この記事では、冷凍焼けした肉の臭み消しやおすすめレシピについてまとめています^^
お肉の冷凍保存はとっても便利なんですが、あまり長期間ほったからかしにしていると、お肉が冷凍焼けしてしまうことがあります。
味もそうなんですが、冷凍庫独特の臭いがしみついてしまうと、調理後しても美味しく食べることができないのが難点です…。
ただ、この冷凍焼けの臭いも、調理前に塩水や牛乳につけることで、ある程度は臭み消しをすることができます^^
記事後半では、
などについてもお伝えしているので、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆
冷凍焼けした肉の臭み消しをする方法を紹介!
それでは早速、冷凍焼けしたお肉の臭み消しの方法をみていきましょう。
今回は簡単なやり方を3つ紹介します!
臭み消しの方法① 塩水につける
ちょっと時間がかかってしまうのが難点ですが、冷凍焼けしたお肉を塩水につけておくことで、お肉の食感をある程度復活させつつ、冷凍焼けの臭いも取り除くことができます。
例えば、お肉が300gならお水も300ccという感じです!
② お肉の重さの3%の塩を入れる
お肉が300gの場合だと、300×0.03で約9gの塩を入れることになります。
③ 袋に冷凍焼けしたお肉を入れる
出来上がった塩水に冷凍焼けしたお肉を入れ、ビニールの口をしばりましょう!
④ そのまま2日間放置する
その状態で冷凍庫に移し、そのまま2日間程度放置すればOKです♪
当然お肉には多少塩味がついてしまうので、調理する場合はその塩味を考慮しながら味付けしてくださいね!
臭み消しの方法② 牛乳につける
そんなに待っていられないという場合は、牛乳に数時間つけておくという方法がおすすめです!
多少牛乳の臭いがお肉についてしまいますが、短時間で冷凍焼けの臭み消しをすることが可能です♪
牛乳につける前に冷蔵庫で解凍しておきましょう。レンジでの解凍はドリップが出てしまうので、あまりおすすめできません。
② 牛乳につけて1時間程度放置する
ボウルなどに牛乳を入れ、その中に解凍したお肉を入れて30分~1時間程度放置します。
③ 調理前にしっかり洗い流す
牛乳の臭いを残さないように、しっかり洗ってから調理してくださいね!
牛乳を使った方法は、レバーなど臭いの強い食材を調理する時に使うやり方ですが、冷凍焼けしたお肉の臭み消しにも応用するこができます。
臭いの除去に加え、牛乳の力でお肉が多少柔らかくなるのもポイントです^^
また、牛乳の代わりにヨーグルトにつけても同様の効果がありますよ!
臭み消しの方法③ 香味野菜や香辛料を利用する
塩味や牛乳っぽさが気になるという場合は、香辛料や香味野菜を利用することで臭いを目立たなくすることもできます。
玉ねぎやにんにく、生姜など普段からキッチンに常備していそうなものが使えるので、手軽に実践できる点がポイントです♪
中でもおすすめなのは、すりおろし玉ねぎに一晩つける方法。玉ねぎの持っている成分が、臭いを抑えるだけでなくお肉を柔らかくしてくれます。
他にも50度のお湯でお肉を洗う方法などがあるようですが、個人的にちょっと微妙な感じがしたので、今回は上記の3つを紹介させていただきました。
使い方に合わせて、ぜひ一度これらの方法を試してみてくださいね!
冷凍焼けの肉におすすめなレシピアイデアまとめ!
ここからは、冷凍焼けしたお肉に適した…というか、できるだけデメリットを目立たなくするレシピアイデアをいくつか紹介していきます!
「冷凍焼けしたお肉で何を作ったら良いかわから~ん!」という場合の参考にしていただければ嬉しいです^^
生姜焼き
まずは鉄板の生姜焼き。甘辛いタレの味と爽やかな生姜の風味で冷凍焼けしたお肉の臭いも気にならなくなることでしょう。
食感の悪さは、お肉の表面に片栗粉をつけることで補います。お肉がまとうタレの量が増え、食感も柔らかくなるので一石二鳥と言えます。
冷凍焼けしたお肉を焼いて食べたいという場合には、生姜焼きが手軽でおすすめですよ!
