトマトの固さ(崩れにくさ)を利用して、トマトの断面が映えるようなお料理に使ってあげるのがおすすめです♪

固いトマトの美味しい食べ方!おすすめレシピを紹介!

最後に、固いトマトを美味しく食べるためのおすすめレシピをいくつか紹介させていただきます!

どれも手軽にササっと作れるものばかりなので、固いトマトに当たった時はぜひ試してみてください^^

トマトと卵の炒めもの

まずわたしがおすすめしたいのが「トマトと卵の炒めもの」です。

単純にトマトと卵をさっと炒め合わせるだけの料理なんですが、トマトの酸味と卵のまろやかさが絶妙にマッチする素敵な一品に仕上がります。

また、固めトマトの触感と卵のふわふわ感のバランスが面白く、味だけでなく触感も楽しめるところがおすすめポイントです♪

材料

  • トマト:2個(中サイズ)
  • 卵:4個
  • 塩:小さじ1/4
  • 砂糖:小さじ1
  • 醤油:小さじ1
  • サラダ油:大さじ2
  • ネギやパセリ(お好みで)
  • 作り方

    まず、調理を始める前にトマトを洗ってヘタを取り除いた後、一口大に切りわけましょう。特にこだわりがない場合はくし切りがおすすめです。

    トマトの下準備が終わったら卵をボウルに割り入れ、塩を加えてしっかりとかき混ぜます。

    ここまでの準備が整ったらフライパンに油を熱し、先ほどの卵液を流し入れて半熟状態になるまで焼きます。卵が半熟になったらいったん取り出しておきます。

    次に同じフライパンに切ったトマトを入れ、砂糖と醤油を加えて中火で炒めます。トマトが柔らかくなったら、先に焼いた卵をフライパンに戻し入れましょう。

    最後にすばやく全体を混ぜ合わせ、卵が完全に固まる前に火を止めれば完成です。お好みでネギやパセリを振りかけると彩りが良くなりますよ^^

    トマトのファルシー(トマトの詰めもの)

    続いておすすめしたいのが「トマトのファルシー」

    あまり聞き慣れない料理名ですが、この料理はくり抜いたトマトにさまざまな具材を詰めて焼き上げるフランスの過程料理の一種です。

    見た目の可愛らしいもさることんがら、その味も絶品で、中に詰めた具材の美味しさをトマトが上手にまとめあげてくれますよ(●´艸`)

    オーブンでじっくり焼き上げるので、固いトマトを使っても全く問題ありません。

    特別な日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?

    材料

  • トマト:2個(中サイズ)
  • 挽肉(牛肉、豚肉、または混合):100g
  • 玉ねぎ(みじん切り):1/2個
  • ニンニク(みじん切り):1/2片
  • パン粉:大さじ2
  • フレッシュハーブ(乾燥ハーブでもOK):適量
  • オリーブオイル:大さじ1/2
  • 塩:小さじ1/4
  • コショウ:適量
  • パルメザンチーズ:適量
  • 作り方

    中サイズくらいのトマト2個を準備し、トマトの上部を薄く切り落とします。そこからスプーンを使って中身を丁寧にくり抜きましょう。このとき、取り除いたトマトの果肉は後で詰め物の材料として使うので、捨てずに取っておいてください。

    次に、挽肉100g、みじん切りにした玉ねぎ半個、ニンニク半片、大さじ2のパン粉、適量のフレッシュハーブ、大さじ1/2のオリーブオイル、小さじ1/4の塩、適量のコショウをボウルに入れてよく混ぜ合わせ、中に詰めるタネを準備します。

    この詰め物にはお好みでモッツァレラチーズなどを加えても奥深い味わいになります!

    詰め物の材料が準備できたら、くり抜いたトマトに詰めていきましょう。最初に切り取ったトマトのふたの部分はお好みで戻してもらってOKです。

    オーブンを180℃で予熱し、詰めたトマトを耐熱皿に並べて20分~30分程度じっくり焼きあげましょう。

    具材が完全に火が通り、トマトが柔らかくなるまで焼いてくださいね!

    焼きあがったトマトのファルシーは、熱々の状態でお皿に盛り付けるのがポイント。仕上げに、パルメザンチーズを振りかけ、フレッシュハーブを飾りつければ完成です♪

    まとめ

    以上、固いトマトを柔らかくする方法などについてお届けしました!

    トマトが固いのは主にまだ熟しておらず、未熟な状態であることが原因の場合が多いようです。

    そういった場合は、すぐに食べずにしばらく常温で追熟することで幾分柔らかくすることができます!急ぐ場合はリンゴやバナナと一緒にビニール袋に入れて追熟させるのも賢いやり方です。

    それでもまだ固い場合はどうしようもないので、皮を取り除いて食べたり、加熱調理してから食べると良いでしょう^^

    しっかり火を通す料理に使うのであれば逆に固めトマトの触感が活きてくるので、使い道に迷った時はぜひこの記事で紹介したレシピで調理してみてくださいね!

    トマトは固くても全然美味しく食べられます。間違っても処分したりしないでくださいね!

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