この記事では、「鉄玉子の寿命はどれくらいなのか?」などについてお伝えしています^^
鉄玉子は気をつけていてもすぐサビてしまうので、寿命はどれくらいなのかと気になる人も多いようです。
結論からお伝えすると、鉄玉子を含む南部鉄器の寿命は軽く50年を超えると言われています。上手に使えば100年持つレベルで長持ちするとのことでした。
もちろんサビても使えるので、鉄玉子の寿命については気にしなくて大丈夫です!
記事後半では…
についてもまとめているので、鉄玉子の扱いにまだ慣れていない人はぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
鉄玉子の寿命は50年以上!ある意味コスパ最強です!
冒頭でも軽くお伝えした通り、鉄玉子の寿命については気にしなく大丈夫です!
今回、鉄玉子の寿命に関する情報がなかったので、「南部鉄器」そのものの寿命について調べてみたのですが、南部鉄器は普通に使ってこまめにお手入れをしていれば、軽く50年以上は使えるよう作られているとのことでした。
これは南部鉄器を扱う会社やお店であればどこにでも書かれていることだったので、十分信頼できる情報だと思います。
中には100年以上持つかも…!みたいな感じで書かかれている記事などもあって、わたしもちょっと驚いてしまいましたヽ(゚Д゚*)ノ
これらの情報は、主に鉄瓶や鉄鍋を対象に書かれている内容でしたが、成分的に同じである鉄玉子にも同じことが言えると判断しました。
また、鉄瓶などは薄く作られている部分があるので、サビさせたまま放置しているといつかは穴が空いてしまうこともあるかもしれません。
そうなってしまうともう使えませんので、それがその製品の寿命ということになります。
そういう点で見れば鉄玉子は丸っこい形状なので、穴があいてしまうようなことはほぼないと言っても過言ではないかと思います。
これらのことを合わせて考えると、普通に使っている分に関しては鉄玉子の寿命について全然考えなくても大丈夫という結論に至るのです。
唯一鉄玉子の寿命として考えられるのは、長期間放置して落とし切れないくらいサビた状態になってしまった場合くらいでしょうか。
サビはまず鉄の表面に発生しますが、表面を覆うと一旦そこで膜のようになってサビるのが止まるそうです。
そこでサビ落としなどをすれば問題ありませんが、そのままずーっと放置していると、次は鉄の内部に向かってサビていくという情報がありました。
なので、この段階までサビてしまった場合は、いくら表面のサビを落としても効果は薄いことが予想されます。
そうなると、お水が茶色くなったり鉄の味が強くなり過ぎるので、そのまま使うのが現実的ではなくなってしまいます。
わたしは、この状態が鉄玉子の寿命であり、「買い替えのタイミング」なのではないかと思います。
多少サビても問題ありませんが、あまりにサビさせてしまうのはダメということですね。
と言うわけで、鉄玉子はお手入れしながら上手に使えば非常に長く使える製品なので、寿命など気にせず気楽に使い続けましょう(´・∀・)ノ゚
鉄玉子の普段のお手入れとサビ落としについて
ここからは、鉄玉子の普段のお手入れやサビ落としの方法について簡単にまとめておきます!
普段のお手入れ方法
まず普段のお手入れですが、お湯に入れて使った後はまだお湯が熱いうちに取り出してさっと水洗いし、キッチンペーパーや清潔なふきんで水分をさっと拭き取りましょう。
水分がしっかり拭き取れたら、風通しの良いところにしばらく置いておけばお手入れ完了です。
お湯から取り出してすぐの鉄玉子は熱を持っているので、残っている水分もすぐ蒸発してくれるのでとっても楽ちんです。
ただ、取り出す時は火傷しやすいので、穴のあいたおたまなどでそっと取り出すようにしてくださいね。
鉄玉子が完全に乾いたらキッチンペーパーなどにくるんだ状態で湿気の少ない場所に保管しましょう。保管場所に迷ったら湿気の少ない冷蔵庫の中に入れておけばOKです。
この時できればフリーザーバッグなどの密封できるものに入れておけばさらに安心です。もちろん中の空気はしっかり抜いておいてくださいね!
あと、使ったあと水につけっぱなしにするのは絶対NGですので、必ず毎回取り出すようにしましょう。
鉄玉子を水に入れっぱなしにするとどうなるかについてはこちらの記事で詳しくお伝えしています!
サビ落としの方法
鉄玉子が軽くサビてしまった場合は、緑茶を染み込ませたキッチンペーパーで表面をふいてあげればOKです。
それだけ?と思うかもしれませんが軽度のサビであればこれで十分です。サビは見た目は悪いですが純粋な鉄分なので、食べても害はありませんので安心してくださいね。
さらにしばらく使っていると鉄玉子に湯垢がついて薄い膜を形成してくれます。こうなればサビにくくなるので、お手入れもさらに楽になりますよ♪
万が一もっとサビサビにしてしまった場合は、「緑茶の茶葉と一緒にお鍋で煮込む」という方法がおすすめです。
この方法は鉄玉子が黒く変色してしまいますが、これは緑茶の成分と鉄が反応しているだけなので品質的には全く問題ありません。
詳しいやり方ついてはこちらの記事でも詳しくお伝えしているので、良ければ合わせてチェックしてみてくださいね!
鉄玉子の寿命は気にしなくて大丈夫!育てる感覚で使いましょう!
繰り返しになりますが、鉄玉子はちゃんとお手入れさえしていれば何十年と使える超コスパの良い製品なので、いつまで使えるかなど製品寿命を気にする必要はありません。
鉄玉子も他の南部鉄器と同様に使っていれば湯垢がついて錆びにくい状態へと変化していきますので、育てていくといった感じで使い続けると良いかと思います^^
また、鉄玉子は性質上お手入れしていてもサビてしまうことがありますが、サビは純粋な鉄分なので食べてしまっても問題ありません。
よほど酷い状態でなければ緑茶と煮込むことで復活させられるので、少しくらいサビてしまっても心配しないでくださいね。
これからも鉄玉子を使って、不足しがちな鉄分をしっかり補いましょう(´・∀・)ノ゚