煮込み料理
レシピ名ではありませんが、冷凍焼けしたお肉は煮込み系レシピとの相性が抜群です。
多少臭いが残っっていようが、食感が悪かろうが、じっくりコトコト煮込んでしまえばこっちのもの。
お肉の種類に合わせて、カレーやビーフシチューなどお好きな煮込み料理を作っちゃってください♪
時雨煮
最後は和食の濃い味代表「時雨煮」です!
時雨煮を知らない人のために簡単に言うと、お肉を使った佃煮のようなお料理です。
薄切りにしたお肉を醤油、生姜、お酒、砂糖などで甘辛くじっくり煮込むので、冷凍焼け程度の臭いは吹きとんでしまうことでしょう。
冷凍焼けしたお肉が薄切りだった場合にぜひ作っていただきたい一品です。普通は牛肉で作るものなんですが、別に豚肉で作っても問題ありません。
どんなお肉を使っても、ご飯のおともとして大活躍してくれること間違いなしです♪
今回は3つのレシピアイデアを紹介しましたが、冷凍焼けしたお肉を美味しく食べるためのポイントは、
あたりになるかと思います!
要するに、冷凍焼けの臭いに負けない香りや味でごまかすか、よくわからなくなるまで煮込むということです。
また、お酢を使った酸味のある料理も、食材の臭いをわからなくしてくれるので、ぜひ試してみてください♪
これらのポイントさえおさえておけば、どんな種類のお肉が冷凍庫の奥から出てきてもビビる必要はありません。
入念に臭み消しを行い、冷凍肉の弱点を補える調理法で美味しくいただきましょう♪
冷凍焼けした肉の食中毒の危険性は?
最後に、冷凍肉したお肉を食べることで起こる食中毒の可能性についてお伝えしておきます。
まず、冷凍焼けしているからと言って、食べたら即食中毒!というようなことはありません。
もしそうなら、こんな記事を書くはずありませんからね^^
とは言え、ひとくちに冷凍焼けしているお肉と言ってもその状態は様々。食中毒になるかどうかを明確に線引きするのは難しい問題です。
ですが、解凍したお肉の状態である程度は見分けることができます!
解凍したお肉にこれらのどれかひとつでも当てはまるものがあれば、そのお肉はダメになっている可能性大です。
そのまま食べずに処分してしましましょう。煮ても焼いても食べられません。食中毒まっしぐらです。
冷凍している間に劣化してしまったケースもありますが、そもそも賞味期限ギリギリの古くなったお肉を冷凍してしまったというケースも考えられます。
ダメになる原因は他にも考えられますが、とにかく普通の状態ではないと判断できるお肉は全部ダメです。
そのお肉がどれだけ高級なお肉であったとしても、食べてはいけません。
しつこいですが、食べずに処分するようにしましょう!
まとめ
以上、冷凍焼けしたお肉の臭み消しや美味しく食べるためのレシピについてお届けしました!
冷凍焼けしてしまったお肉は、
ことで、ある程度は臭みを取り除くことができます。
また、これらの方法はそれぞれの成分により臭み消しだけでなく、お肉を柔らかくする効果も期待できる素敵なやり方でもあります!
それでも臭いが気になるという場合は、カレーやシチューなどスパイスの効いた煮込み料理に使うか、味や臭いが気にならないくらい濃い味付けをして食べるのがおすすめです。
また、解凍したお肉は色・臭い・表面の状態をチェックして、食べられる状態かどうかをしっかり確認するようにしましょう。
少しでも異変があれば、食中毒を防ぐためにも食べずに処分してください!
ここまでしっかり読んでくれたあなたなら、冷凍焼けのお肉を上手に活用することができますよ♪